Lenovo ideapad MIIX 310 － 日本発売は確実か、CherryTrail搭載10インチ 2 in 1

こんにちは、ウインタブ（@WTan8）です。Lenovoはスペイン・バルセロナで開催中のMWC2016（Mobile World Congress）新しいタブレットや2 in 1を出展します。この記事では最も注目したい「ideapad MIIX 310」を紹介したいと思います。この製品はおそらく日本名「Miix 3 10」の後継モデルであると思われます（というか3と10の間のスペースをとったらそのまんまやん）。したがって日本発売の可能性は非常に高いでしょう。CherryTrail搭載の、Atomファンにはうれしいスペックと価格になりそうですよ。

1.スペック

OS：　Windows 10
CPU：　Intel Atom X5-8300
RAM:　4GB
ストレージ：　64GB
ディスプレイ：　10.2インチFHD（1,920 x 1,080）
ネットワーク：　 802.11 b/g/n/、Bluetooth 4.0
カメラ：　不明
入出力：　mixroUSB 2.0、microHDMI、microSD、オーディオ
　　　　※USB 2.0（キーボード側）
バッテリー：　10時間
サイズ：
（タブレット）：厚さ9.2 mm / 580 g
（キーボード）：厚さ9 mm / 520 g
※ディスプレイはFHDがオプションで選べる、という説明あり
※LTEモデルも用意される

補足します。OSはWindows 10でおそらく64ビットだと思います。CPUはCherryTrail、RAMは4GBですから、Atom機としては高い性能が期待できそうです。また、ストレージも64GBと余裕がありますね。

Wi-Fiの方はベーシックに2.4GHz帯のみの対応で、カメラの性能は不明です。Miix 3 10はインカメラ200万画素のみ、という構成でしたが、画像を見るとこの製品にはアウトカメラもついているようです。

サイズの方はすべて情報が開示されていませんが、公表されている部分だけでもMiix 3ととは別筐体であることがわかります。それと、注記しておきましたが、この製品にはLTEモデルもラインナップされる、ということにも注意しておきたいですね。これから買うならLTEモデルかなあ、と思いますし。

2.筐体

最初にMiix 3 10の筐体から。

次にトップ画像に使ったMiix 310の画像を再掲します。

タブレット本体の相違点は少ないというか、Lenovoのロゴの有無くらいしかわかりませんが、キーボードは形状が異なっていることがわかります。従来機Miix 3 10のほうはキーボードの溝にタブレットをはめ込むタイプなのですが、Miix 310のキーボードはヒンジつきに見えますね。タブレット本体が580 gでキーボードが520 gですから、重量バランスから考えてもヒンジ付きにはできそうです。でも、今のところ公開されている画像が少ないので、何ともいえません。MWC2016に展示されればもう少し詳しい情報がわかると思います。

この画像を見るとアウトカメラがついていることがわかりますね。また、背面の色は「プラチナシルバー（Platinum Silver）」だそうです。

3.価格と発売時期

Lenovo Miix 310は2016年6月から世界販売が開始される予定で、価格は269ユーロ（約33,200円）から、ということです。ただし、269ユーロの製品の詳細スペックはわかりません。この記事で紹介しているスペック表はおそらく最上位モデルのものだと思います。ちなみに従来機Miix 3 10の実売価格は5万円前後、発売当初の価格は6万円台半ばでした。

スペック的に比較的近いと思われるのはASUS TransBook T100HA-128Sですが、この製品の実売価格が6万円弱くらいなので、Miix 310も同程度かな、と予想します。

発売が待ち遠しいと思える、良スペックの製品ですよね！

4.引用元サイト

Lenovo announces MIIX 310, YOGA 11, 14 and 15-inch laptops starting at $229：Neowin
LENOVO LAUNCHES NEW TRAVEL-READY WINDOWS 10 TABLET AND YOGA LAPTOPS：米国Lenovo公式サイト