HPがノートPC「HP 17-cn」を発売しました。17.3インチと最大クラスのディスプレイを搭載する大型のスタンダードノートです。SpectreとかPavilionといった製品ブランド名がつかない「HPのHPブランド」の製品はベーシック~スタンダード、という位置づけで、シンプルで必要十分な機能を備えています。
1.スペック
スペック表
HP 17-cn | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core 5 120U/ Core 7 150U |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB (8GB×2, DDR4-3200MHz) |
ストレージ | 512GB/1TB SSD (PCIe NVMe M.2) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 17.3インチIPS(1,920 x 1,080) |
ネットワーク | 802.11ax (Wi-Fi 6)、Bluetooth5.3 |
入出力 | USB Type-C(10Gbps、映像出力・PD対応)、USB Type-A(5Gbps)× 2、HDMI、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(92万画素) |
バッテリー | 駆動時間 最大6.5時間 |
サイズ | 400 × 258 x 19.9-22.5 mm |
重量 | 2.0 kg |
バリエーションモデル
・スタンダード:Core 5/16GB/512GB
・パフォーマンス:Core 7/16GB/1TB
※左からCPU/RAM/SSD
コメント
従来モデル「HP 17s-cu」からの変更点は「CPUとポート構成」くらいで、筐体サイズは全く変わっていません
その搭載CPUですが、新型番のCore 5 120U/Core 7 150Uです。これらの型番は第13世代のCore i5-1335U/Core i7-1355Uのリフレッシュ版で、クロックスピードが上がった関係で性能も少し上がっていますが、AI処理チップ「NPU」は搭載していません。RAMは全モデル16GB、SSDはCore 5モデルが512GB、Core 7モデルが1TBです。
ディスプレイは17.3インチと大型のIPS液晶で解像度は1,920 × 1,080(FHD、アスペクト比16:9)と標準的です。ウインタブの経験上、17.3インチというのはスタンダードノートによくある15.6インチと比較して、数値(1.7インチの違いですよね)以上に高い視認性が得られます。私のように視力が良くない人にはありがたいサイズだと思います。
2.筐体
筐体デザインは「シンプル」ですね。目立った装飾もなく、しかし安っぽくも見えない、という感じ。また、従来モデルとサイズは全く変わっていませんが、キーボード面のデザインが少し変わりました。従来モデルのキーボード面にはヘアライン加工が施されていましたが、このニューモデルではそれもなくなり、一段とシンプルになりました。
キーボード面の拡大画像がありませんでした。日本仕様は「バックライトキーボード (日本語配列、テンキー付き)、キーピッチ約18.7×18.4mm、キーストローク約1.3mm」と開示されています。
側面と入出力ポートの配置です。配置そのものは従来モデルから変わらず、USB Type-Cポートが伝送速度5Gbpsから10Gbpsに上がり、映像出力とUSB PDに対応するようになりました(従来モデルはデータ伝送のみの対応でした)。
3.価格など
HP 17-cnはHPオンラインストアで販売中で、3月3日現在の価格は149,600円から、となっています。また、この記事執筆時点(3月3日)だと、149,600円のCore 5モデルはまだ発売されておらず、179,300円のCore 7モデルのみが販売中です。HPは発売後少し経ってから価格を下げる(セール価格になる)ことが多いので、もう少し後で価格が下がるものと思います。また、下にリンクを張っておきますが、ウインタブ読者は読者クーポンにより、表示価格から7%OFFで購入ができます。
筐体サイズはさすがに大きく、横幅は40センチを越え、重量も2キロと、持ち運びには向かない製品です。一方で、持ち運びを考慮しない(屋内で部屋間の移動をする程度)なら、17.3インチのノートPCは視認性がよく、非常に使いやすいので、テレワークなどにはおすすめですね。
4.関連リンク
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