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ドスパラ raytrek RKF1060TGK - 15.6インチ、4Kディスプレイとメカニカルキーボードを搭載するクリエイター向けノート

ドスパラ raytrek RKF1060TGK
ドスパラの「raytrek」ブランド、ウインタブ的には「raytrktab」が真っ先に思い浮かびますが、この製品ブランドは本来「クリエイター向け」で、タブレットだけでなくノートPCやデスクトップPCもラインナップされています。
クリエイター向けパソコン レイトレック(3DCG/イラスト/動画編集/音楽制作用)

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クリエイター向けのPCは高いグラフィック性能が要求されることもあり、もともとゲーミングPCブランド「GALLERIA」を擁するドスパラとしては比較的取り組みがしやすいジャンルなのかもしれません。同様の取り組みはマウスコンピューターでもなされていて、クリエイター向け製品ブランド「DAIV」を展開しています。

ただ、ドスパラ製品を多く実機レビューしているウインタブとしては、従来は少なくともノートPCに関して「GALLERIA」と酷似した製品が主体で、raytrekらしい、独自のスペックを持つ製品は少なかったように思います。しかし、今回紹介する「raytrek RKF1060TGK」はGALLERIAに類似製品が存在しません(1月21日現在)。そして、びっくりするような機能も盛り込まれています。

1.スペック

ドスパラ raytrek RKF1060TGK スペック表
いきなりマニアックなんですけど、この製品は「OSなし」を選べます。もちろん表示価格ベースではWindows 10 Homeが搭載される前提になっていますが、カスタマイズ画面で「OSなし(マイナス7,560円)」を選択することができます。このスペックであえてWindowsを使わないという選択をする人は少ないと思うので、製品版Windowsを持っている人のための配慮なのかもしれません。

CPUはゲーミングノートのほとんどに使われているCore i7-7700HQで、RAMとストレージはカスタマイズが可能なのですが、いつものドスパラとはちょっと方式が異なります。

●Entry Edition: RAM8GB / 1TB HDD
●(標準): RAM16GB / 250GB SSD + 1TB HDD
●Advance Edition: RAM32GB / 512GB SSD + 1TB SSD

このように3つのベースモデルが設定されていて、RAMは自由に変更できず、ストレージ構成はカスタマイズ可能ながら、ベースモデルによって自由度が異なります。ドスパラによれば、

『Entry Edition』は4Kディスプレイを活かしたメディア鑑賞やイラスト作成などの作業に最適。
ストレージは速度重視のSSD1TBへのカスタマイズや、容量重視のHDD2TBへカスタマイズをすることも可能です。

『Advance Edition』は大容量メモリによる快適動作とデュアルSSD仕様により、ノートPCながらデスクトップPCさながらのシステム構成を実現。
製作・編集作業上要求される多種多様なアセットや素材を、気兼ねなくインストールして持ち運ぶことが可能となります。ノートPCであることを理由に表現の幅を狭める必要はありません。

とのことです。

話を進めます。GPUはGeForce GTX1060ですから、仮にゲーミングノートと捉える場合、この製品は中上位クラスのスペックということになりますね。

ディスプレイはUHD(3,840 × 2,160)と超高精細です。ドスパラは自社の製品にIPSという表現を使っていませんが、おそらくIPS(同等)なのではないか、と思います。また、入出力ポートはかなり豊富です。「USBポートが合計で7つ」というのはノートパソコンとしては珍しいと思います。ただ、映像出力はHDMIのみとなります。

記事の冒頭に書いた、この製品の「びっくりするような機能」というのはキーボードです。「メカニカル」なんですよね…。メカニカルキーボードをゲーミングノートに採用するメーカーは増加傾向にあり、直近だとHP、Lenovoなどにメカニカルキーボードを搭載する製品がありますが、この流れにドスパラも乗っちゃいました。

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2.筐体

ドスパラ raytrek RKF1060TGK 筐体
ドスパラ raytrek RKF1060TGK 天板
ちょっと見た感じ、ゲーミングラインのGALLERIAによく似ています。特に天板の造形がそっくりかな、と思います。筐体素材は不明ですが、GALLERIA譲りの頑丈な仕上がりになっているんじゃないでしょうか。

ドスパラ raytrek RKF1060TGK キーボード
これがメカニカルキーボードです。私が真っ先にチェックしたのはWindowsボタンの位置(GALLERIAは往々にして右側にあります)ですが、この製品はノーマルというか、一般的な左下にありました。また、配列は「あえて英語配列」とのことです。「プログラミングや文章作成など、タイピング用途を主とするPCユーザーに根強いファンが多いUS配列を採用」というのがドスパラの説明です。

あと、画像上に電源ボタンがありますが、その右にもう一つボタンがあります。おそらくこれはドスパラの誇る、恐るべき「クーラーブースト」ボタンでしょう。私は以前この機能を搭載したゲーミングノートをレビューしていますが、強烈に冷えるかわりに強烈にファン音が大きくなります。ゲーマーが「ここ一番」で押すボタンなんですけど、クリエイターにも「ここ一番」っていう場面が訪れるんでしょうか…。

ドスパラ raytrek RKF1060TGK キーボードイルミ
バックライトはレインボーカラーですね。私のこれまでの試用経験から、おそらくこのキーボードはソフトウェアでキーマッピングやバックライト色を自由に変更できるようになっていると思われます。

ドスパラ raytrek RKF1060TGK 側面

クリックで拡大します

側面と背面です。この製品にはポート類がかなり多く装備されていますので、側面だけでなく背面にもポートがあります。というかむしろ背面のほうが主役かもしれません。この配置は賛否両論あると思います。ノートPCですが、事実上据え置きでの利用を強く意識した配置と言えるかもしれません。

3.価格など

ドスパラ raytrek RKF1060TGKはドスパラ公式サイトで販売中で、1月21日現在の価格は下記のとおりです。

●Entry Edition: 169,980 円(税込み183,578円)
●(標準): 199,980 円(税込み215,978円)
●Advance Edition: 249,980 円(税込み269,978円)

これは安いですね。私なんかはこのスペックでEntry Editionだともったいないのでは?なんて思いますけど、専門的な用途で使う場合、Entry Editionでも十分、というケースもあるでしょう。4KディスプレイとGTX1060、そしてメカニカルキーボードがついての価格とは思えないくらいに安く感じます。

今年はVRとかMR関連の情報をウインタブでたくさん取り上げていきたいと思っていまして、そのためにゲーミングPCを一台購入したほうがいいかなあ、なんて考えてます。ゲーミングPCは安価なものではないので、そう簡単には購入に踏み切れないのですが、この製品「すげえ気になる」というのが正直なところです。ドスパラだし…。

4.関連リンク(ドスパラ)

raytrek RKF1060TGK

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コメント

  1. Chloé より:

    USB2.0が多めなのが気になりますがあまり動かさない用途だと気はマウスなどをバンバン繋げられるのは嬉しいですね。結構安く感じ、3.0もTypeCもありますし半デスクトップとして使ってみたいですね。

  2. なお より:

    古めのペンタブなんかはドライバー更新がないからwin7とかでないと動かなかったり
    しますね

    そういうやつですかね…?

    コミスタはそのまま続けて欲しかた

  3. 匿名 より:

    Windowsキーの位置ですが、ゲーミングPCでは右配置が多いです
    これは、ASDWキーがカーソルになっていることが多く、
    この時にWindowsキーが左にあると不用意にOSに戻されてしまうためです
    ですので、同スペックですがこの商品はクリエイターズノートなんだと思います