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CHUWI AeroBook Pro 15.6 - 4KディスプレイにCore i5搭載の15.6インチノートがクラウドファンディング開始されます。要チェックや!

aerobookpro トップ
こんにちは、あまりに要チェックで相田彦一調になってしまい失礼しました。オジルです。CHUWIから新製品のクラウドファンディングが3月下旬より開始されます。製品名は「AeroBook Pro 15.6」です。トップ画像にもあるように、こちらは15.6インチの4Kディスプレイ搭載ノートなのですが…本題に入る前に少しだけ失礼します。

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CHUWIといえばウインタブでこれまでに紹介記事・実機レビューで幾度となく登場している、もはやおなじみメーカー。ですからウインタブ読者の中には「AeroBookは13.3インチだから、その15.6インチ版で…Proと付くからスペックアップしてるのか」と想像する方もいるでしょう。名称だけならそうですけど、規定路線通りにいくのであれば「LapBook Plus」こそが15.6インチの4Kだし…あぁそうか、Plusと先に付けてしまったからそのあとにProはどうかって話か…「LapBook Pro」は14.1インチで使っちゃったし。と、もしそこまで思慮が及ぶ方がいたとすれば完全にCHUWIの虜になっている証だと思います。私が気にしすぎなのかもしれませんけど、一貫性ないですよね。

ネーミングはさておき、製品としてどうなのかが最も重要な部分です。引っかかる部分はいくつかあるとはいえ、それでも個人的には「かなり刺さる」内容となっています。

aerobookpro スペック
先に筐体に関してですが、恐らくはLapBook Plusと近しいものと考えてよさそうです。しかし、「フルメタル製」という表現についてはCHUWIの他製品では明確に「マグネシウム合金」と書かれているものがありますし、「LapBook Plus」は「メタルユニボディ」と書かれています。詳細はわかりませんが、想像するにアルミニウム合金かアルミニウム-マグネシウム合金かと思います。

現状分かっているスペックは下記となります。
OS:Windows 10 Home
CPU:Intel Core i5-6287U
RAM:8GB
ストレージ:256GB SSD
ディスプレイ:15.6インチ4K UHD(3,840×2,160)
サイズ:重量1,530g 厚さ15.9mm
バッテリー:60Wh 8時間使用可能

ここ最近で販売されている低価格帯の中国メーカー製品はCeleron N4100を中心としたエントリークラスのスペックが多いなか、こちらはなんと4KディスプレイかつCore i5搭載となっています。もちろんカラクリがあり、Core i5-6287Uという数年前の第6世代(Skylake)CPUを使い価格を抑えているのですが、2016年モデルとはいえMacBook Proに搭載されていたものというのがポイントです。

Core i5-8265U: 6,409
Core i5-6287U: 4,751
Core m3-8100Y: 3,267
Celeron N4100: 2,243
※3月7日現在のPassMark公表値。数値が大きいほうが高性能。

比較用にいくつか参考になりそうなものをピックアップしてみました。現行(最新ではないですが良く見る)の第8世代のCore i5-8265Uと比べると劣るものの、Core m3やCeleronと比べると「腐っても鯛」ですね。言わずもがな、重たい作業をしなければ不満を感じることはまずないと思います。しかし、私の想像ではありますが、4K動画のエンコードには対応するものの「サクサク」かどうかというと微妙な気はします。ゲームに関しても、重量級のものは外部GPU非搭載ですし難しいでしょう。

ただ、Core i5-6287Uの内蔵GPUは「Iris 550」のため、同じSkylakeのCore i5-6200UやCore i5-6300Uなどに比べ、グラフィック性能は高いと思われます。

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aerobookpro メモリなど
RAMの8GBとストレージの256GB SSDはもう当たり前になってきましたけど、ストレージに関しては2280サイズのM.2スロットが2つ付いていて、さらにPCIeにも対応するようなので増設時の選択肢はだいぶ広がりそうですね。

aerobookpro ディスプレイ
ディスプレイは4Kです。IPSという表記は見られませんでしたが、これまでのCHUWI製品のレビュー状況から察するに4Kで視野角が狭い、なんてことはあまり想像できないので不安視しなくてもいいと思います。また、sRGBカバー率100%という記載もあり、CHUWIの色表現に対する自信がうかがえます。

ただ、「HDR強化」の文言は「LapBook Plus」の時のような誤解を招く表現だと思われます。HDRは第7世代以降のCore-iプロセッサに搭載されるGPUにて対応のはずで、この製品の内蔵GPUはIrisではありますが、正式にHDR対応はしていないと思われます。

サイズについては重量、厚さのみが開示されていて、タテ・ヨコはわかりません。これまでのCHUWI製品からすればきっと「びっくりするくらい」ベゼルが太いということはないはず。だからこそ、「だったら書いて欲しい」というのがユーザー心理というもの。ただ、重量1.53kg、厚さ15.9mmは15.6インチであれば立派だと思います。

aerobookpro キーボード
キーボードについてははっきりと確認できるものはありませんが、テンキー付きのフルサイズUS配列キーボードという認識で間違いないでしょう。

aerobookpro ポート
ポート類です。右側面は左からTFカード(microSD)、USB 2.0、オーディオジャックですかね。左側面は左から電源端子、インジケータ、USB 3.0、microHDMI、USB Type-Cと思われます。ちょっと物足りなさはありますけど、変な偏りはないので使い勝手はそこまで悪くはなさそうです。

CHUWI AeroBook Pro 15.6は3月26日よりINDIEGOGOでクラウドファンディング開始予定です。販売価格は599ドル、事前キャンペーンページにてメルマガ登録で最大25%割引されるようです。「最大」の条件がわかりませんけど、25%の割引を受けられたとしたら約450ドルで購入できるということになりますね。数世代前とはいえCore i5搭載機、しかも4Kディスプレイという製品が約5万円で手に入るって、やっぱり要チェックや!となってしまいます。

いろいろ言いましたけど、買えるお金を持っていたら即ポチしたいくらい興味津々な製品ということに変わりはありません。

関連リンク

CHUWI AeroBook Pro 15.6:CHUWI キャンペーンページ

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コメント

  1. そのへんの者 より:

    お、クラウドファンディングでの値段が開示されたんですか!
    願望的な値段予想していたんですが、まさかクリアすると共にさらに値引きの可能性あり!?
    グローバル通販版だと1万円はプラスされてしまいそうですが、あのスペックでビルド完成度が高く、6万円切るなら、中華コスパPCなら覇権レベルじゃないでしょうかw
    実機レビューお待ちしていますw

    • オジル より:

      そのへんの者さん、コメントありがとうございます。

      私も価格を最初に見て驚きました!LapBook Plusで4Kいいなと思ってもスペック面でかなりの物足りなさがあった部分を飛躍的に解消してくれて、なおかつこの値段だとテンション上がっちゃいますよね。「覇権レベル」とのこと、これを皮切りに他製品の追随もあって全般的に活性化される日が訪れると良いのですが。

  2. 匿名 より:

    今急激に円高になっているから日本人だと更に体感10%オフですね。