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ドスパラ Diginnos DG-D11IW - Core M搭載の11.6インチ2 in 1、さすがドスパラ、超ハイコスパマシン!

ドスパラ Diginnos DG-D11IW
ドスパラが11.6インチの2 in 1を発売しました。「Diginnos DG-D11IW」という製品です。ドスパラのWindowsタブレットは8インチ、9インチ(8.9インチ)、10インチ(10.1インチ)の3種類でしたが、新しいDG-11IWはそれよりも一回り大きいサイズになっています。また、筐体デザインも完全に新しくなり、性能の方も格段にアップしています。ドスパラらしく「超」がつくほどコストパフォーマンスも高いですよ!
Diginnos DG-D11IW:ドスパラ公式サイト

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1.スペック

ドスパラ Diginnos DG-D11IW スペック表

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補足します。OSはWindows 10 Homeの64ビット版です。CPUはAtomと思いきやCore Mですね。Core iシリーズには及ばないものの、明確にAtomよりも高性能のCPUです。参考までにPASSMARKのベンチマークスコア(公表値)を掲載します。

Core M-5Y10c: 2,804
Atom Z3735F: 911
Atom X7-Z8700: 1,992
Core i5-5200U: 3,505
※2015年10月16日現在のPASSMARK公表値。数値が大きいほど高性能
※Atom Z3735Fは8~10インチのWindowsタブレットに最もよく使われているもの
※Atom X7-Z8700はCherryTrail世代のAtom最上位モデル
※Core i5-5200Uは比較的ハイクラスのモバイルノートPCに使われているもの

DG-D11IWに搭載されているCore M-5Y10cは最新のSkylakeではないものの、Atomとの比較では歴然とした差があります。Core i5には負けてしまいますけど、省電力性に優れており、このタイプの2 in 1には適したCPUであるといえます。

RAMは4GBありますから、64ビットOSとCore Mプロセッサーの性能を発揮できそうです。ストレージは64GBで、タブレットとしては十分ですが、ノートPCとして見た場合には若干少ないかな、と思います。OneDriveをしっかり活用すれば問題ないと思いますけどね。

ディスプレイ解像度は1,920 × 1,080ですから、アスペクト比16:9のワイドタイプということになります。このあたりは少し好みが別れるかもしれません。あと、入出力ポートに関してはタブレットとしては十分すぎるくらい充実しており、ノートPCとしても水準はクリアしていると思います。2 in 1ですから、タブレット側にポート類が集中することになるのですが、「よく頑張ったよね」と思いますよ。

11.6インチなのでサイズがどうしてもタブレットとしては大きくなりますけど、それはいいとして、本体重量900gというのはちょっと辛いかな…。あと、キーボードも450gあるので、合計で1.35kgということですね。もう少し軽いとなおよかったんですけど、価格も低く抑えてくれているし、仕方ないですかね。

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2.筐体

ドスパラ Diginnos DG-D11IW ノートPC形態
DG-D11IWはヒンジを持たず、タブレット背面のキックスタンドを使ってノートPC形態にします。背面のキックスタンドといえばMicrosoft Surfaceシリーズが思い浮かびますが、今年の秋冬はこのタイプが流行しそうです。ただし、キックスタンドの形状はSurfaceとは違っていて、

ドスパラ Diginnos DG-D11IW キックスタンド
こんな感じです。角度調整が可能なのかは不明ですが、ドスパラのプレスリリースを読むと「立てる、寝かせるなど幅広いスタイル」という記載があるので、おそらく可能と思われます。

ドスパラ Diginnos DG-D11IW 背面
これがキックスタンドを閉じたところ。スッキリした印象です。

ドスパラ Diginnos DG-D11IW キーボード
キーボードはアイソレーションタイプで配列にも変わったところはなく、キーピッチもゆとりがありそうですね。ドスパラのキーボードは使って気持ちいいものが多いので、DG-D11IWのキーボードの品質も間違いないだろうと思います。また、本体とキーボードはコネクタで接続するタイプなので、Bluetooth接続と比べると安定性も高いです。

あと、このキーボードはスペック表に「脱着式キーボード一体型保護ケース」という記載がありますので、収納時には本体と一体になるはずなのですが、どんな感じになるのかちょっとわかりません。できれば早めに実機レビューさせてもらいたいところです。

3.価格

税抜きで69,000円、税込みで74,520円です。明らかに安い、と断言していいでしょう。CherryTrail世代のAtomを搭載しているSurface 3(+タイプカバー)よりも、キーボードをセットしたThinkPad 10よりもはるかに安いです。PCやタブレットの価格はCPUだけでは決まらない、ということを理解したうえでも、DG-D11IWのハードウェア構成とデザインで税抜き69,000円というのは破格だと思います。この秋冬、各社がSurface包囲網を敷く中で、このドスパラの新製品は(少なくともコストパフォーマンスという点においては)頭一つ抜けた存在になった、と言っていいと思います。

4.関連リンク

キーボード付属でモバイルノートにもタブレットにもマルチに活用できる 11.6インチ液晶搭載 2 in 1 パソコン「Diginnos DG-D11IW」の販売を開始ドスパラ プレスリリース
Diginnos DG-D11IW:ドスパラ公式サイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    微妙
    ホリデーシーズンに向けて何万円値下がりするだろうか?

  2. S より:

    破格だとは思いますが、microではなく普通のSDXCにして欲しかった。
    自分は5Y10には手を出さないと決めてますが、
    そこが違ってれば揺れていたかもしれませんw

    • wintab より:

      Sさん、こんにちは、コメントありがとうございます。Core Mはスペック的にちょっと中途半端ですが、Atomとの比較検討をする場合はアドバンテージになるかな、と。DG-D11Wは私が好きなドスパラ製ということもあり、みなさんに「買いなさいよ」と無茶ぶりしたくなる製品です。

  3. 匿名 より:

    DG-D11iwですが、DDONのベンチマークスコアはどの程度になるのでしょうか。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。すみませんが、わかりません。実機を貸してもらえるようにドスパラにお願いしているのですが、もう少し時間がかかりそうです。なので今は確かめようがないんです。

  4. 匿名 より:

    Core Mは普段使っていて電力はどれくらい使用しますか?
    実際のバッテリーの持ちはどのくらいでしょうか。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。申し訳ありません、実機レビューでちゃんとテストしませんでした。近日中にドスパラに行く予定があるので、中の人に確認しておきます。ちなみに体感的には小型タブレットよりもかなり長持ちする、と思いました。

  5. 禿しいベイ より:

    なぜか、5Y10c は、5Y10 のリプレース版なのに、若干スコアが落ちるという不思議。
    intel のホワイトペーパーを見ても違いが判りません。

    それは、さておき、バッテリーの持ちの話が出てるので便乗。

    私の持っている機種の場合、約11時間ほど持ちます。
    若干、カタログより持ちが良いようですが、何と言っても優れているのが省電力機能。
    Atom 機に比べてスリープの復帰が一瞬であるとか、あらゆる面で Atom 機とは反応が違います。

    私のは、バッテリーセルが多いので重たいタブレットになりますが、普段使いだと、Atom 並みの 4W 程度。2GHz にバーストしても、6W 程度ですが、滅多にバーストしません。
    800MHz ~ 1.2GHz あたりをフラフラ。
    これで、約11時間持つので、安心感はあります。

    クイックに反応する省電力機能は、ストレスレスです。