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GPD Pocket - 7インチの超小型ノートパソコン(UMPC)、期待を裏切らない品質だし、思ったより使いやすいよ!(実機レビュー)

GPD Pocket
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は大注目のUMPC(Ultra Mobile PC)「GPD Pocket」の実機レビューです。GPD Pocketに関してはクラウドファンディング経由で購入した人が少し前からブログなどでレビューしていて、製品情報も比較的簡単に入手できると思います。しかし、ウインタブでこの製品をレビューしないわけにはイカン!と強く思ってまして、若干遅れてしまいましたが私なりにレビューしてみたいと思います。

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なお、この製品は中国の通販サイト「Banggood」に提供していただきました。Banggoodにはこの場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

1.スペック

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Atom Z8750
RAM: 8GB
ストレージ: 128GB eMMC
ディスプレイ: 7インチIPS(1,920 × 1,200)ゴリラガラス 3
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
入出力: USB 3.0、USB 3.0 Type-C、microHDMI、オーディオ
バッテリー: 7,000 mAh(最大12時間)
サイズ: 180 × 106 × 18.5 mm / 480 g(実測値504 g)

最初にスペックから確認してみます。この製品のCPUはApollo Lake世代のCeleronやPentiumではなく、Atom最上位のZ8750となります。開発が終了したAtomですが、Z8750に関してはゲームソフトのベンチマークテストなどをやるとApollo Lakeよりもむしろ高いスコアが出ますので、(上を見るとキリがありませんが)UMPCたるGPD Pocketには十分なものだと思います。

RAMはなんと8GBです。UMPCの場合、サイズの制約があり、そのままで使う場合に8GBのRAMを使い切る場面は多くないと思いますし、AtomやApollo Lake世代のCeleronやPentiumに果たして8GBも必要なのか、という疑問はありますが、64ビットOS上ではRAMは多いほどいい。ということになっていますので、素直に歓迎すべきでしょう。

ストレージも128GBあります。これがSSDだと「神」だったのですが、eMMCです。速度面ではSSDに及びませんが、このサイズの製品で128GBあれば文句はないですね。

ディスプレイは7インチのIPS液晶で、解像度も高く、タッチ対応します。UMPCの場合、キーボードサイズも小さくなっていますので、タッチ操作で補えるというのは大きいと思います。

また、この製品は技適マークがついています。なので、日本国内でもWi-Fi接続が可能ですし、Wi-Fiもa/ac規格に対応しており、快適なインターネット環境を構築できます。ウインタブでは筐体に技適マークと番号が刻印されている中華製品をレビューするのはこれが初めてで、このレビューでも無線接続できるのがうれしいです。

ポート類はさすがに十分とは言いにくいですね。フルサイズ(Type-A)USB 3.0ポートがメインのUSBポートとなり、USB Type-Cは給電/充電を兼ねます。また、MicroHDMIもついていますが、この製品のスペックだと「外部ディスプレイと外部キーボードを接続してデスクトップマシンとして使う」パターンもあるはずですので、ハブは用意しておく必要があると思います。

最後にサイズ感です。後述しますが期待通りのコンパクトサイズで、重量も480 g(試用機の実測値は504 g)ですから、「8インチタブレットよりは重く、10インチタブレットよりは軽い」程度となります。これでキーボードもついているわけで、まさに「こんなUMPCを待ってた!」と言えそうです。

GPD Pocket システム構成
GPD Pocket ストレージ情報
試用機のシステム構成とストレージ構成です。基本的にスペック表のとおりですが、OSは最新のバージョン1703(Creators Update)でした。また、中華製品のレビューでは毎回OSに日本語の言語パックを追加するのですが、この製品は日本語の言語パックはインストール済みになっており、非常に簡単に日本語化が出来ました。

2.筐体

GPD Pocket 同梱物
同梱物です。本体のほか、取扱説明書、ACアダプター(日本のコンセントに合う形状です)、USB Type-C(オス)- USB Type-C(オス)の、充電用に使うどっちもType-Cのケーブル、イヤフォン、液晶保護フィルム、取扱説明書、ポインティングデバイス(ThinkPadでいうトラックポイント)用のカバー(赤) × 2が入っていました。

GPD Pocket 取扱説明書
取扱説明書には一応日本語も入っています。ただし、各部名称や筐体仕様などが記載されている程度で、トラブルシューティングなどの説明はありません。

GPD Pocket 天板
天板です。ご覧のようにロゴマークすらない、完全無地になっています。素材は「マグネシウム・アルミニウム合金」となっており、質感は極めて高いです。この製品の実測値は504 gと、公称値480 gよりやや重かったのですが、(だからというわけでもないでしょうが)手に持ったときにずっしりと重みを感じます。

GPD Pocket 左側面
左側面です。この面には一切なんにもありません。この画像で、筐体の工作機械としての精度が極めて高いことが理解できますでしょうか?手にしたときの金属の感触、重量感と合わせ、歪みが感じられず、スキのない「かたまり感」があり、本当に高級な感じがします。

GPD Pocket 前面
前面(開口部)です。この面にも何もなく、フラットな形状ですが、中央部分にヒンジ開口用の「手がかり」があります。

GPD Pocket 右側面
右側面です。この面にポート類が集中します。画像左からUSB Type-C、MicroHDMI、オーディオジャック、USB 3.0となります。また画像左端にある通気口からは使用中「生暖かい風」が来ます。要するにこの製品には冷却ファンがついているということです。

GPD Pocket 背面
背面です。この面にもなにもありません。

GPD Pocket 底面
底面です。底面も金属製でゴム足がついています。また、スピーカーが左下にあります。モノラルスピーカーですね。

GPD Pocket 技適マーク
はい、しっかり筐体に技適マークと番号が印刷されています。なので、もはや日本製品と同様にWi-Fi接続が可能です。

GPD Pocket キーボード
キーボードはこんな感じです。7インチサイズなので余裕があるはずもなく、慣れるまで、いや慣れても打鍵に苦労します。でも、アルファベットキーに関しては予想以上に大ぶりで、キーピッチも16 mmほど(精密な採寸ではありませんので、多少の誤差はご容赦下さい)確保されています。後述しますが、テキスト入力に関しては「全然無理ということもない」と思います。

GPD Pocket 筐体
ヒンジを開いてみました。デザインをどう評価するかは人それぞれですが、個人的には非常に美しいと思います。厚さ18.5 mmということですが、7インチサイズなので、それなりに厚みを感じます。ただそれはネガティブな評価ではなく、筐体の「かたまり感」を高めているような気がしますし、マイナスの印象はありません。

GPD Pocket 筐体正面
正面から見るとこんな感じです。左右のベゼルはやや太いですね。これはモバイルノート製品の多くが「ディスプレイがサイズ面でのボトルネック」になっているのに対し、GPD Pocketの7インチというディスプレイサイズが「サイズ面でのボトルネックになっていない」ということを意味するのだと思います。おそらく、キーボードの横幅をある程度確保する狙いもあるんじゃないでしょうか。

あと、ここでお気づきの人もいるでしょう。この製品は「カメラがありません」。これね、意外に盲点だと思います。たとえ品質が低くとも、インカメラがあればビデオチャットなどが出来ますが、ない、ということだとそれも不可能です。サイズ面の制約からやむを得ないとは思いますが、ここは人によってはかなり惜しいと感じる部分でしょうね。

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GPD Pocket ヒンジ開口
GPD Pocket ヒンジ最大開口
上の画像がヒンジを普通に開いたところ、下の画像がヒンジを最大開口したところです。実用上は十分な開口角度が確保されていると思いますが…

GPD Pocket 後端部
ヒンジの開口角度を大きくすると、天板の端の部分が潜り込みます。この構造はGPD Pocketだけでなく、多くのノートパソコンにも見られるのですが、GPD Pocketの天板は「丸裸」です。つまり、ヒンジの開口角度を大きくした場合、天板の端の部分が筐体を支えることになりますが、保護材が一切ありません。なので、大きく開口して少し使っていれば、確実にキズがつくでしょう。なんらかの手当て(すべり止めテープ?)が必要だと思います。

ここまで見てきて、私が今まで手にした中華製品では間違いなくナンバーワンの質感です。一応必死に筐体の歪みなどを探してみたところ、底面の右上にわずかにたわむ箇所を発見しました。もちろん実用上は何の問題もなく、「あまりにもできがいいので、あら捜ししてみた」ということです。

3.使用感

ディスプレイ

これはキレイですね。発色、視野角とも申し分ありません。IPSだから、という以上に美しく感じます。あとは7インチというサイズ感とどう付き合うか、ということだと思います。7インチといえばスマホよりはずっと大きいサイズながら、当然8インチタブレットよりも小さいわけで、利用シーンに応じてある程度表示倍率を調整してやる必要があります。

システムの推奨値は「200%」で、この倍率だと視力が低い私でもテキスト入力は問題なくこなせます。ただし、200%の場合はWebサイトの表示が崩れてしまう場合があります。たとえばウインタブのトップページを開くと左右にスクロールバーが出てしまいます。

これを避けるためにはシステムの設定とは別にブラウザの設定で表示倍率を調整してやる必要があり、例えばウインタブの場合は175%にしてやると左右のスクロールバーは出ません。こんなふうに自分なりに、可能な範囲で細かく表示倍率を修正してやると快適に使えると思います。

キーボード

GPD Pocket キー入力
使いやすいわけはありません。キーストロークはやや深めで、「まずまず」という感じですが、キーピッチとキーのサイズはさすがに小さいです。アルファベットキーに関してはいくぶん大きめのサイズになっており、慣れればある程度使えるようになります。一方でそれ以外のキーはサイズ、配列ともにかなり厳しく、そう簡単に慣れるようなものではありません。

例えば「」(かっこ)とか~(チルダ)の位置は結構トリッキーです。また、「.」(日本語入力だと「。」になります)は配置は悪くないですがキーのサイズがめちゃめちゃ小さいので、ブラインドで打ち切るには熟練が必要かもしれません。

ただ、個々のキーの打鍵感は少々プラスティッキーながらそんなには悪くありません。キーストロークが少し深めというのもあると思います。個別のキーでは(試用機の個体特性かもしれませんが)左のスペースキー(この製品はトラックポイントがある関係でスペースキーが左右に分割されています)が少し渋いというか、軽く押しただけでは認識しにくいというのがありました。

また、トラックポイントは悪くないです。私がThinkPadユーザーということもありますが、細かい作業をするのでなければ十分マウスの代わりになります。逆にThinkPadのトラックポイントでできないことがこの製品のトラックポイントでできるということもありませんので念のため。

7インチのUMPCということで、購入する人はキーボードについてある程度覚悟はしていると思います。その前提で言えば「思ったより出来はいい」と評価してあげていいと思います。

スピーカー

あえて項目を設ける必要はないですね。底面にモノラルスピーカーがあるだけで、音質は完全に実用品レベルで、趣味に使えるレベルではありません。ただし、見かけによらず音量は出ます。なので、ちょっとしたミーティングでスピーカーを使うという用途なら大丈夫だと思います。

バッテリー

結構満足できるくらいには使えます。ディスプレイ輝度75%の状態でオンラインゲームのベンチマークテストを1回やり、テキスト入力やWebブラウジング、YouTubeで音楽を流すなどして1時間使い、バッテリー消費は20%ほどでした。

計算上は約5時間使える、ということです。これ、もちろん使い方によるので、あくまで参考程度に考えていただきたいのですが、ディスプレイ輝度を50%以下にして、おとなしめに使えば6~7時間は行けそうですね。

また、この製品はUSB Type-Cからの給電/充電となりますが、多機能ハブを使っても(つまり、GPD PocketのUSB Type-Cポートに多機能ハブを接続し、多機能ハブのUSB Type-Cポートに電源を接続するという意味です)ちゃんと充電ができました。ただし、私の試用環境で、テキスト入力をしながら充電すると、充電速度はあまり速くはありませんでした。

デスクトップマシンとして

GPD Pocket デスクトップPCとして
GPD Pocketでやってみたかったのがこれ、外部ディスプレイとキーボード、マウスを接続してデスクトップPCとして使うパターンです。

結論から言うと、ある程度しっかりした性能を持っているので、デスクトップPCとしても十分使えます。試用時には外部ディスプレイ、マウス、そしてBluetoothスピーカーまで接続してみました。有線接続のものはUSB Type-Cの多機能ハブを使っています。

デスクトップPCとして試用したのはいつものようにウインタブの原稿書き、つまりテキスト入力と簡単な画像加工、そしてWebサイトを巡回しての情報検索ですが、これだとまだ全然余裕があり、テストにならない、という感じでした。

なので、Atom機で操作すると若干挙動が苦しくなるブラウザゲーム「御城プロジェクト」も試してみました。やっぱりやや動きが鈍くなってしまい、あまり長時間遊ぶ気になれない、というのが正直なところです。UMPCとして使う場合、キーボードも小さいしディスプレイも小さいしで、あまり無理な使い方にならないのですが、外部ディスプレイとキーボードを接続して使う場合は、ユーザーも本気を出してくるので、性能面のアラが出やすいと思います。GPD PocketはUMPCとして十分な実力はあると思いますが、このようにユーザーが全力で立ち向かえるような環境になるとさすがに少し厳しいところもありますね。

しかし、比較的軽めの作業になるとは言え、GPD Pocketを使って出先で作業し、自宅あるいは事務所に戻ってからディスプレイとキーボード、マウスを接続して作業の続きができる、というのは大きいですね。ノートPCでも同じような使い方ができますが、超小型筐体でありながらこんな芸当ができるというのは、改めてすごい、と思います。

その他

GPD Winのレビューの際、システムの挙動に難があり、ちょくちょくフリーズしたり、といった不安定さがありました。また、GPD Pocketに関してもクラウドファンディングから最初期のロットを入手した人の中には、初期不良に悩まされた、というケースもあったと聞いています。

今回のレビュー機は初期ロットではないんでしょうね。非常に挙動は安定しています。数日間(それも毎日短時間です)使っただけなので断定はできませんが、試用していてフリーズしたのが1回あったのみです。ThinkPadでもたまにはフリーズしますから、このくらいなら特に不安を抱くこともないと思います。

また、冷却ファンについてもちょっとだけ感想を書きます。「ホントにファンがついているのか心配になる」くらいに静かです。筐体に耳を近づけて、ようやくファン音が確認できるレベルです。また、通気口から暖かい風が出ますので、それによってもファンがついているということを実感できます。筐体は充電時にやや熱を帯びますが、熱くなるというほどでもなく、特に心配したり不快感があったり、ということはありませんでした。

GPD Win(初期ロット)を知るものとして、今回の試用機は本当に完成度が高いと思いました。

4.性能テスト

この製品はAtom Z8750を搭載しているため、「ドラゴンクエスト X ベンチマーク」をやってみました。

GPD Pocket ドラクエベンチ
参考:
GPD WIN(Atom X7-Z8700): 2,829
T-bao Tbook Air(Celeron N3450): 2,814
ドスパラ Altair VH-AD3(Celeron N3450): 2,652
ドスパラ Diginnos DG-CANPC(Atom X7-Z8700): 2,618
Beelink BT7(Atom X7-Z8700): 2,488
Teclast TBook 16 Power(Atom X7-Z8700): 2,463
ドスパラ Altair VH-AD2(Celeron N3150): 2,381
VOYO VBook V3(Pentium N4200): 2,369
KINGJIM PORTABOOK XMC10(Atom X7-Z8700): 2,304
Chuwi Hi 13(Celeron N3450): 2,288
Teclast X22 Air(Celeron J3160): 2,257
マウス m-Book C(Celeron N3450): 2,075
Jumper EZBook 3 Pro(Celeron N3450): 1,965
Jumper EZBook Air(Atom X5-Z8300): 1,929
Jumper EZPad 6 Pro(Celeron N3450): 1,914
ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4S(Atom x5-Z8500): 1,871
VOYO VBook A1(Celeron N3450): 1,867
Chuwi LapBook 12.3(Celeron N3450): 1,845
Onda Xiaoma 41(Celeron N3450): 1,842
Chuwi LapBook 14.1(Celeron N3450): 1,835
ドスパラ raytrektab DG-D08IWP(Atom Z8350): 1,747
ドスパラ Diginnos DG-D10IW3SL(Atom Z8350): 1,732
Jumper EZpad mini 3(Atom x5-Z8300): 1,717
MINIX NEO Z83-4(Atom x5-Z8300): 1,683
YEPO 737S(Atom x5-Z8300): 1,631
Chuwi Hi 10 Plus(Atom x5-Z8300): 1,628
ドスパラ Diginnos DG-D10IW3(Atom x5-Z8300): 1,570
GOLE 1(Atom x5-Z8300): 1,556
Jumper EZBook 3(Celeron N3350): 1,540
Jumper EZPad 6((Atom x5-Z8300): 1,536
ドスパラ Diginnos DG-D09IW2SL(Atom x5-Z8350): 1,509

スコアのほう、ひとことで言うと「Z8750の性能だわ」となります。Z8750としては標準的なスコアとなりますが、メーカーの方でクロックスピードを調整すればもっと高いスコアは出たと思います。それをしないのは挙動の安定性や発熱対策を重視しているということでしょう。GPD Pocketはゲームマシンではないので、この調整は妥当だと思います。もちろん、スペック表から期待される処理性能はしっかり発揮できています。

5.まとめ

GPD Pocketは中国の通販サイト「Banggood」で販売中で、9月3日現在の価格は495ドル(55,929円)です。中華製品としては比較的高価となりますが、技適マークがついており、日本市場も意識された製品でもあります。

使っていて本当に面白く、所有欲を満たしてくれる製品ですが、バリバリに実用品としてのノートパソコンを使いたい人が買うものではありません。11.6インチ以上のモバイルノートならメインPCとしても十分使えますし、キーボードが使いにくいとかの不満を感じることも少ないでしょう。

UMPCファン、例えば往年の「富士通 LOOX U」とか「Sony VAIO U」とか「東芝 Libretto」とかを使っていた人とか、当時欲しかったけど買えなかった人にはおすすめです。ちなみに私は東芝Librettoがすごく欲しかったんですけど、当時はお金がなくて買うことが出来ず、この製品は「Librettoの再来」と思っています。

また、一般的なノートPCに飽き足りない人にもいい製品だと思います。今回のレビューでは使いにくいと思ったところははっきりそう書いていますが、それでもいいや、という人にはおすすめですね。

ウインタブの好きな言い回しをさせてもらうと「ロマン枠」だと思います。実用性がない、という意味ではありません。同じ予算でもっと大きくて性能がよくて、使いやすい製品があるけど、それでもGPD Pocketのパッケージングが気になってたまらない、という人が損得勘定抜きに買う製品だと思います。というか、そういう人は止めても買うでしょ、これ。

6.関連リンク

GPD Pocket:Banggood

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コメント

  1. テキストやスクリプトを手軽に書けそうなのでそういう用途として使うのならかなり便利そうですね。
    スマホやタブレットでもできない事はないけど、OSとキーボードの問題で制限を受け、ノートパソコンだとかさばる問題がありますのでこれは両方のいいとこ取りができそうなので期待できます。

    • wintab より:

      PYUさん、こんにちは、コメントありがとうございます。SEの方が持ち歩くといいかもしれないですね。私は今月北海道に帰省する予定があるのですが、GPD Pocketだけで大丈夫か思案中…。

  2. shukaku より:

    超小型ノートPCであり、キーボード付きタブレットのようでもあり…。というか、固有のカテゴリーと見るべきですかね?VAIO UやLOOXを思い出しますなぁ。

    • wintab より:

      shukakuさん、こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃる通り、VAIO UとかLOOXの仲間と思っていいと思います。国産の仲間はいなくなっちゃいましたけどね。

  3. mikko より:

    これは2台モニターつなげると不安定になりますかね?

    • wintab より:

      mikkoさん、こんにちは、コメントありがとうございます。今のところそのような不安定な挙動は見られません。でも私の場合、外部ディスプレイと複製、もしくは外部ディスプレイのみ、という設定にしていることが多く、拡張表示の場合はまだ長時間使っていないので、現時点ではなんとも言えません。

  4. 匿名 より:

    このサイズならwwanが欲しくなりますね。
    Snapdragon搭載となればつくんでしょうけど

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。この製品は特に日本で人気があるようなので、その可能性はあるかもしれないですね。ただ、個人的にはAtomにしといたせいで価格が多少抑えられたと思うので、スナドラ835とかを積んでしまったらかなり価格が上がるかもしれないです。

  5. こぷりん より:

    実は、PDA工房様にいちばん乗りしてしまいまして、無料でステキなフィルムを作って貰いました。付属のは、やや大きく、はりごこちもわるかったので、PDA工房様にご注文をwww
    これ、スタバで使ってると注目浴びますね・・・(^。^)

    • wintab より:

      こぷりんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ご購入おめでとうございます。PDA工房もこの製品で結構な売上になっているかもしれないっすね。

    • wintab より:

      alphaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。遅くなりましたが一応…。こういう製品は使いやすいとか使いにくいとかじゃないですよね。コンセプト的にほしいかどうか、ということだと思います。その意味ではウインタブ読者はみんなほしいんじゃないか、と。

  6. alpha より:

    ついにレビュー来ちゃいましたかw
    かっこよくどこか愛嬌があってシンプル…
    購買意欲を刺激してくれるいいガジェットですね

  7. 匿名 より:

    SD835出てWindowsがARMで動くって話どこ行ったんでしょうね?
    このライバル機がいっぱい出ると思ったのにさっぱりです。

    • 読者N より:

      そういえば以前ここの米欄でKS-PROがポシャったっていう報告を見ましたね
      Gemini PDAは生きているみたいですが‥‥‥

  8. 発電小町 より:

    あちこちのレビューで見かける、充電周りのトラブルはないでしょうか?

    ※11インチのcherry trailノートなら、もっと安く買えるし、もっと実用的なのはわかるんですが、本商品はなぜか購入意欲をくすぐり、魅力的に感じますね。

  9. くまねこ より:

    ついにGPD Pocketのレビューですね.
    自分は8月初頭に届いてまともに使えるようカスタマイズする日々です.ほぼ完成したのですがBIOSの問題とは言え納得行ってない部分もあります.

    とは言えオンリーワンな製品でもあり個人的には夢の端末と言っていいですね.バッテリー管理のいい加減さには閉口しますが自分好みにしていく部分は楽しめています.

    キーボードに関してはかなり残念.位置の問題はキートップの入れ替えとキーマップをいじればなんとかなりますが入力の不安定さは激安キーボード以下の完成度で相当厳しい評価となりますね.特に記事中にあるようにスペースキーが酷いので安定して入力することが困難です.自分は試行錯誤をしてキートップを外し改造することでほぼ問題ないレベルになりましたが破損の危険が非常に高いため詳細は明かしていません.実際Fn列はほぼ全て入れ替えて対策したのですがパンタグラフの軸が破損してしまったキーが半分くらいあります.

    後レビューで幾つか問題を感じました.
    背面の穴はスピーカーではなく吸気口です.穴の下にはファンがあります.スピーカーはキーボード上部あたりに設置されています.

    もう1点ファンに関しては2種類あるようで日本で出回っている殆どの個体はファンの騒音がかなりあります.軸が樹脂むき出しのものがほぼ音はないが冷却が弱いもの,軸の上に金属カバーが有るものは冷却能力は高いもののかなりうるさいもの.使ってみると余程のことがなければファンは停止状態でも問題なく樹脂むき出しのファンでも十分な冷却能力があるようです.
    ただ停止状態で負荷のかかることをすると手で持てないほど底部は熱くなります.

    一応GPDでは試作段階でOCCTのような高負荷をかけるテストで80度以下になるよう調整したようで通常はサーマルスロットリングによりある程度保護されるので問題ないのですが性能が落ちるのを嫌ったようです.うるさい方のファンではかなりの負荷をかけてもスロットリングは起こりませんね.てかいろいろテストしてみても起こったことがないです.
    因みに実際にOCCTのストレステストを掛けると未対策では90度はいってしまうので危険です.最悪壊れるまであります.ベンチマークでも80度は超えてますのでより能力の高いファンに変更したのも頷けるかと.

    まだまだ完成したとはいえない端末なのでこういったトラブルを抱えてでも使ってみたいという動機がなければとてもオススメできるとはいい難いですがBIOSで修正可能な部分も多々残っていると思われるので最後までサポートして欲しいところでですね.

    電源を落としているとPDでの充電が非対応で6時間近く充電にかかってしまうのは相当痛い部分です.PDでも4時間以上.当初1時間半で充電できると言っていたのですが実際はその3-5倍かかるというのはキツイですね.他の端末に比べて充電時間は4倍以上かかってしまうので.

    • wintab より:

      くまねこさん、こんにちは、コメントありがとうございます。この製品はあと1週間ほどで再度レビュー記事を書きたいと思っておりますが、スピーカーにせよバッテリーにせよ、ご指摘いただいた点をきちんと確認します。それと、外部ディスプレイを使っていると、ちょくちょく外部ディスプレイの表示が乱れる不具合が出ています。これも対応を試みて、次回のレビューには掲載したいと思っています。

      • くまねこ より:

        このマシンは外部電源出力が弱く(USB A,C含む)使用にはかなりの制限がありますね.外部出力もMini HDMIかType-Cなのかわからないですが同時利用ではUSBに電力消費の大きなものを繋がないとか,Type-Cは基本的に充電専用でハブ経由でHDMI出力すると不安定とかハブ経由の給電するとダメだとか色々ありますね.癖が強いというか全体的に電源まわりの設計がトホホな感じで.

        一応本体モニターとHDMI,Type-c経由のHDMIの3画面出力は可能ですがモニターとの相性があるような感じで映るけども暗転>表示を繰り返してしまうとかの症状が.
        うちではMini HDMIの出力は問題はでてないですけど一部ダメなものがあるようですね.

        • wintab より:

          くまねこさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私の場合、現状「ほぼ」USB Type-Cの多機能ハブを使って作業していますが、おそらくハブとの相性もあるのではないか、と思っています。実際、単体で使うとへんなバグは感じないんですよね。なので、もう一つくらい別な多機能ハブも使ってみたいと思っています。

  10. 匿名 より:

    手持ちのGPDWinはバッテリーが妊娠しちゃて怖くて触れなくなったんで、同じこと起きないか不安で手が出せませんね。
    バッテリー充電制御をしてないって情報が見つかって青ざめましたよ。
    なのでこちらは情報出揃う半年後くらいまで様子見。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。なんかバッテリーは不具合出てるみたいですね。現在もこの製品を使っているので、しっかり確認して記事を書こうと思います。

  11. 匿名 より:

    GPDの話ではWinにあったバッテリーや電源周りの問題はPocketでは解決済みということでしたけどWinと全く同じですね.充電するたびにキャパシティが増えていきます.1か月くらいで10000mWhにwこれを修正するにはいったん完全放電が必要で色々危険が伴います.そして完全放電するとバッテリーのサイクルカウントが不明となりリセットされます.

    たまに完全放電しないとキャパシティが増えていってOSの認識と誤差が生じるためバッテリー残量が20%という表示でもいきなり電源が落ちますね.なので限界近くまでバッテリーを使うような使い方ができない感じです.一日何時間か使ったら充電しバッテリー残量は気にしない.まあバッテリーを長持ちさせる意味では月一くらいで完全放電したほうがいいかもですが.

    そもそもOSに通知している残量表示がおかしいんですね.7000mAhだったらmWh計算では7000mAh x3.7(v)=25900mWhじゃないとおかしいわけで.なのでスリープ運用してると残量が合わずいきなり電源が落ちてるといういわゆるスリープ死が当たり前の状態ですね.しかし怪我の功名でスリープ死=完全放電なので容量がリセットされて誤差が修正されますw現状BIOSも色々変ですね.全てはBIOSのせいだと思われますがリリースから3か月くらい経っても単位がおかしいことに気づいてないようです.

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。バッテリーについては私ももう少し使ってみて、もう一度記事を書こうと思います。

  12. 匿名 より:

    https://www.links.co.jp/2017/09/post-374/

    家電量販店で入手できるようになるのかしら・・
    衝動買いしやすくなってしまいますね

    • NIA より:

      前身のGPDは日本橋のパーツ屋さんで売ってましたが・・・どうでしょうね。
      イオシスあたりが仕入れそうw
      WEB販売ならなら並行輸入の「赤札天国」でまだ売ってましたw(9月11日現在)
      ・・・ここで買いまくって自粛中w

      これが8インチでダブルブートっての出ないかなあw

      • NIA より:

        ああ、飛んだHPの記事どおりならドスパラかビッグカメラ・コジマで出る可能性大ですね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。きっとAmazonでも買えそうですね。いまんところ店舗だとTSUKUMOか…。他の方のコメントにあったんですけど「欲しい人はもう買ってしまっている」というのもあり、正規代理権を取得して、どのくらいペイするのかな、と思ったり…。でも、店舗で実機を目にし、触れてから購入できるというのを待っていた人も多いと思いますので、朗報であることは間違いないですね!

    • あるえふ より:

      makuake でのクラウドファンディングで エム・シー・エム ジャパン と提携して、
      そちらの分の正式販売とサポートも始まっているから リンクス との兼ね合いは気になるところ。

      http://www.plus1.shop/shopbrand/ct8/
      http://gpdjapan.com/

  13. 匿名 より:

    http://www.links.co.jp/2017/09/post-386/

    とうとう衝動買いできるようになってしまいますね

    我慢できるかなぁ

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。中華サイトで購入するより数千円高いですが、サポートをしっかりしてもらえるなら安心ですよね。この製品、ロットを重ねるたびに信頼性が上がっていくはずなので、そのへんは大丈夫かな?