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Lenovo IdeaPad Slim 370i (14, Intel) - 第12世代Core i5を搭載する14インチノート、サイズが小さくなり、モバイルノートとしても使えます

Lenovo IdeaPad Slim 370i (14, Intel)
レノボの14インチノート「IdeaPad Slim 370i (14, Intel)」をご紹介します。先日、この製品と同じ名称の「IdeaPad Slim 370i (17, Intel)」の紹介記事を掲載していますが、それとはディスプレイサイズが異なります。今回ご紹介するほうはモバイルノートとしても使える14インチサイズ、前回ご紹介分は大型で17.3インチサイズの製品です。ディスプレイサイズ以外の仕様には共通点が多いものの、利用シーンは全く異なりますね。

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IdeaPad Slim 370i (17, Intel)の製品詳細についてはこちらをご覧ください。
Lenovo IdeaPad Slim 370i (17, Intel) - 17.3インチの大型スタンダードノート、第12世代CPU搭載になりました

1.IdeaPad Slim 370i スペック

スペック表

  IdeaPad Slim 370i (14, Intel)
OS Windows 11 Home
CPU Intel Core i3-1215U/Core i5-1235U
外部GPU なし
RAM 8GB
ストレージ 256GB PCIe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14インチIPS (1,920 x 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB3.2 Gen1 Type-C(映像出力、USB-PD対応)、USB 3.2 Gen1、USB2.0、オーディオジャック、HDMI、SDカードリーダー
カメラ Webカメラ(720p)
バッテリー 38Whr(約7.7-7.9時間)
サイズ 324.2 x 215.7 x 19.9 mm
重量 1.43 kg

バリエーションモデル

・Core i3/8GB/256GB/Office
・Core i5/8GB/256GB/Officeなし
・Core i5/8GB/256GB/Office
※左からCPU/RAM/SSD/Microsoft Office Home&Business

コメント

CPUは第12世代(Alder Lake)の省電力タイプ(型番末尾U)、Core i3-1215U/Core i5-1235Uです。RAMとSSDは7月14日現在、8GB/256GBのみとなっています。同じ名称の17.3インチ版ではCPUがCore i5/Core i7で、Core i7ではRAM16GB/512GB SSDという構成になっていましたので、ここは簡素化されている感じですね。

ディスプレイは14インチのIPS液晶、FHD解像度です。ウインタブの過去の経験上、IdeaPadシリーズの低価格帯の製品は発色品質があまり高くありません。ただ、2022年発売のIdeaPadについてはまだ全くレビューしていませんので、改善されていることを期待したいです。

それと、この製品の前身モデルは「IdeaPad Slim 350i」になると思いますが、350iはそもそもディスプレイがIPS液晶ではなく、TN液晶なので、より視野角の広いIPS液晶に変更された、というのは大きな改善点だと思います。

通信まわりではWi-Fi6には非対応、入出力ポートはUSBの規格が低め(Gen2規格のものがない)ながら、14インチノートの構成としては標準的と言えます。

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サイズを従来モデルのSlim 350iと比較してみます。
370i:324.2 x 215.7 x 19.9 mm / 1.43 kg
350i:327.1 x 241 x 19.9mm / 1.5 kg

このように、タテ・ヨコサイズ、特に奥行き(短辺)がかなり小さくなりました。実はSlim 350シリーズの発売からこの370iの発売までの間に「Slim 360(AMD)」という型番の製品が存在するのですが、360は直販モデルではありませんでした。なので、ウインタブでメインにご紹介している直販モデルでは「1世代スキップした」ということになっています。そのせいもあって筐体サイズが大きく変わっているんですね。

2.IdeaPad Slim 370i 筐体

Lenovo IdeaPad Slim 370i (14, Intel)

IdeaPad Slim 370i(14, Intel)


Lenovo IdeaPad Slim 350i / IdeaPad Slim 350 14

IdeaPad Slim 350シリーズ(14インチ)

正面から見たところです。従来モデルのSlim 350シリーズと並べてみました。筐体サイズが大きく変わりましたので、ベゼル幅の違いがよくわかります。こうしてみると、Slim 350の筐体がずいぶん古臭く見えてしまいます。

Lenovo IdeaPad Slim 370i (14, Intel)
天板です。基本無地で他のIdeaPadシリーズと共通のデザインですが、この画像を見る限りヘアライン加工が施されているようです。筐体素材は不明で、おそらく樹脂製、あるいは天板のみ金属製と思われます。また、筐体色は「アークティックグレー」で、Slim 350iの「プラチナグレー」よりも若干濃い色になりました。

Lenovo IdeaPad Slim 370i (14, Intel)
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キーJIS配列」です。

Lenovo IdeaPad Slim 370i (14, Intel)

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。配置・ポート数・ポート仕様とも17.3インチ版の370iと全く同じです。17.3インチ版では(サイズが大きいので)少し不足しているように思われましたが、14インチ版のほうは他社製品と比較しても標準的と言えると思います。また、micro規格ではない、フル規格のSDカードリーダーがあるのはうれしいですね。

3.IdeaPad Slim 370i 価格など

Lenovo IdeaPad Slim 370iはレノボ公式サイトで販売中で、7月14日現在の価格は税込み77,572円から、となっています(Core i5/RAM8GB/256GB SSD)。この価格はスペックの割に安価とは言えますが「激安で鳴らしたIdeaPadだけに」思ったよりは少し高いかな、という気がします。まあ、円安で徐々にPCの製品価格が上がっていってますしね。

重量1.43 kgなので、モバイルノートとしても使えるサイズ感のCore i5搭載機、ということでコスパに優れた製品であるのは間違いないでしょう。比較対象としてはHP Pavilion 14-dviconDELL Inspiron 14が挙げられると思います。

4.関連リンク

IdeaPad Slim 370i(14型 第12世代インテル):Lenovo

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