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ONE-NETBOOK A1 Pro - 7インチで豊富なポートを装備するUMPCが第11世代Coreプロセッサーを搭載!

ONE-NETBOOK A1 Pro
ONE-NETBOOK社の正規代理店テックワンがUMPC「ONE-NETBOOK A1 Pro」を発表しました。ONE-NETBOOKのA1はOneMixシリーズは異なり、どちらかと言うと「エンジニアリング向け」のイメージがありますが、OneMixシリーズが大型化した現在でも7インチサイズを堅持しており、エンジニアだけでなく一般ユーザーのファンも多い製品です。ちなみにライターのかのあゆさんもA1を購入し、現在でも毎日バッグに入れて持ち歩いています。

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今回ご紹介する「A1 Pro」は従来モデルの筐体はそのままに、CPUやRAMを強化した高性能版です。この記事では主にスペックの変更点と価格についてご案内します。なお、A1についてはかのあゆさんが実機レビューをしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
ONE-NETBOOK A1の実機レビュー - 購入しました。エンジニアだけでなく、一般ユーザーにも強くおすすめできる高い実用性と拡張性を備えた7インチUMPC

1.ONE-NETBOOK A1 Pro 概要

スペック表

  ONE-NETBOOK A1
OS Windows 11
CPU Intel Core i5-1130G7 / Core i7-1160G7
外部GPU なし
RAM 16GB
ストレージ 512GB PCIe SSD
光学ドライブ
ディスプレイ 7インチIPS(1,920 × 1,200)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
入出力 USB 4 Type-C、USB 3.0 x 2、RS-232C、LAN(RJ45)、Micro HDMI、
MicroSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ なし
バッテリー 6,000 mAh
サイズ 173 x 136 x 19 mm
重量 550 g

バリエーションモデル

・Core i5/16GB/512GB
・Core i7/16GB/512GB
※左からCPU/RAM/SSD

コメント

OSはWindows 11で、Home版かPro版か明記されていませんでした。従来モデルのA1がWindows 10 Home搭載なので、ProでもHome版が搭載されているものと思います。

CPUはA1のCore m3-8100Yから第11世代のCore i5-1130G7/Core i7-1160G7となりました。この型番はUP4と呼ばれる超省電力版(以前のCore mの流れをくむもの)ですが、過去にウインタブがテストした限り、一般的なCore i5-1135G7やCore i7-1165G7と遜色ない実力がありました。また、内蔵GPUもIris Xeになっていますので、パフォーマンスが落ちる、ということは心配しなくていいと思います。

RAMは全モデル16GBと、従来モデルA1の8GBから倍増しています。また、ストレージも全モデル512GBです。

それ以外の変更点として、まずWi-Fi6とBluetooth 5に対応するようになった、という点とUSB Type-CポートがUSB 4規格になった、という点が挙げられます。ディスプレイや筐体サイズに関しては少なくとも数値上の変更はありません。

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ONE-NETBOOK A1 Pro
ONE-NETBOOK A1は「独自開発の3軸シャフト」を採用し、タブレットモードやスタンドモードにして使うことも可能です。

ONE-NETBOOK A1 Pro
また、2,048段階の筆圧に対応するペン入力ができます(ペンは別売りで3,080円です)。

ONE-NETBOOK A1 Pro

クリックで拡大します

UMPCとしては珍しい、とも言えるくらいに豊富な入出力ポートを装備しています。まあ、エンジニア以外の人がRS-232Cポートを使用するケースはごく少ないとは思いますけどね。しかし、この豊富なポート構成がこの製品にファンが多い理由になっていると思います。

ONE-NETBOOK A1 Pro
キーボードは日本語化されていますが、さすがに配列は少々厳しいです。また、キーピッチも15 mmと狭く、個人的には「長文の入力は勘弁してほしい」と感じるレベルです。しかし、ライターのかのあゆさんはこのキーピッチでも余裕でウインタブの記事が書けるそうで、このあたりは個人差が結構大きいんでしょうね。ちなみに彼は「UMPCは7インチまで」という主張をしています。

ONE-NETBOOK A1 Pro
筐体はCNC加工のアルミ合金で、MIL規格準拠、などの説明はありませんが、高い耐久性を備えているとのこと。また、底面にはVESAマウント用のネジ穴があり、モニターアームに取り付けることもできます。

2.ONE-NETBOOK A1 Pro 価格など

ONE-NETBOOK A1 Proはテックワンが運営するONE-NETBOOK日本公式サイトで予約販売中(2022年1月下旬発売)で、12月20日現在、先行予約価格として通常価格から10%OFFで購入できます。価格は下記の通り。

Core i5:129,690円
Core i7:146,520円
※税込み価格
※先行予約価格

なお、テックワンからONE-NETBOOKのUMPCが2,000円OFFとなるクーポンをいただいております(12月30日まで有効)。購入手続きの際にクーポンコード「WLW7RJ06HA」をお使いください。

従来モデルのA1の価格は税込み78,705円から、となっています。従来モデルはCPUがCore m3-8100Y、RAMが8GB、ストレージが512GBというスペックで、Wi-Fi6には対応しませんし、USB 4も装備していません。個人的にはUMPCを単体で使うのであれば従来モデルで十分なのでは?とは思います。私は従来から、UMPCには画面サイズやキーボード(キーピッチ)にどうしてもボトルネックがあるので、そんなに高いスペックは必要ない、という考えです(個人の見解です)。

ただ、A1 Proにモニターやキーボードを接続すればメインPCとして十分使えますので、あとは用途次第かと思います。それと、ディスプレイサイズは8インチと少し大きくなりますが、GPD Pocket 3とこのA1 Proは非常によく似ており、価格帯も競合していますので、両者を比較検討されるのもいいんじゃないでしょうか。

3.関連リンク

One-Netbook A1 Pro
One-Netbook公式ストア 商品一覧:ONE-NETBOOK日本公式サイト
※クーポンコード「WLW7RJ06HA」で2,000円OFF(12月30日まで)

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コメント

  1. 近郊らぴっど より:

    UMPCもすっかり高性能になったと感じます。Atom搭載だったGPD Pocket初代の頃が懐かしいですね。
    A1 Proは7インチを堅持しているのもいいですね。
    大きい方が実用的とはいえ、それだったら普通のモバイルノートの方がいいかなと思えてしまいます。
    やっぱりUMPCは小さい事に意義があるという感じがします。

    • wintab より:

      Atom搭載のUMPCを懐かしむ、という時点で「古参ファン」ですね。…なるほど、7インチ派ですか…。私は8インチ以上派なので、たまにライターのかのあゆさん(強硬な7インチ派)とバトルになりますw

  2. 匿名 より:

    昔は4万円とかだったけど今は10万円超えるのであたらしいのでたからさわってみたいでは買えなくなっちゃいました。

    • wintab より:

      そうですよねー。私も全く同じです。依然としてUMPCに強い関心はありますけど、10万円オーバーだとそう簡単には買えません。

      昔といえば、今でも初代OneMixの記事で「このメーカー、大丈夫か?」なんて書いたのを思い出します。今や中国国内でリアル店舗51を構える大メーカーらしいです。

  3. 匿名 より:

    CPUが i5、i7になるのは今までのラインナップからして順当なんでしょうが、問題はどの程度バッテリーの持続時間が短くなるかなんですよね。 

    • wintab より:

      そうですね。レビュー機会があれば測定してみたいですが、他のCore i5/i7を見ていると、おっしゃるとおり駆動時間には不安を覚えます。