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Teclast F5 - 11.6インチのコンバーチブル2 in 1、使いやすそうなサイズと十分なスペックで登場!

Teclast F5
中国メーカーのTeclastが、11.6インチサイズのコンバーチブル2 in 1(ヒンジが360度回転するタイプ)「F5」を発売しました。この記事を書いている8月19日現在、メーカーと中国の通販サイト「Gearbest」がタイアップしてプレセールを仕掛けています。現状ウインタブはGearbestとはコンタクトがなくなっていて、Gearbest関連のセール情報記事などを掲載する予定もなく、せいぜい他の通販サイトとの価格比較のためにたまに閲覧させてもらう程度なのですが、このように魅力的な製品の紹介が遅れてしまったのは読者に対して申し訳なかったと反省しております。

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1.スペック

Teclast F5
CPUはGemini Lake世代のCeleron N4100でRAMは8GB、ストレージは128GB SSDとなっています。Celeron N4100はCore iプロセッサーには及ばないものの、ノートPC用のCeleronとしてはトップクラスの性能になっていますので、余裕のあるRAMと高速で比較的大容量のSSDと合わせ、ExcelやWord、Webブラウジングといった一般的なビジネス用途では十分満足できそうな実力になっていると思われます。

ディスプレイは11.6インチのIPS液晶、FHD解像度で、タッチパネルになっています。

Teclast F5
別売りでスタイラスペンも用意されていて、「Teclast F6」との組み合わせでは1,024段階の筆圧に対応します。なので、おそらくこの製品でも同様の筆圧対応となると思われます。なお、ワコムデジタイザーではないと思われますので、描き味についてはなんとも言えません。

ポートに関しては、上に記載したものは最低限含まれていると思っていいですが、おそらくプラスアルファがあるように思われます。製品画像を確認してみてそう思いました。ただし、GearbestとAliexpressにあるTeclastの直営店の記述が一致しておらず、現状詳しいことがわかりません。

また、サイズに関しても若干「揺れ」がありまして…w この製品のセールスポイントは「厚さ13 mm、重量わずか980 g」というところにあるのですが、スペック表や紹介動画を見ると「厚さ12 mm」になっていたり「重量1,081 g」になっていたりするので、「1キロ以上あったら怒るよ」という人は注意してください。

2.筐体

Teclast F5
Teclastと言えば「盛られたベゼル画像(製品画像を加工して実際よりもベゼルを細く見せる高度な戦略)」で名高いのですが、実機の紹介動画なんかを見ると、おそらくこの画像は全く盛られていないか、盛られていたとしてもごくわずかであろうと思います。ということで、公称サイズの通り、11.6インチの製品としても非常にコンパクトなものに仕上がっています。

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Teclast F5
天板です。筐体素材については説明がありませんでしたが、これだけの薄さが実現できていることから、おそらく金属(アルミ合金)ではないかと思われます。

Teclast F5
コンバーチブル2 in 1なので、このようにテントモードやスタンドモードにして使うことが可能です。この製品は手書き入力が可能なので、このように変形して使うメリットは大きいでしょう。

Teclast F5
キーボードです。残念ながら製品単体の画像はなく、このように手がついてしまっていますが、だいたいの雰囲気はわかりますね。11.6インチサイズだとキーピッチはやや狭くなっていそうですが、10.1インチサイズと比べるとかなり余裕があると思いますので、少し慣れが必要かもしれませんが、ある程度快適に打鍵ができるのではないかと思います。

Teclast F5
さらに、2017年以降の中華ノートには多く装備される、M.2スロットもあります。詳細は不明ですが、おそらく2242サイズのようですね。本体にも128GB SSDが装備されていますので、当面は拡張不要だと思いますが、これがあれば安心感が違います。

3.価格など

Teclast F5は中国の通販サイト「Gearbest」で販売中で、8月19日現在の価格は329.99ドル(37,270円)となっています。また、この製品で使える純正スタイラスペンは25.76ドル(2,907円)です。この価格は中華ノートとしてはやや高価な部類に入ると思いますが、筐体構造、システム構成などを考えると決して高いとは言えないでしょう。

Teclastの製品紹介で、この製品のグラフィック性能について「Gemini Lakeは従来のCPUと比べて30%の性能向上」とか「Webサイトの閲覧、ベーシックな画像編集、カジュアルなゲームに向いている」とかの説明があり、これは至極まっとうな内容になっていると思いました。以前のような大風呂敷ではありません。このあたりに企業としての成長がうかがえるのかもしれん、と感じました。

現状中華PCの世界でもこの製品に競合するものはないか、あってもかなり古い製品になってしまいますので、安価でコンパクトサイズのモバイルノートを探している人には有力候補になるかもしれないですね。

4.関連リンク

Teclast F5:Teclast 公式サイト(英語)
Teclast F5:Gearbest
Teclast TL – T6 / F5 Active Stylus Pen:Gearbest

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コメント

  1. 匿名 より:

    11.6インチだとキーボードはもっとギリギリ横まで広げて欲しいね。横に空白ありすぎ。

    • wintab より:

      こんにちは。そうですね。実際の使用感が気になるところですが、Gearbest専売のままだとレビューは難しいなあ…。

  2. CK より:

    teclast製品については、中国赴任中に京東で購入したf7とf6を使用しています。
    両機種とも作動が安定しており、打設感も上々です。
    コストパフォマンス的にmo優れており、一押しの製品です。
    今回発売された11.6inchiのf5は移動に適した大きさと重さなので、またまた衝動買いしそうです。