こんにちは、ウインタブです。inateckのLANアダプターつきUSBハブの読者レビューになります。この製品については「inateckのイヤフォンとハブとハブのレビュアーを募集します。GW企画っすね」という記事でレビュアーを募集し、GW時期であり、製品の価格もそんなに高額なものではない、ということで「(レビューの文字数は)100字でいいです」と自分なりに念押ししておいたつもりでした。
本当に頭下がりますわ。レビュアーの「悠凪さん」は、製品の価格なんてどうでもよくって、興味のある製品をレビューするのが楽しいと思ったから応募してくれたんだろうと思います。この製品のレビュアー募集は「抽選」形式でしたし、応募者もかなり少なかったのですが、いただいたレビューの品質は本当に素晴らしく、当選したレビュアーよりもこういう記事を掲載できるウインタブこそラッキー!と思っています。では「悠凪さん」の「私が100字でお願いしたレビュー」をどうぞ!
目次
1.はじめに
はじめまして、悠凪と申します。この度は、ウインタブ様に「Inateck USB3.0 3ポートUSBハブ + LANアダプター」のレビューの機会を頂きまして、ありがとうございます。レビュー記事を書くのは数年ぶりなので拙い文章になると思いますが、よろしくお願い致します。
今回は、私が所持している端末のONDA V919 AirとLenovo Yoga260で使用してみたレビューを書いてみたいと思います。V919 Airの方はウインタブ様のサイトで知り、購入に至ったのでそれを使ってレビュー出来るのを嬉しく思います。
2.製品概要(公式サイトから引用)
まずは、簡単に製品の概要を。といっても公式HPから特徴的な所を抜き出して来ているだけです。
公式HP:Inateck 3ポートUSB3.0 + 1ポートRJ45 USBハブ HBU3VL3-4
インタフェース: USB 3.0 x 3 + RJ45
ケーブルの長さ: 300mm
重量: 59g
寸法: 110 x 32 x 20mm
・超高速のUSB3.0(理論上では、最大の転送スピードは5Gbpsに達します)、ギガビットイーサネット接続リソースを完全に利用できます。IPv4/IPv6のプロトコル、デュアルチャンネル転送モード、自動転送および規制を逆にデータストリームをサポートしています。
・最大1000Mbpsまでのスピードをサポートし、10/100Mbpsのと下向きに互換できます。
・IEEE802.3az(効率的なエネルギーを持つイーサネット)をサポートしています。IEEE802.3、IEEE802.3u、IEEE802.3abに対応しています。
・IEEE802.3xフロー制御とバックプレッシャーのフロー制御半二重動作と全二重動作をサポートしています。
3.開封とサイズ比較
写真に写っている箱の中に製品と説明書が同封されている形で到着致しました。製品本体についてはケーブルがちょっと固いかな、と感じました。また、説明書は全て英語でWindows、MacOS両方での使用方法など書かれています。私の場合、後述で詳しく書いておりますが、接続するだけで正常に使用可能でしたので説明書はさっと目を通したぐらいです。(一応公式サイトの方に日本語の説明書もあるみたいです)
ONDA V919 Airと自室に転がっていたUSB2.0 4ポートハブを横に並べてみました。こうして別のUSBハブ製品と比較してみるとHBU3VL3-4は少し大きいなと感じますね。ただし、こういった製品の用途的に、持ち運びや据え置きコードの延長として置いておくといった場合は十分許容範囲内だと思います。実際私もバックに入れて持ち運んでみましたが、特にサイズ的な不満はありませんでした。また、ポート間隔的にも所持しているUSB機器を刺してみましたが特に違和感なくスムーズに接続できました。
4.実際に使ってみる
先ほど、接続するだけで使用できた、と書きましたが公式サイトのほうで各種OSのドライバがDL出来ます。うまく動作しないといった方はそちらを導入して再度試してみるといいかもしれません。今回はあくまでレビューですので、ここではURLの紹介のみに留めております。
公式サイト:取扱説明書&ドライバ(XP,7,8,10,Linux,Mac OS)
ONDA V919 Airで使ってみる
まさに今回私がこのレビュー企画に応募した目的であると行っても過言ではない中華タブで使ってみます。ウインタブ様でも少し触れられていましたが、技適マークがない中華タブを扱う上で有線接続出来る環境というのはとても重要です。丁度その環境がないこともあり、今回の3製品のレビュー募集はこの製品即決でした。
早速使ってみようと思いますが、V919 Airの場合、ポートがmicroUSBの都合上変換ケーブルを使用します。タブレット製品だとほぼmicroUSBですので別途変換ケーブルは必須だと思います。と言っても写真で使用しているものは近所の100均で買ったものですし、そんな感じでもしっかり動作は確認出来ました。
LANケーブルがPCデスク上までしか伸びず、結果として、PCデスク上での撮影になったのですが、背面が暗く写真が見づらくなってしまいました。ご容赦ください。
有線接続してどうしようと悩みましたが、ここは適当な回線速度計測サイトを使用した結果を貼っておきます。小さくて数字が見づらいと思いますが、
DL速度:116.80Mb/s
UP速度:91.77Mb/s
となっています。最も回線速度は個人の契約や住まいの(私ですとマンション住まいですのでその辺)トラフィック事情に影響されるものですのであくまでひとつの結果として捉えて頂ければと思います。
画像は無いですが、勿論同時にUSBメモリーを接続してのファイルのやり取りもしっかり出来ております。前までは一々microUSB変換ケーブルとUSBメモリーを繋ぎかつ、1つのUSBメモリーしか接続できませんでしたが、これなら同時に3つのポートを使用でき、ネットへ有線接続も出来ます。ということは、キーボードやマウスなんかを繋ぎつつ本格的な作業なんかも出来ちゃうわけです。なんという便利製品。
また、当たり前の事ですが、本体に1つしか無いmicroUSBポートを使用する関係上充電しながらの使用は出来ません(別途充電ポートがあるなら別ですが)。その為、いくら有線接続でネットに接続でき、YouTube視聴やゲームが出来ると言っても長時間やればその分バッテリーも減りますのでその辺りは注意が必要です。
また、LANポートとUSBポートを同時使用する様な環境で数時間使ってみた所「HBU3VL3-4」本体が若干熱くなっていました。今回耐久面での確認はしておりませんが、その辺りも長時間使用する場合は確認してみたほうがいいかもしれません。
Lenovo Yoga260で使ってみる
今回は最近購入したYoga260が手元にありましたので、そちらでも使用してみました。Yoga260はLANポートが無いため、接続方法が無線接続のみになります。その為、有線接続での接続が出来ません。最も私のノートPC使用目的上、有線接続で使用はする予定はあまり無いのですが…。私はまだそういった経験はありませんが、例えば出張や旅行、私で言えば現在就活中でホテルを利用する機会が多いのですが、そのような時に部屋に有線環境しか無い、といった時でも「HBU3VL3-4」1つ入れておけば安心出来ますね。(と言っても昨今そんな場合があるのかはわかりませんが)
というわけで接続してみました。机の背後が汚いのはスルーしてください。今回は回線速度など計測していませんが、体感上は不便なく有線での接続にてブラウジング可能です。また、Yoga260はUSB3.0ポートですのでUSB3.0対応のUSBメモリーを接続して速度計測も行ってみます。
ベンチマーク
ツール:CrystalDiskMark 5.1.2
テスト製品:USB3.0 Express ST1-2 ST3U28ES12 [128GB]
こちらが「HBU3VL3-4」上に接続したUSBメモリーのスコアとなります。普段こういったベンチを取る機会は無いので詳しくは説明出来ないのですが、速度的には十分USB3.0としてのスコアが出ていると思います。
念のため、Yoga260本体に直接接続した場合の結果も貼っておきます。
この様な結果になっています。「HBU3VL3-4」上での速度とほぼ変わりませんね。ということでしっかりと機能を満たしていますね。まぁ製品として提供されている以上当然のことなのですが、一応確認という名目でベンチマークを取ってみました。ノートPCはポート数が少ない場合が多いので助かると思います。
5.気になった点
個人的にはレビューを書く場合、全て褒めるのではなくきちんと気になった点があればそちらも書くようにしているのでそういった所も書こうかと。
Amazonレビューにて書かれておりますが、人や環境によっては正常に動作しない(不安定な?)場合もあるみたいです。こういった場所のレビューを全て信じろ、とは私も思っていませんが、ハードウェアである以上どうしても製品との相性はあると思います。そしてそれは使用対象が中華タブレットの場合、より顕著になるような気がします(うちのV919 AirはBluetoothキーボードとの相性が最悪なので)。勿論製品として販売されている以上、一定の安定性は保証されていると思いますので、そこまで神経質になることはないと思いますが…。少なくとも私の環境では正常に動作していますし、そういったレビュー件数は全体からすると少数ですし(話題に出しておいてあれですが)。似た製品も同様に不安定報告あったりするので、USBポートとLANポートを合わせた製品では少ないながらそういった報告があるのかもしれません。
6.まとめ
今回、レビューという形で「HBU3VL3-4」を提供して頂きました。本レビューでは2つの環境で使用してみましたが、私個人の感想としては、両環境で有線LAN接続・USBハブとしての機能を十分果たしてくれることを確認していますし、とても満足しております。これ1つあれば2役の働きをしてくれるわけですし、持ち運びにも困りません。そういった意味ではこれは私の中で手放せない機器の1つになったかな、と思います。
今回はレビュアーという形でこういった企画に参加することが出来、良かったと思います。価格面と耐久面は今回考慮していない記事となりますが、それ以外でこの製品を使用して私が感じたことを精一杯書いたつもりですのでそれが読者様の購入等一考の手助けになれば幸いです。
そして、この様な場を提供して頂きましたウインタブ様、本当にありがとうございました。
7.関連リンク
inateckのイヤフォンとハブとハブのレビュアーを募集します。GW企画っすね:ウインタブ
Inateck 3ポートUSB3.0 + 1ポートRJ45 USBハブ HBU3VL3-4:inateck公式サイト
Inateck USB3.0 3ポートUSBハブ + LANアダプター
Inateck USB3.0 3ポートUSBハブ + LANアダプター:Amazon
※inateckは日本で直販サイトの運営をしておらず、Amazonのみに出品しています。