DELL XPS 17(9700)- ゲーミングノートの性能、クリエイターノートのディスプレイ、そして世界最小クラスの美しいボディ

DELL XPS 17
DELLがノートPC(ALIENWAREを除く)のトップブランド「XPS」の17インチノート、「XPS 17」を発売しました。XPSシリーズはこれまで13.4インチ(旧モデルは13.3インチ)と15.6インチの2サイズ展開で、それぞれクラムシェルノートとコンバーチブル2 in 1がありましたが、今回最大サイズにして最上位となる17インチのクラムシェルノートが追加された、ということになります。ディスプレイサイズが大きくなってもXPSらしさはそのままで、おそらく世界最小にして最も美しい17インチノートだと思います。

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1.スペック

DELL XPS 17
XPSシリーズは外観の美しさばかりに目が行きがちですが、スペックも非常に高いです。CPUは第10世代(Comet Lake-H)のCore i7-10750Hで、ノートPCに一般的に使われる「末尾U(Core i7-10510Uなど)」のものではなく、ゲーミングノートやクリエイターノートに使われる高性能なものです。また、外部GPUにGeForceシリーズの最新型番であるGTX1650Tiを搭載しています。CPUとGPUだけ見ればゲーミングノートそのもの、という構成です。

RAMは16GBもしくは32GB、ストレージは512GB/1TB SSDと、こちらもゲーミングノートやクリエイターノートと同水準の内容と言えます。

そしてXPSといえば4Kディスプレイ。XPS 17のディスプレイサイズは一般的な17インチPCが17.3インチであるのに対し、ちょっとだけ小さい17.0インチでアスペクト比も16:9ではなく16:10と、少し縦方向に長いものが使われています。解像度は2種類で「1,920 × 1,200・非タッチ」と「3,840 × 2,400・タッチ」でDolby Vision対応です。両方とも500nitと非常に輝度が高く、(おそらく4Kディスプレイのみと思われますが)「100 % Adobe RGBと94 % DCI-P3」の色域を誇ります。大きなディスプレイサイズとあわせ、クリエイターの作業にも向く品質と言えるでしょう。

通信まわりではWi-Fi6(ax規格)に対応していますが、これは製品の格からして当然でしょうね。一方で入出力ポートはかなり変則的です。4つもあるUSB Type-CポートがすべてThunderbolt 3なのはすごいですが、Type-Aポートが1つもありません。「極限まで小さく、薄くなった筐体なのでこういうことになる」のでしょうが、今でもType-Aポートの周辺機器というのは少なからずありますので、ハブは必要かもしれませんね(最低限、Type-C – Type-Aの変換アダプターは付属していると思います)。

バッテリーは97Whで、これはおそらく飛行機の機内持ち込みを意識したギリギリの容量かと思われます(一般に、機内持ち込みは100Wh未満)。そしてサイズは17インチとは到底思えないくらいに小さいです。

XPS 17(9700):374.45 × 248.05 × 19.5mm / 2.11-2.51kg
Inspiron 15 3000(3593):380 × 258 × 22.7mm / 2.2kg
Inspiron 15 7000(7501):356.1 × 234.5 × 17-5-18.9mm / 1.75kg

同じDELLの15.6インチノート、Inspiron 15と比較してみました。「3593」のほうはエントリークラス、「7501」はハイエンドクラスのスタンダードノートです。XPS 17はエントリークラスの15.6インチノートよりもコンパクトになっています。また、だいたい2~3年くらい前の15.6インチノートよりは小さいとも言えます。一方、最新の上位クラスの15.6インチノートも小型化が進んでいますので、最新モデルとの比較だと15.6インチノートよりも小さい、とまでは言えないですね。しかし、17インチとして圧倒的に小さいのは間違いありません。

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2.筐体

DELL XPS 17
いい意味で「XPS」のデザインです。すべてのベゼルが非常に細く「ベゼルレス」と言いたくなります。また、Webカメラの位置は上部なので、鼻毛を気にする必要もありません。

DELL XPS 17
天板です。こちらはいい意味で「いつものDELL」ですね。CNC加工のアルミニウム筐体は抜群の質感です。

DELL XPS 17
キーボードです。キーボード面の素材はカーボンファイバーですね。他のXPSシリーズで実機に触れたことがありますが、ややしっとりした感触で非常に気持ちのいい素材だと思っています。

それと、テンキーないですね…。17インチなのに。配置を見るとテンキーをつけられたと思うのですが、文字入力のしやすさ(テンキーなしの場合、ホームポジションに手を置くと体が筐体の中央になる)を重視したんでしょうか。この画像では英語配列になっていますが、XPS 17は注文時に日本語配列と英語配列を選べます。ともにバックライト付きです。

あと、指紋センサーなんですけど、「ちゃんとあります」。この画像の1番右上のキーが電源ボタン兼指紋センサーです。形状的にうっかり押してしまいそうな感じ。

DELL XPS 17

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側面と入出力ポートの配置です。上に書かせていただいたとおり、USBポートはすべてType-C(Thunderbolt 3)という、かなり思い切った構成になっています。

3.価格など

DELL XPS 17はDELL公式サイトで販売中で、6月16日現在の価格は237,983円(税込み261,781円)から、となっています。この価格は15%OFFのセール価格です。XPS 17を購入するのなら、やはり4Kディスプレイを選びたくなりますよね?現状4Kディスプレイは「RAM32GB/1TB SSD」というハイエンドな構成となり、価格は286,433円(税込み315,076円)です。やっぱり30万円を越えちゃいますね。

スペックとしてはゲーミングノート、ディスプレイ品質はクリエイターノート、そして世界最小クラスのサイズと、用途を特定していないノートPCとして、どこをとってもハイエンドな製品だと思います。

4.関連リンク

XPSノートPC:DELL
New XPS 17ノートパソコン(9700)(2020年6月12日発売):DELL

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