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ONDA V919 Air CH - 独特なデザイン、高い質感、最新スペックの中国タブレット(実機レビュー)

ONDA V919 Air CH
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は中国タブレット「ONDA V919 Air CH」の実機レビューです。早いもので中国タブレットの実機レビューもこれが5台目となりますが、この製品を含め、実機はすべて海外通販サイト「GEARBEST」からの提供を受けています。この場を借りてGEARBEST社に御礼申し上げます。ありがとうございました。

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「ONDA V919 Air CH(以下、単にV919といいます)」は「最新」言ってもよい製品で、スペック、デザインとも非常に魅力的なものです。

1.スペック

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 9.7インチIPS(2,048 x 1,536)
ネットワーク:  802.11b/g/n、Bluetooth
カメラ: イン2MP / アウト2MP
入出力: microUSB、microHDMI、ヘッドフォンジャック、microSD
バッテリー: 7,200mAh、最大7時間
サイズ: 239 x 169 x 8mm / 重量 450 g

実機レビューに入る前に、簡単にスペックのおさらいを。V919はOSに64ビット、CPUにCherryTrail世代のAtom x5-Z8300、RAMが4GB、ストレージが64GBと最新Atom機としては理想的なスペックに加え、9.7インチ、解像度2,048 × 1,536(アスペクト比4:3)と、「iPadクローン」というべき高精細かつWindowsとして特殊な画面サイズを持つ製品です。このスペックで実売価格が21,434円(2016年1月15日現在のGEARBEST価格)ということなので、日本製品では望めないようなコストパフォーマンスと言えます。

この実機レビューではこのスペック表を念頭に、筐体の質感、操作感、そして性能テストをしていきたいと思います。

2.開封

ONDA V919 Air CH 外箱
実機レビューでは毎度おなじみの「外箱」です。そしてまた、今回も特にこの外箱について書くことはありません。まあ、シンプルであまり中国っぽくはないですかね。

ONDA V919 Air CH 同梱物
箱の中身です。タブレット本体のほか、ACアダプタ-(US Plugを選択するとついてきます)、USB-microUSBのケーブル、取説(英語すらなし)、保証書、検査合格証が入っていました。ACアダプターがついていたのはラッキーでした!また、タブレットには液晶保護フィルムがついています。そのままでも使えますが品質はよくないので、気になる人は張り替えることになると思います。

ONDA V919 Air CH 初期設定
個人的に歓迎だったのがこれです。電源を入れたら初期設定画面になりました。中国タブレットを購入すると、初期設定が済んでいることが多くて、なんとなく(そう、なんとなく)不安になるのですが、今回は初期設定から始められました。デフォルトでは中国語ですが、最初に英語を選択して、英語で設定をすることができます。残念ながら日本語はなし。

3.筐体

ONDA V919 Air CH 筐体上部
では筐体をチェックしてみます。まずは上部です。V919はポート類が少なく、すべて上部に集中しています。画像の左から「オーディオジャック」「microUSB」「microHDMI」すこし空いてマイクがあります。

ONDA V919 Air CH 筐体下部
下部(底部)には何もありません。

ONDA V919 Air CH 右側面
右側面にはWindowsタブレットとしては標準的な位置に電源ボタンと音量上下ボタンがあります。ボタン類のたてつけはよく、カチッと押せます。また、画像の中央にmicroSDスロットがありますが、カバーで覆われています。低価格なWindowsタブレットの場合、microSDスロットの孔がむき出しになっていることが多いので、これは好印象です。

ONDA V919 Air CH 左側面
左側面にはなんにもありません。

ONDA V919 Air CH 背面
背面はシャンパンゴールドです。素材は金属(おそらくアルミ合金)で、上下がプラスティック製です。

ONDA V919 Air CH 背面アップ
質感は悪くありません、というかいいです。アルミとプラスティックの継ぎ目に少し隙間がありますが、特に責め立てるような気にはなりません。このクラスのタブレットとしては十分、いや十二分に合格点をあげることができます。

ONDA V919 Air CH Teclastとの比較
せっかくなので同じ「iPadクローン」の「Teclast X98 Pro」と並べてみました。Teclastのほうも質感は十分合格点をあげられるのですが、質感については見た感じ「いい勝負」です。ただ、この画像によって、V919のスピーカーがモノラルだ、ということがはっきりとわかりますね。

ONDA V919 Air CH Teclastとの比較2
アップで見てもいい勝負ですよね?

ONDA V919 Air CH Teclastとの比較
ただし、筐体のエッジ部分の処理はTeclastのほうがよりiPadっぽくラウンドしているのに対し、V919のほうは独自性があるというか、角ばっています。

ONDA V919 Air CH Teclastとの比較4
表面を比べるとよりはっきり違いがわかります。Teclastの方は非常にiPadっぽいですが、V919は形状こそiPadに似ていますが、デザインは異なります。このあたりは好みがわかれるところだと思いますが、個人的には独自性のあるV919のデザインは評価してあげたいですね。

なお、V919の公称の重量は450 gとなっていて、これが本当(失礼!)だったらすごい軽量、ということになるのですが、実際に重量を測定してみたら「483 g」でした。少し盛ってますね。しかし483 gでもかなり立派で、10インチタブレットとしては高く評価できる重量です。

4.システムの状況

ONDA V919 Air CH システム情報
初期設定を済ませた直後のシステム情報です。スペック表の通りの構成になっていますね。またWindows 10のバージョンは「1511(Threshold 2)」となっていて、工場出荷の時期がかなり新しいということがわかります。
ONDA V919 Air CH ストレージ情報
ストレージの空きはこんな感じです。余計なプリインストールソフトはほとんど見当たりませんでした。

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私はこれまでChuwi、Teclast、Cubeの各メーカーの実機を試用したことがあり、今回はじめてONDAの実機を試用することとなりましたが、「ハードディスクの中身」はONDAが一番キレイだったと思います。なぜかPro版のOSが入っているとか、中国語のプリインストールソフトが大量に入っているとかいうこともありませんでしたし、上の方に書いたとおり初期設定から操作を開始できた、というのも好感が持てました。その意味ではONDA製品は信頼性が高いと感じます。

5.使用感

V919の使い心地はかなりいいです。ディスプレイにあまり品質のよくない保護フィルムが貼ってありますが、それでもタッチ操作は快適ですし、ウインドウの開閉、アプリの立ち上げもかなりキビキビしています。「へんな引っ掛かり」がほとんどありませんでした。

ONDA V919 Air CH 4K動画
YouTubeで4K動画を再生してみましたが、かなり満足のいく画質でした。このあたりはiPadクローンとして高精細なディスプレイを使っている強みです。ただしYoutubeの4K動画は(私の利用環境だと)ネットワーク速度がボトルネックとなり、カクカクになります。Webで探したサンプル動画をダウンロードして再生してみたら快適に再生できました。

ONDA V919 Air CH Excel mobile
Cube iWork 11 Excel mobile
これはExcel Mobileのスクリーンショットです。上段がV919、下段がCube iWork 11(1,920 × 1,080、アスペクト比16:9)なのですが、表示されている行列番号がかなり異なることがわかります。どっちがいい、ということは何ともいえませんが、サイズ感の近いタブレット(V919は9.7インチ、iWork 11は10.6インチ)でも使い勝手は違うもんですね。

ONDA V919 Air CH 艦これ1
ブラウザゲームはV919のスペックでもちょっと苦しいものがあります。艦隊これくしょん~艦これ~」は比較的軽快に動いてくれるのであまり不満は感じませんが、他の多くのゲームの場合、もっさりした動作になってしまいます。自宅でやりこんでいるゲームがあって、職場の昼休みにデイリーミッションをこなしておく、くらいなら大丈夫だと思いますが、V919をブラウザゲーム専用機と位置づけるのは無理がありますね。

ONDA V919 Air CH  艦これ2
しかし、V919のアスペクト比とブラウザゲームの画面レイアウトというのはベストマッチングです。ひとつ上の画像のところで画面をタップしてやるとゲーム画面が拡大され、「ほぼピッタリ」表示されるんです。少なくとも艦これはかなり快適でした。

ONDA V919 Air CH DDONが縦長に
不具合というか、このアスペクト比で困ったことがひとつだけ。上の画像は「ドラゴンズドグマオンライン」のベンチマークソフトを起動したところなのですが、タテに伸びちゃってますよね。設定アプリでディスプレイの解像度調整ができるので、これは回避できますが、その代わり画面の上下に余白(黒いんですけどね)ができてしまいます。私が試した限りではこのソフトウェアだけでこういうことが発生したのですが、他にも同様なことが発生する可能性はあるかもしれません。

あと、カメラですが、「イン200万画素 / アウト200万画素」という数値に偽りはなかった、というか、要するにあんまり使いものになりません。メモ代わりに使うということならOKですが、スナップ写真を撮る、ということは考えないほうがいいでしょう。それとスピーカーについてはモノラルで音質もあまり評価できません。もちろん日常の利用には支障がありませんが、音楽を聴くということであればヘッドセットか外付けのスピーカーが必要でしょう。

6.性能テスト

ウインタブの実機レビューでは恒例になっているのですが、まずはオンラインゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトウェアと「ドラゴンズドグマオンライン(DDON)」のベンチマークテストを行い、スコアを測定してみました。これらのオンラインゲームがちゃんと遊べるか、という目的ではなく、他のタブレットと、特にグラフィック処理系の性能比較がしやすい、というのが理由です。

ONDA V919 Air CH ドラクエベンチ
参考:
ドスパラ Diginnos DG-D11IW(Core M5Y10c): 2,933
HP Stream 14-z000(AMD A4 Micro-6400T APU): 2,106
BungBungame Photon 2(AMD A6 Micro-6500T APU): 2,024
Cube iWork 11 Stylus(Atom X5-Z8300): 1,817
Teclast X98 Pro(Atom X5-Z8500): 1,517
Cube iWork 8 Ultimate(Atom x5-Z8300): 1,448
HP Pavilion x2 10-j000(Z3745D): 1,199
acer Aspire Switch(Z3735F): 1,101
Diginnos DG-D08IWB 32GB(Z3735F): 1,097

ドラクエベンチはわりと測定値にバラツキが出ます。V919の場合は最低値で1500強、最高値で1,850程度となりました。Atom x5-Z8500とワンランク上のCPUを搭載するTeclast X98 Proは、上の参考データでは1,517となっていますが、最高値では1,800以上のスコアが出ているので、V919のほうがTeclast X98 Proよりも上、ということは言えません。おそらく互角位だと思います。それにしてもCherryTrailはゲームソフトのベンチマークテストでは確実にBayTrailよりも数段高い数値になりますね。

ONDA V919 Air CH DDONベンチ
参考:
ドスパラ Diginnos DG-D11IW(Core M5Y10c): 1,372
Teclast X98 Pro(Atom X5-Z8500): 1,048
Cube iWork 11 Stylus(Atom X5-Z8300): 911
Cube iWork 8 Ultimate(Atom x5-Z8300): 774
acer Aspire Switch 10(Atom Z3735F): 469

個人的な意見としてはDDONベンチのほうが測定値のバラツキが小さく、CPUの性能差が出やすいように思います。このテストではTeclast X98 Proのほうが良いスコアになっていて、なんとなく納得、という感じですね。もちろんV919のスコアもAtom機としては立派だと思います。

7.感想

初めて試用するONDAの製品でしたが、まずOSの状態がクリーン(行間を読んで下さい)で安定しているように思われたこと、筐体の質感が高いこと、そしてスペックなりのパフォーマンスがあることが確認できました。これまで試用してきた中国タブレットの中でもかなり高評価をしていいでしょう。一方でスピーカーがモノラルだとか、カメラ性能が低いとか、価格なりの性能になっている部分もありました。

しかしこれ、21,434円なんですよね。この価格を思うと、まず文句は出ない、というか大満足、って言えるんじゃないか、と思います。今回の試用でONDAというメーカーにも好感を持てましたし、もはや中国タブレットもメーカーを意識して選ぶ時代になったかな、と感じました。

8.実機提供元サイト

Onda V919 Air CH Tablet PC: GEARBEST
※海外通販を利用する際は、通販サイトの取引ルールをよく確認してからにしましょう。

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コメント

  1. 匿名 より:

    一番気になっていたタブレットでした。ありがとうございます。
    是非稼働時間も試していただきたく思います。そこだけが買えずにいる点です。。

  2. takeota より:

    第三者です。早々に購入して使っています。
    バッテリーはそこそこ持つ印象です。バッテリー情報では7150mAhくらいでした。
    ディスプレイ輝度にもよりますが、ブラウジングやオフィスなど実使用で6時間以上は十分確保されてると思います。

    また初期設定だとスリープでも1時間数%消費しますが、色々設定を変更することで改善可能でした。

    • wintab より:

      takeokaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。実機レビューは試用時間が短く、しっかりバッテリー稼働時間をチェックするのが難しく、また面倒にもなってしまうところ、フォローをいただきありがとうございました。個人的にはこの製品は相当な「当たり」だと思います。いいお買い物をされましたよね!

  3. 匿名 より:

    比較の詳細まとめ素晴らしいですね。参考になりました。
    デュアルOSでスペックがほぼ同じのteclast製とonda製のどちらを買うかずっと悩んでいます。
    初期設定がしやすく不要なアプリが少ないという点でonda製は評価できますね。ただ、YouTubeや比較画像などからどうしても画質や質感がteclast製品のほうがいいように思えてしまいます。
    Nexus7とwindowsノートPCを使ってる親父にプレゼントしたいので、やっぱりいいものを考えてしまいます。
    AsusのデュアルOSが発売されてれば購入予定でした。
    OS切り替えの簡単なonda製品がいいと思いつつ決定打がありません。
    どれも似たり寄ったり総合的にどちらがいいのか?
    何かアドバイスいただけるとありがたいです。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。Teclast X98 Proは当初「BIOSループ」の不具合があったりして、挙動が安定しませんでした。BIOSアップデートをして、現在は比較的安定しています。デュアルブートであることを優先する場合、中国タブレットでも最新機種の中で対応しないものが増えていて選択肢が少なくなっています。なので、Teclastになると思います。一方製品としてはこの製品とTeclastは甲乙つけがたいと思います。デュアルブートをどう評価するかでしょう。個人的にはシングルブートのほうがストレージも確保できるし、OSアップデートのたびに心配しなくて済むので、好みではあります。

      • 匿名 より:

        アドバイスありがとうございます。
        Androidをメインで使ってるので、シングルブートでもいいんですが、単に画像が大きくなっただけだと面白味がないんですよね。
        狙いは64GBでその他の領域はmicrosdでカバーしようと考えています。
        中華タブレットでもやっぱりteclast製品のほうが良さそうですね。
        単に技適の問題だけで、中華だからといって無視できないスペックとコストになってきました。日本のメーカーも見習ってもらいたいです。

        • wintab より:

          こんにちは、コメントありがとうございます。個人的な意見として、Teclast,ONDAは経験上いい製品だと思います。Chuwiはスペックが高いですがHi8は若干不具合があったり筐体が安っぽかったりしました。でも8インチタブレットは全般にそういう傾向がありますからあんまり責められないかな。

  4. Feya より:

    私も早々に購入した者ですが、皆様のように使いこなしてはおりません・・。
    ライトユーザーな私の使い方では、バッテリーの持ちは異常なくらい長いです。

    • wintab より:

      Feyaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。バッテリー情報ありがとうございます。早々とご購入されたんですね。私はこの製品はアタリなんじゃないかと思います。

  5. 匿名 より:

    1月23日にGearBestに注文しました。
    25日に出荷お知らせのメールが来て、なんと今日(26日)届きました。
    前回、Teclast X98 Proを購入した時より随分早く届いたので驚きました。
    なんというか、不自然なくらい早い気がします^^;

    軽く使ってみた感じ、X98 Proより安心感/安定感が高いような感触です。
    バッテリーの減りかたも、こっちのほうがゆっくりだと思います。
    これは「買い」ですね。

  6. やっすん より:

    v919 air dualを購入したのですが、windows10側の初期化途中でループに陥ってしまい起動できず困っています。
    セーフモード等の方法も判らず…。
    判るようでしたらお教え戴けませんでしょうか?
    宜しくお願いします。

    • wintab より:

      やっすんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。すみません、同じ内容の質問をいただいたことがあるのですが、デュアルブート機でそのような状態になってしまった場合の対処は私わかりません。クリーンインストールすれば大丈夫かな、と思いますが、その場合Androidが消えてしまうと思います。特に初期化中だと本当に何とも言えません。すみません。

  7. takeota より:

    読者レビューのほうにはコメント欄がなかったので、こちらに書き込ませていただきます。
    あるえふさん、レビューありがとうございました。耐久性は未知数ですが最高にCPの高い、いじりがいのあるタブレットと私も感じています。

    一点、スリープから復帰などの際に画面が真っ暗、・・・の不具合ですが、当初私も発生しており個体の問題ではなく、結論から言えばドライバの問題でした。
    ネットワークに接続された状態で、デバイスマネージャのディスプレイアダプターからドライバの更新を行うことで最新のディスプレイドライバが適用されます。
    適用後、当方ではこの事象はなくなりました。

    以上、参考になれば幸いです。
    コメントが目に留まるといいのですが・・・余計なお世話でしたらすいません。

  8. akrn より:

    2016/3/21の深夜に発注し、2016/3/25にDHL/佐川急便で受け取ることができました。あまりの速さにびっくりしております。すでに英語化されていたので、日本語化も簡単に終わり、半日ほど読書とネットサーフィン・メールと使ってみましたがまったく問題ありません。画面サイズの割には軽いし、薄いしとても満足しております。 ただし、以下に示すように少しチャレンジが必要となりました。

    【初回の回復ドライブ作成】
    回復ドライブ作ろうとしたら、異様に進行速度が遅く、電池90%残量から出発したのに、結果として6割ぐらい進んだところで電池が切れてしまった。USBを抜いて再充電して、再起動したら、どうもスリープ状態だったみたいで、回復ドライブの進行バーが見えたと思ったら、「異常終了」見たいなメッセージがでて、回復ドライブ作成が終了です。USBメモリー抜いた状態でスリープ解除ですから当たり前ですね。

    【2回目の回復ドライブ作成】
    初回はTDKの8GBメモリーを使ったことから、不足かなと思い16GBメモリーに変更。初回はマイクロSDを入れたままだったので、取り外した。さらに言語モードを英語モードにもどしてやってみたが、最初の10%ぐらいはすこし早くなったかなと思ったが、やはり60%ぐらいで電池切れ。 USBメモリ調べると6.5GBぐらいできているので、ほとんど書きこまれていると思われる。 あきらめて再充電し、まずは外付けハードディスクにシステム丸ごとバックアップしたら、すんなり20分程度で完了。

    【3回目の回復ドライブ作成】
    再度、日本語モード(システムロケールも日本語)にし、USBメモリー16GBにてトライする。今回は99%充電から開始したが、5時間40分で進行バー表示が6割程度しか進んでいない。でもバー表示は微々たる速度ではありますが、進行しています。このとき電池24%ぐらい。すこし昼寝して戻ってきたら、ストップウォッチ7時間35分で本体は真っ暗になり電池切れ。これまでの3回の経験から、電池容量は最低6時間は稼働していることがはからずも実証されたようです。
    これから4時間ほど充電してみて、USBを再接続し、スリープ解除からチャレンジしてみます。 とりあえず、システムフルバックアップ取れているので、なんとかなるでしょう。

    ネット上で同様な症状が無いかをonda forum他を探したのですが見つけられませんでした。 ASUS X205TAにて回復ドライブを作成したところ、90分程度かかったので、意外に時間はかかるものだなと実感しましたが、このV919 air chは時間かかり過ぎです。 何が悪さしているかわからない状態ではシステムの初期化も怖いし、画面のレスポンスは、NEC TW708BASに比べると一瞬遅いような気がするので、何かドライバーが変なのかもしれません。 本当はクリーンインストールしてみたいところですが、そちらの方が危なそうです。 普通には使えているので、慎重に対応するものとし、しばらく様子を見て見ようと思います。

    • wintab より:

      akrnさん、こんにちは、コメントありがとうございます。また貴重な情報をいただきましたこと、感謝いたします。しかしこれ、厳しいですね。回復ドライブが作れないなんて聞いたこともないです。ONDA製品は読者の方にレビューをお願いしているので、継続的に情報をいただくようにしたほうがいいかもしれません。OSのプロダクトキーは控えておいたほうがよさそうですね。

      • akrn より:

        wintab様 その後の状況です。

        予想どおり、回復ドライブ作成中に電池切れになると、再充電後の起動はスリープからの復帰になるようでして、再充電後に回復ドライブ作成中のUSBメモリーを再接続してから起動すると、無事に回復ドライブ作成再開しました。
        その後、90分にて無事回復ドライブが作成できました。 回復ドライブの書き込み量は7.5GBなので、システム要求された8GBではやはり足りなかったようです。

        回復ドライブの実質作成推定時間は7時間+1.5時間=合計8,5時間です。どう見ても正常とは思えません。しかし外付けHDへのシステムフルバックアップは普通にできたので、ますます訳が分かりません。

        とりあえずエラーメッセージは一切でてないので、無事できたのではと思いますが、この回復ドライブが本当に使えるのか、はなはだ不安です。 何かあればシステムフルバックアップで対応するつもりです。とりあえず、microsoftコミュニティへも質問投稿しておきました。

        次回、購入するときはやはり電源接続とUSBポートが独立しているものにしようと思いました。でもV919のデザインと使い勝手はとても気に入ってます。

        • wintab より:

          akrnさん、こんにちは、コメントありがとうございます。なんかすんごく勉強になりました。私は最近中国タブレットを読者レビューのほうに提供してしまっているので、個々の製品の利用期間が短く、不具合の究明ができていませんでした。少し脱線しますが、手元にあって毎日使っているCube iWork 11 Stylusのほうがいい感じに不具合が出てきているので、近日中に「中国タブレットの不具合」という記事を書くことを考えています。その場合想定されるのはコメント欄があっという間に埋まる、ということです。おそらく中国タブレットを使っている方々は多かれ少なかれ不具合に遭遇されていると思うので。そういうことを開示していくのもウインタブがやるべきこと、という気もしています。