Lenovo 300w Gen 3 (AMD) － 教育現場を意識した堅牢なWindows搭載の11.6インチ 2 in 1

レノボの11.6インチコンバーチブル2 in 1「Lenovo 300w Gen 3 (AMD)」をご紹介します。この製品は1カ月ほど前に直販モデルのスペック表が公開され、直販サイトでの販売がスタートしたようなのですが、「教育市場向け」という位置づけになっているため、その存在があまり大々的にアピールされていないように思われます。ただこれ「スペックいい」です。お子さん用としてはもちろんですが、ビジネスマンのサブPCとか学生さん用のPCとしてもかなり魅力的と感じられました。

1.Lenovo 300w Gen 3 (AMD) スペック

スペック表

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CPUのAMD 3015eという型番は、正直あまり耳にしたことがありません。

しかし、Passmarkが公表しているベンチマークスコアを見る限り、性能は悪くありません。「2コア4スレッド」で、ウインタブ的には「まあ使える」と評価しているCeleron N4100（4コア4スレッド）よりも若干高スコア、最新（Jasper Lake）のCeleron N5100とほぼ同等のスコアになっています。まあ、これだけ見ても性能について断定はできませんが、個人的には期待してもいいような気がしています。

RAMとストレージの容量も8GB/256GBと、このクラスとしては十分な容量になっていて、「このCPUとこのRAM容量なら、エントリーPCとしてかなり快適なのでは？」と思いますね。

ディスプレイは11.6インチのIPS液晶で、解像度はHDにとどまります。しかしこれも「結構すごい」です。「Pencil Touch」という機能がついていて「鉛筆をスタイラスのように使うことができ、PCと紙のノートを併用する学習にも最適」な上、スタイラスペンも本体に同梱されます（本体内蔵式です）。でも残念ながらペンのスペック（デジタイザー形式や筆圧対応可否など）は不明です。

コンバーチブル2 in 1筐体ということもあり、カメラはイン側、アウト側に2つ装備されています。カメラのスペックですが、すみません、表記ルールが統一されていません。インカメラは720p（HD解像度）と記載されていますが、画素数で言うと1MP程度です。

入出力ポートも11.6インチサイズのPCとしては充実しているほうだと思います。USBが合計で3つあり、いずれも3.1 Gen1規格になっていますし、HDMIやmicroSDカードリーダーも装備しています。

サイズは11.6インチノートとしては「厚くて重い」ですね。ただ、教育市場向けということでMIL規格準拠の堅牢性を備え、キーボードも耐水仕様になっているなど、かなり補強された筐体になっていますので、ここは仕方ないでしょう。

2.Lenovo 300w Gen 3 (AMD) 筐体

ASUSの製品などでたまに見かける「タフネス系」のデザインです。レノボの製品ページに詳しい説明はありませんでしたが、エッジ部分も強化されているように見えます。

天板です。筐体色は「アビスブルー」という、きれいなブルーになっています。筐体素材は不明ですが、おそらく樹脂製でしょう。

コンバーチブル2 in 1筐体なので、テントモードやタブレットモードで使うこともできます。

すみません、キーボードの拡大画像がありませんでした。日本仕様は「86キーJIS配列」となっています。11.6インチサイズなのでキーピッチはやや狭めと思われますが、この画像を見る限りキーボード面のギリギリまで幅をとっていますので、そんなに窮屈ではないかもしれません。

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側面と入出力ポートの配置です。上にも書きましたが、11.6インチノートとしてはポート類は充実している部類だと思います。また、電源ボタンと音量ボタンも側面にありますね。それと、ペンスロットもあり、赤に塗られていてデザインアクセントにもなっています。

3.Lenovo 300w Gen 3 (AMD) 価格など

Lenovo 300w Gen 3 (AMD)はレノボ直販サイトで販売中で、8月12日現在の価格は税込み53,790円です（平日22時～翌朝6時までのナイトセール価格です）。

CPU性能やRAM/ストレージ容量から考えて、ビジネスマンのサブPCとしても十分使えそうな製品だと思います。また、頑丈な筐体も別にお子さん専用とは言えず、大人にとってもありがたいはず。また、この仕様であれば5万円台前半という価格は十分に魅力的と感じます。お子さん用としても、出張の多いビジネスマンにも購入を検討してもらいたい製品ですね。

4.関連リンク

Lenovo 300w Gen 3 (AMD)：Lenovo