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ドスパラ GALLERIA GCL1650TGFの実機レビュー - 購入しやすい価格でオンラインゲームを楽しめます!エントリークラスのゲーミングノート

ガレリアのアイキャッチ
こんにちは、ゆないとです。今回は実機レビューをお届けします。ドスパラ(会社名はサードウェーブ)の税抜きで10万円を切る、リーズナブルなゲーミングノート「GALLERIA GCL1650TGF」です。じっくりと使ってみましたが、”フォートナイト”や”APEX LEGENDS”などのFPS、FFXIVなどのMMORPGが十分快適にプレイできる性能を持つ、入門機的な位置づけのゲーミングノートです。

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1. スペック

ドスパラ GALLERIA GCL1650TGF スペック
ベースモデルは1種類のみですが、GALLERIAは注文時に構成のカスタマイズができることがほとんどで、このGALLERIA GCL1650TGFもRAMやストレージの構成を変更することができます。

CPUには、Intelの第10世代(Comet-Lake)の「Core i5 10300H」を採用しています。前モデルである”Core i5 9300H”から性能が大きく変わったわけではありません。しかし、定格クロック数と最大クロック数が少しだけ増加し、対応可能なメモリの規格がDDR4-2666からDDR4-2933へ変わりましたので、PCとしての性能アップにはプラスになっています。

外部GPUとして、NVIDIAの「GeForce GTX1650 Ti」を搭載しています。末尾が50なのでエントリー向けではありますが、Tiが付くパワーアップ版です。こちらも無印のGTX1650と比較するとクロック数とコア数が増加していますので、性能は上がっていると考えて良いでしょう。

メモリは安心の16GBで、カスタマイズにより最大で32GBまで増設可能です。ただ、16GBもあれば十分ですね。

ストレージは標準で500GBのSSD、カスタマイズにより1TBまで増設できるほか、もうひとつSSDやHDDを追加できます。500GBだと使い方によっては心もとないかもしれませんが、決まったタイトルをプレイするのであれば整理(掃除)をせずともやっていけるはずです。SATAでは無くNVMe接続なので、データの転送速度は高速です。アプリケーションのインストール、Windowsの起動と終了など、時間がかかるようなところもストレスを感じずに済みます。

ディスプレイサイズは15.6インチで、非光沢のFHD液晶を搭載しています。ゲーミングPCではありますが、リフレッシュレートは60Hzです。144Hz以上のゲーミングノートも増えてきていますが、この製品の場合、個人的には60Hzでちょうど良いと思います。144Hzで楽しむとなると、GPUのスペックももう少し必要になりますし、ゲームの設定を下げる必要があるタイトルがあるかもしれません。

キーボードはメンブレン式の日本語配列キーボードを搭載しています。ノートPCでメンブレン式というのはあまり多くありませんが、大半の人が使い慣れているということで採用されたのでしょう。15.6インチということもありサイズが大きいためテンキーも搭載されているのも何かと便利です。ライティングパターンが変更可能なLEDバックライトもついています。

入出力ポートはサイズが大きいこともあり、余裕のある配置です。USB Type-Aやオーディオ関連のジャックが側面に、ディスプレイ関係とUSB Type-Cが背面に配置されています。ノートPCの側面から伸びるケーブルは意外と取り回ししにくいと感じることもあり、机上のスペースを専有したりしますので、使いやすい配置だと思います。

バッテリー駆動時間は短めです。約6.5時間となっていますが、PC製品の場合、公称値よりは稼働時間が短くなることが多いので、もし外に持ち出す際はACアダプタは忘れず持っていきたいですね。ただ、ゲーミングノートなので、バッテリー稼働時間についてあまり厳しいことは言えません。

重量は約2.1kgと、最近の15.6インチノートとしてはややヘビーです。どこかに”持ち出せるモバイル”と言うよりは、”場所を移動できるモバイル”がぴったりな重さです。

2. 外観

ガレリアの付属品
まずは同梱物からです。レビュー用の貸出機のため、ガイド類はなくACアダプタのみでした。ゲーミングノートということもあり、通常のノートPCに付属するものよりも巨大なものが付属していました。

ガレリアの天板
天板部分です。マットなブラックで、ThinkPadほどでは無いですが、ピーチスキンのような手触りで持ったときの手に馴染む感覚が気持ち良いです。指紋は目立ちにくいと思います。しかし、微細な凹凸があるので指紋を拭き取っても落ちにくいです。

ロゴなどは無く、ヒンジ部分を除いてエッジが角張っていることから、シンプルな見た目で実物は非常に格好良いです。上位モデルのGALLERIAシリーズだと金属の質感を感じられ”ザ・ゲーミング”という印象のものが多いですが、これはそれを感じさせない万人受けするデザインです。

ガレリアの底面
底面側はこのようになっています。4隅に大きめのゴム足があり、プレイで少し激しい操作をしたとしてもしっかりと安定してくれます。机上でずらそうとしてもホールド力は高く、グッと掴んでくれる感触です。画像下側のゴム足の横にある平行四辺形のような形の部分はスピーカーになっています。そして中央とそれより上側にある大きなスリットは、吸気口です。やはり外部GPUなどを搭載しているだけあり、大きめに取って冷却性能を高めています。冷却ファンを左右に1つずつ搭載しているようでした。

ガレリアの手前側側面
前面です。特に指をかける部分は無いので、少し開口するのに手間取ります。キーボード側のボディのエッジは斜めになっているため、持ち上げる際はすっと手が入って便利なのが良いと感じました。


こちらは背面です。まず左右の両端に大きめのスリットがあいています。ここが排気のためのスペースです。背面排気なので、マウスなどの操作をしていても熱気が当たらなくて快適でした。さらに、キーボード面の上部に通常のノートPCよりも大きなスペースがあるので、キーボードを押していても熱さはあまり感じませんでした。

入出力ポートはmini DisplayPortが2つ、HDMIが1つ、USB Type-Cが1つ、そしてACアダプタ接続口があります。

ガレリアの左側面
左側面です。こちらはセキュリティワイヤをつけるための穴、イーサネットコネクタ、USB2.0、マイクジャックとイヤホンジャックがあります。

ガレリアの右側面
右側面はSDカードリーダーとUSB3.2 Type-Aがあります。こうしてみるとわりやすいのですが、筐体後部が高くなるように自然と傾斜がついています。

ガレリアのキーボード
キーボードはテンキー付きで6段の日本語配列です。RGB(カラフルなもの)バックライトを搭載しており、専用アプリを使用することで、ライティングパターンを好みのものに変更できます。電源ボタンは右上で、その左隣にはゲームプレイ中に冷却ファンの風量を上げるボタンがあります。タッチパッドも広く取られており、もちろんクリックにも対応しています。

ガレリアのディスプレイ
ディスプレイはベゼルの領域も狭く、最低限の細さとなっています。ディスプレイのヒンジは両端で支える形です。ヒンジと繋がるフレーム部分にはLEDインジケータがあり、充電状況などがわかります。上部にはHD画質のWebカメラを搭載されていますが、目立ちにくい仕様です。非光沢なので映り込みも少なく、気が散らずにゲームに集中できます。

3. 使用感

ディスプレイ

ガレリアのアイキャッチ
非光沢なので映り込みもなく、動画やゲームに集中できます。しかし、十分綺麗な映像ではあるのですが、非光沢のためぼやっと感じてしまう時もあります。景色が美しいオープンワールドなどのタイトルでは少し没入感が減ってしまう印象です。輝度は高く、日中、日光が入り明るい部屋の中でも十分明るいと感じます。

個人的に良いと感じたのは、最低輝度が結構低いことです。私は夜に自室で過ごす際は電気を付けないか間接照明のような薄っすらとした明るさにしていますので、最低輝度が高いPCやディスプレイだと眩しく感じますが、GALLERIA GCL1650TGFはその心配は無く、暗い部屋でもあまり目への負担は少ないと思います。

キーボード

ガレリアのキーボード
キーボードはメンブレン式です。一般的なメンブレン式のキーボードに比べるとキーストロークは浅く感じ、感触もいくらか柔らかいです。私はよくあるメンブレン式はもちろんのこと、一般的なノートPCでも重く感じるほどタイプ時の指の力がありません。そのため、普段はメカニカルキーボードや静電容量式を使用しています。もし、私と同じようなタイプの方がいたら、重く感じてしまうでしょう。

そんな私が、1,000文字くらいの長文をタイピングしてみたのですが、ちょっと疲れてしまいましたね。しかし、しっかりとした感触が得られ、ゲーム中はあまり気になりません。ゲーミングPCなので、ゲームプレイに支障はありません。

打鍵の感触としてはポコポコとパチパチの間くらいで、底面の大きなゴム足のグリップ感もあり、強めに叩いてもちゃんと受け止めてくれる安心感を得られました。タイプ時の音は他のノートPCと変わりません。周りに迷惑になるような煩さはありませんので、安心して使えました。

ガレリアのキーボード
コンパクトにするため仕方のないことなのかもしれませんが、日本語配列であるもののキーの大きさが一般的なキーボードに比べても小さくなっていたりするキーがあります。まず、エンターキーが小さく、横に長くなり、3段目の”」”が入り込んできています。さらに十字キーの位置も詰めているため、アンダーバーを入力する時によく使うキーがShiftの左隣から斜め左下にずれています。画像ファイルに名を付与する際に区切りとしてアンダーバーを多用する私にとっては押し間違いが多かったです。慣れれば問題ないですが、少し特殊な配置だと初めは困ってしまいますね。

ガレリアのライティング設定
バックライトは4段階で、専用のアプリ「Game Center」の中で設定ができます。単色・グラデーションの切り替えや色の指定もこれです。

スピーカー

スピーカーについては、残念ながら高評価は出来ません。全体的に音が籠もり、分離感を感じることができず団子になっています。ただ、位置感は悪くなく籠もっている中でもある程度、どのあたりから聞こえるというのがわかりました。映画やゲームなど、没入感を大切にしたいコンテンツの場合はゲーミングヘッドフォンなどを使用することをおすすめします。

スピーカーが底面にしかなく、接地面(机上)に向いて出力されるため反射などでどうしても籠もって聞こえてしまいます。筐体も全てが金属製ではなさそうなので、ボヤッとした音になってしまうのは仕方が無いことではあります。ただ、価格を考えるとDolby Atomosなどの音響のためのアプリや高級なパーツの構成も難しいとは思います。

ガレリアのTHX
しかしながら、専用のアプリにはTHXとあります。これは映画館などでも認定を受けているシアターがあるのですが、THXの認定基準をパスしたものに付与されます。これもTHXとあるので認証を受けたのだと思いますが、少し疑問に感じます。私の設定がNGだったのかもしれませんが、ゲーム中はゲーム、動画を見る際はシネマというEQにしてみましたが、どれも今ひとつでした。ただ、THXというこで重低音の”迫力”は大きいと思います。低音量でも音は大きく出してくれます。

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バッテリー

バッテリー
バッテリーでの動作では、長持ちはしません。残り79%の状態でフォートナイトを起動し、そのままソロで15分のプレイをしました。結果は残り48%となりました。バッテリー駆動では、ゲームプレイは難しいと思います。ただし、GALLERIA GCL1650TGFはゲーミングノートで、GeForceが活躍するような場面での測定なので、ここはやむを得ないと思います。

設定アプリなど

ガレリア設定アプリ
Gaming Centerという設定アプリが入っていて、この画像のようなファンコントロール(2種類)と…

ガレリアの設定アプリ2
ディスプレイ設定、これに加えてシステムモニターの項目が存在しています。上位モデルのGALLERIAだともう少し細かな調整ができるアプリが入っていたと記憶していますが、こちらはそこまで詳細な設定ができないようです。

4. ベンチマーク

ドラゴンクエストX ベンチマーク

ドラクエベンチの結果
ドラクエベンチでは最高品質でも”すごく快適”という結果になりました。最新世代のCPUに、GTXクラスのGPUを搭載しているだけあり、ドラクエのような軽めのタイトルなら余裕のあるプレイができそうです。

ドラゴンズドグマオンライン ベンチマーク

DDONベンチの結果
もうサービスが終了してしまったドラゴンズドグマオンラインのベンチマークも最高品質では余裕のある結果です。実際にベンチ中の映像を見ていてもカクつくことはありませんでした。

ファイナルファンタジーXIV ベンチマーク

FFXIVベンチの結果
FF14のベンチマークを試してみました。こちらも”非常に快適”という結果です。MMORPGであれば、今あるタイトルであれば高品質設定でも問題なくプレイできるとわかります。

ファイナルファンタジーXV ベンチマーク

FFXVベンチの結果
参考:
MSI GE66 RAIDER(i7-10875H、RTX2070):8,230
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(Core i7-9750H、RTX2070):7,440
MSI GL63(i7-8750H RTX2060) :6,982
ドスパラ GALLERIA GCF1070NF(i7-8750H GTX1070):6,691
ASUS ROG Zephyrus G14(Ryzen 9 4900HS、RTX2060 Max-Q):6,041
MSI GS65(i7-8750H GTX1070 Max-Q) :5,821
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(i7-8750H GTX1060):4,675
MSI GF63 Thin(Core i7-10750H、GTX1650Ti):3,911
ASUS TUF Gaming A15(Ryzen5 4600H、GTX1650):3,872
ドスパラ GALLERIA GCR1650GF7(Core i7-9750H、GTX1650):3,865
MSI Prestige 15(Core i7-10710U、GTX1650 Max-Q):3,350
MSI GF75 Thin(i7-8750H GTX1050Ti Max-Q):2,990
ドスパラ GALLERIA GCF1050TNF(i7-8750H GTX1050Ti) :2,914

こちらは重量級のFF15ベンチマークの結果です。ここに来て、高品質設定だと”普通”という結果になりました。ベンチ中の映像を見ても何度かカクついて映像が飛んだり、景色やキャラクター達の輪郭、テクスチャが荒くなる場面もあり、少し苦しそうになところもありましたが、Core i5-10300HとGTX1650Tiの組み合わせとしてはかなり良好な結果と言えます。

…しかし、食べ物のクオリティは相変わらず高く、影響を受けてませんでした。開発に力を入れていただけのことはありますね。いつ見ても美味しそうです。

PCMark

PCMarkベンチの結果

クリックで拡大します

参考:
HP OMEN X 2S 15(i9-9880H、RTX2080 Max-Q):6,447
Lenovo Legion Y740(17)(Core i7-9750H、RTX2080Max-Q): 6,151
ASUS ROG Zephyrus G14(Ryzen 9 4900HS、RTX2060 Max-Q):5,852
Lenovo Legion Y740(15)(Core i7-9750H、RTX2070 Max-Q): 5,830
ASUS ZenBook Pro Duo UX581GV(Core i9-9980HK、RTX2060): 5,727
Lenovo Legion Y7000(Core i7-9750H、GTX1650): 5,618
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G(Core i7-9750H、GTX1660Ti): 5,573
ASUS ROG Zephyrus S GX502GV(Core i7-9750H、RTX2060): 5,506
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(Core i7-9750H、RTX2070): 5,505
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 5,401
MSI Prestige 15(Core i7-10710U、GTX1650 Max-Q):5,350
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 5,328
MSI GP65 Leopard(Core i7-9750H、RTX2060): 5,299
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,122
MSI GF75 Thin(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 5,009
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 4,976
ASUS TUF Gaming A15(Ryzen5 4600H、GTX1650):4,959
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E(Core i7-8750H、RTX2070): 4,893
ASUS ZenBook 15 UX534FT(Core i7-8565U、GTX1650): 4,709
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 4,545
ASUS ROG Zephyrus G GA502DU(Ryzen 7 3750H、GTX1660Ti): 4,365
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
iiyama STYLE-17FH054-i7(Core i7-8750H) : 4,281
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,223
Lenovo ThinkPad T490(Core i7-8565U、MX250): 4,158
ASUS VivoBook S15 S531FA(Core i7-10510U): 4,155
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-8665U): 4,132
ASUS TUF Gaming FX505DT(Ryzen 5 3550H、GTX1650): 4,124
Lenovo ThinkPad X1 Yoga(2019)(Core i7-8665U):4,120
ASUS X545FA(Core i7-10510U): 4,114
HP Elitebook x360 1040 g6(Core i5-8265U):4,038
ASUS ZenBook 14 UX434FL(Core i5-8265U、MX250):3,933
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 3,909
ドスパラ raytrek VF-HEW(Core i7-8565U、MX150):3,861
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8350U): 3,778
HP Spectre 13(Core i5-8265U): 3,766
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 3,728
Lenovo ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U): 3,714
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
ASUS ExpertBook B9: 3,674
マウス X5-B(Ryzen 5 3500U): 3,673
マウス m-Book X400B(Ryzen 5 3500U): 3,659
HP ENVY x360 15(Ryzen 3500U): 3,617
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,546
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,491
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,399
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 3,353
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,341
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 3,199
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,108

PCMarkについては4,000を超える結果となりました。これだけあれば、このテスト(表計算ソフトやビデオチャットなど、ビジネスシーンをシミュレートしたものが多く含まれます)が想定する使い方でも快適でしょう。

VRMark

VRMarkベンチの結果
VRMarkも試してみました。HTC VIVEシリーズやOculus RiftなどのVRを使う際、このOrange Roomのスコアが5,000を超えているとある程度快適に使えるのですが、これは5,580というスコアになりました。VRでプレイする人も増えているとは聞きますが、この製品であればひとまず問題なくVRが楽しめると思います。

Fortnite FPSなど

フォートナイトのFPS
フォートナイトの設定
フォートナイトは最高設定でも安定して50〜60FPSを維持してプレイができます。(※設定画面の画像では最大フレームレートを144FPSとしていますが、そこまではでません。)

フォートナイトのバッテリー時のFPS
しかしながら、バッテリーでプレイしていた時に気が付きましたが、この時は30〜40FPSとガクッと下がりました。バッテリーでプレイすることはあまり無いかもしれませんが、そういった場合は設定を下げる必要があります。

Apex Legends FPSなど

Apex LegendsのFPS
Apex Legendsの設定
PCを購入したらやってみたかったApex Legendsも、ほとんど最高設定で55〜60FPSで動作しました。そうは言っても、オブジェクトの少ないチュートリアルでの話ですし、実際のステージではもう少し下がってしまうかもしれませんが、大きくは下がらないと思うので、Apex Legendsも快適にプレイができるでしょう。

CrystalDiskMark

CrystalDiskMarkのスコア
CrystalDiskMarkではこのような結果となりました。500GBのNVMe接続のSSDです。これだけ出ているので、OSの起動やデータの読み込みなども高速だと思います。

ディスクインフォ
FPSタイトルやベンチマークソフトを入れた状態で、このくらいのディスク使用となりました。これだけ入れてもまだ250GBは空きがあるので、AAAタイトルのような大きめなゲームを入れない限りは、これだけでもやっていけるでしょう。必要に応じて外付けSSDを追加したいですね。

5. 価格など

GALLERIA GCL1650TGFはドスパラ公式サイトで販売中で、2020年7月5日現在の価格は税抜99,980円(税込109,978円)です。また、購入時の価格を抑えるのであれば、毎月680円を払うことでトラブル対応をしてくれるサービスに加入すれば、税抜89,980円(税込98,978円)になります。

10万円くらいで、今話題のシューティング系タイトルを楽しむのに丁度良い性能の製品だと思います。スピーカーやキーボードなど、価格を考えると物足りなく感じてしまう部分はありますが、そういったものは周辺機器でどうとでもなるので、個人的には縦置きスタンドなどを購入して周辺機器を繋げることで、デスクトップのような据え置きとして使うのが最適で便利かもしれないと考えています。

今ゲームはとても注目が集まっていて、2020年第2四半期(4〜6月)の世界でのゲーム実況の視聴時間は70億時間を超えたそうです。比較対象が無いのでどれだけすごいのか説明は難しいですが、ゲームに関することにそれだけの時間、誰かが費やしたということだけでも結構なことだということはわかります。日本でも以前に比べたらe-Sportsが徐々に受け入れらていると感じるニュースも増えていますね。中にはしっかりと腰を据えてやってみようかなと考えている方もいるのではないでしょうか。

PCゲーム初心者の方であれば、最初からハイエンドなものではなくて、ゲーミングPCとして手頃な価格で購入できる、このGALLERIAから始めてみるのも良いと思います。

6. 関連リンク(ドスパラ)

GALLERIA GCL1650TGF

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