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GPD WIN 4 - ハイスペックなゲーミングUMPCのニューモデル、製品詳細が公開されました!

GPD WIN 4
GPD社のゲーミングUMPCニューモデル「GPD WIN 4」の製品仕様が公開されました。9月21日現在、まだ発売日や価格は明らかになっていませんが、かなり細かいところまで仕様が明らかになっています。従来モデルの「GPD WIN 3」よりも少し大型化したものの、性能も大きく向上しています。

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1.GPD WIN 4 スペック

スペック表

  GPD WIN4
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen 7 6800U
外部GPU なし
RAM 16GB/32GB(LPDDR5-6400 )
ストレージ 1TB/2TB M.2 PCIe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 6インチIPS (1,920 x 1,080) タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2、LTE
入出力 USB4 Type-C(40Gbps)、USB 3.2 Gen2 Type-C(フル機能、10Gbps)、USB3.2 Gen2 Type-C(充電専用)、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ なし
バッテリー 45.62Wh
サイズ 220 × 92 × 28 mm
重量 570 g

コメント

GPDの製品ページのスペック表ではOSは「Windows 11 Home 64bit,Steam OS」という記載になっており、Steam OSもサポートします。ただし、プリインストールOSとしてSteam OSを選べるのかは不明です。

CPUは従来モデルのGPD WIN 3がCore i5/Core i7であるのに対し、WIN 4ではRyzen 7 6800Uです。6800Uの内蔵GPUはRDNA2アーキテクチャのRadeon 680Mなので、よりゲームプレイ時のグラフィック性能が向上していると思われます。

GPD WIN 4

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この画像を見るとTDPやGPUの周波数を変更できる仕様になっているのがわかります。ゲーミングUMPCでは以前からTDPの変更が可能な製品がありましたが、GPUの周波数までブーストできるというのはすごいですね。

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RAMは16GB/32GBでクアッドチャネル、LPDDR5-6400と非常に高速な規格です(すみません、ちょっとイメージがわかないので、さらっと書いてます)。SSDは標準で1TB/2TB、PCIe3.0 ×4接続となっていますが、PCIe4.0規格にも対応しています。

また、ディスプレイは6インチとWIN 3の5.5インチから若干大型化し、解像度も1,920 × 1,080となりました。ネイティブな横型液晶となり、ディスプレイガラスにはゴリラガラス5が使われます。ただし、リフレッシュレートは40Hz/60Hzにとどまります。

GPD WIN 4

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人気ゲームタイトルのフレームレートです。ただ、繰り返しになりますが、WIN 4のディスプレイは「リフレッシュレート最大60Hz」です…(ざっくりいうと、最大リフレッシュレート=表示できる最大のフレームレートです)。

また、WIN 4はSteam Deckに強いライバル意識があるようです。

GPD WIN 4

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このように、GPDによれば、サイズ(コンパクトさ)、パフォーマンスとも、多くのの項目においてGPD WIN 4の勝ち!とのこと。

2.GPD WIN 4 筐体

GPD WIN 4
従来モデルのGPD WIN 3と同様、スライド式のキーボードを内蔵し、キーボードを収納すれば最近よく見かけるゲーミングUMPCっぽい外観になります。ディスプレイサイズが6インチなので、キーボードを内蔵しつつも重量は570 gに抑えられています。

GPD WIN 4

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各部名称です。USB4(Thunderbolt 3)があるので、eGPU(外付けのGPD)の接続が可能であること、ジョイスティックは日本のトップメーカーに匹敵する品質になっているとアピールされている点などがポイントです。

GPD WIN 4
オプションでLTEモジュールも用意されます。「必要なときに背面に取り付けるだけ」という説明になっており、着脱は容易です。

それと、この画像を見ていただくと、背面の両サイドにボタンがありますが、このボタンはユーザーが任意の操作を割り当てることのできるカスタムボタンです。

GPD WIN 4
左側には指紋センサー。

GPD WIN 4
右側には「光学式フィンガーマウス」があります。

GPD WIN 4
キーボードの仕様も大きく変わりました。WIN 3ではセンサータイプでしたが、WIN 4では「物理キーボード」となっています。…まあ、サイズがサイズなんで使いやすいとは思えませんが、物理ボタンになったのは歓迎できますね。また、このキーボードにはバックライト(色はホワイト)もついています。

GPD WIN 4
専用のドッキングステーションも用意されますので、モニターや外付けキーボードを接続してミニPCとしても使えます。その場合、当然「ハイスペックなデスクトップPC」となりますね。

3.GPD WIN 4 価格など

9月21日現在、GPD WIN 4の価格や発売時期については不明です。

私が確認した限り、競合するゲーミングUMPCより「ほとんどの部分で優れている」と感じられます。CPUの型番だけでなく、クアッドチャネルのRAMといい、物理キーボード内蔵といい…。おそらく「欲しい!」と感じられる人も多いと思いますが、価格については「覚悟」が要りそうですね…。

4.関連リンク

GPD WIN 4:GPD 製品紹介ページ

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