ONDA V891w CH － 8インチタブレットをそのまま大きくした感じの8.9インチWindows タブレット

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。中国製品にも9インチ（正確には8.9インチ）タブレットというのがありますが、数はそんなに多くなくて、8インチと10インチがメイン、というのは間違いないです。今回はONDAの8.9インチ「V891w CH」を紹介します。ONDAのタブレットで型番に「CH」がついているとCPUはCherryTrail、という意味のようで、この製品もスペックは最新と言っていいものになっています。

1.スペック

OS：　Windows 10 Home + Android 5.1
CPU：　Intel Atom x5-Z8300
RAM：　2GB
ストレージ：　32GB
ディスプレイ：　8.9インチ IPS （1,920 x 1,200）
ネットワーク：　802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力：　microUSB、microSD、オーディオ
カメラ：　イン2MP /アウト 2MP
バッテリー：　5,800mAh
サイズ：　230.2 x 146 x 9.6 mm　重量 427 g

補足します。8.9インチサイズですが、10インチよりは8インチに近い構成になっています。OSは中国タブレットの標準とも言えるWindows 10とAndroid 5.1のデュアルブート、CPUはCherryTrail世代のAtom X8300、RAMが2GBにストレージが32GBと、ディスプレイサイズを除けば典型的な中国の8インチタブレットのスペックです。また、入出力ポートもmicroUSBがひとつだけなので、これも8インチタブレットと同様と言っていいでしょう。

ただし、ディスプレイは1,920 × 1,200と高精細ですね。そして、サイズ感もかなりいいと思います。特に重量が427 gというのはちょっと前の8インチタブレットとそう変わらない重さなので、8.9インチとしては立派だと思います。

10インチサイズの場合、キーボードを接続しての利用頻度が高くなりますが、この製品の場合は本体の拡張性が乏しいため、どちらかというとタブレット専用機的な使い方になると思います。つまり、8インチタブレットのりようイメージとそう変わらない、ということになるでしょう。

2.筐体

トップ画像とこの画像はメーカーサイトにあったものを転載しています。明らかにベゼルの太さが違いますよね。特にトップ画像は加工しすぎでしょう。メーカーからしてこういうバカなことをしてるから、いつまでたっても中国タブレットは信用されないんです。もともと低価格が魅力なんだから、いいカッコせずにありのままの姿を掲載すればいいのにね。

背面はプラスティック製だと思いますが、指紋のような型押し加工がしてあり、滑りにくくなっています。中国の、特に8インチタブレットではこのような加工を施されているものをよく見かけますが、個人的には、滑りにくいしなんとなく強度も出そうなので好みです。

メーカーサイトにはキーボード装着時の画像がありました。8.9インチなので、キーボード接続での利用もそこそこ快適だと思います。ただし、このキーボードを販売している通販サイトを見つけることができませんでしたw　おそらくBluetooth接続になると思うので、サードパーティ製のでもいいかな、と思います。

3.価格

ONDA V891w CHは中国の通販サイト「GEARBEST」で販売中で、この記事を書いている6月15日現在の価格は112.89ドル（12,678円）です。私がこの製品を紹介したいと思った最大の理由はこの価格にあります。ここまで記載してきた通り、この製品はスペック的には典型的な8インチタブレットと全く同様で、ディスプレイサイズのみ一回り大きくなっています。そして価格の方は8インチの最新中国タブレットとほとんど変わらないか、1,000円か2,000円だけ高い、ということですね。

重量も420 gということなので8インチタブレットと比較してそれほど重い、というわけでもないですし、価格差も非常に小さいので、これってかなりお買い得だし、ニーズのある人もいるのではないか、と思いました。

4.関連リンク

Onda V891w CH 2 in 1 Tablet PC：GEARBEST