ASUS ROG Strix GL10CS(GL10CS-I7G1660T)レビュー - GeForce GTX1660Ti搭載、ROGブランドにふさわしい実力とデザインを備えたゲーミングデスクトップ(実機レビュー)

ASUS ROG Strix GL10CS レビュー
こんにちは、ゆないとです。今回はASUSのゲーミングブランドR.O.GのデスクトップPC「ROG Strix GL10CS (GL10CS-I7G1660T)」の実機レビューをお届けします。

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この製品は9月20日に発売され、先日ウインタブでも紹介記事を掲載しています。紹介記事には、この製品を含めて3種類が紹介されており、その内の1つとなっています。他の2つは外部GPUにGeForce RTXシリーズを採用しているのですが、この製品ではGTXシリーズを採用しています。

1.スペック

スペック
ASUSはBTOメーカーではないため、カスタマイズには対応していません。今回お借りしたGL10CSもたくさんのバリエーションモデルが存在するものの、すべてレディーメードになっていて、ハード・ソフトともに注文時に構成の変更はできません。

CPUはIntel製「Corei7-9700K」が搭載されています。”Coffee Lake Refresh”という開発コードで呼ばれる、第9世代のハイエンドモデルです。上位のものに比べて、Hyper Threading機能やキャッシュメモリを減らすことで、価格を抑えたものになっていますが、性能面では申し分なく、オーバークロックにも対応します。

外部GPUはNVIDIAの「GeForce GTX 1660 Ti」を搭載しています。GeForceにはリアルタイム・レイトレーシングやDLSS(Deep Learning Super Sampling)に対応するRTXシリーズと、今製品にも搭載されているGTXシリーズがあります。末尾についている「Ti」は通常モデルよりも高性能であることを表しています。「1660 Ti」は、位置づけとしてはミドルレンジあたりのスペックです。VRAMが6GBということもあり、FFXVなどの重量級タイトルを最高設定で動作させるのは少し厳しいですが、中量級のタイトルであれば快適に動作させることができるモデルと言えます。

RAMは16GB、ストレージは512GB SSD + 1TB HDDという構成です。光学ドライブは搭載していません。

無線LANは802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1を搭載しているので、ケーブルレスで周辺機器を接続し、LANを接続できない環境でもWi-Fiでアクセスが可能なので便利ですね。入出力ポートは豊富なので、大半の用途で困ることは無いと思います。

筐体

箱
外箱です。とても巨大ですが、中身はしっかり衝撃を緩和するように発泡スチロールに包まれていました。黒と赤の組み合わせが印象深く、ブランドロゴが映えます。起動をするとこの外箱と同じデザインの壁紙が設定されています。

ガイド
各種ガイドなどの付属品です。これの他に電源接続用のケーブルがあります。

メタル
この黒いケースに入っていたのが、R.O.Gロゴのメタル製プレートでした(画像中央です)。レビュー機はメーカーからの貸与品なので開封はしませんでしたが、組み立て方のような書類がありました。映画トランスフォーマーに出てくるオートボットたちの目のようで、個人的にとても触ってみたかったです。

正面
正面です。この製品の顔とも言える派手なデザインで、マットなシルバーカラーの塗装がマッチしており、他にない個性が出ていますね。こういった特殊な形状が、ゲーミングデスクトップの楽しみの1つでもありますよね。左上部から右下部へスリットが入っていますが、ここは専用のソフトでパターンやカラーを変更できます。

右サイド
右側面はASUSと刻印されています。こうしてみるとわかりますが、正面側の下部が出っ張っているため、微妙に持ち上がる形となっています。

左サイド
左側面は通気孔が設けられています。また、隅にはスペックなどが記載されたシール貼り付けられています。

背面
背面です。USB3.0×2、USB2.0×2、イーサネットコネクタ、オーディオジャックの入出力ポートと排気口、DisplayPortやHDMIなどのグラフィックカードの画面出力用ポートが備えられています。この背面4箇所にネジが付いており、これを外すことで側面のカバーを外し、各種パーツへアクセスが可能です。

筐体内部
右側面のカバーを外すことで内部にアクセスすることが出来ます。上部にマザーボード、空冷式なのでファンがあり、中間にグラフィックカード、下部にストレージを配置する構造になっていました。スペースも大きく、自力でのメンテナンスもしやすそうです。

上
上部はシンプルです。USB3.0×2、オーディオジャックが備わっています。

下
下部です。特にゴム足などは無いので、心配であれば自分でつけてあげる必要があります。画像では下側になりますが、黒い部分は滑り止めのような仕上げになっていました。

システム・ソフトウェア

ASUS ROG Strix GL10CS システム構成
スペック表どおりで、Windows 10 Homeがインストールされており、バージョンは”1903”となっていました。

ストレージ
ディスク構成は、ディスク0にDドライブ、ディスク1にCドライブという構成になっていました。

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Disk構成
SSDはIntel製、HDDは東芝製のようです。

Armoury Crate

ArmouryCrate
これは、各ゲーム用に好みの設定が行えるソフトウェアです。WindowsはタスクマネージャーでCPU負荷率などを確認できますが、同じように確認ができたり、ファンの回転数などの設定をしてゲームに最適化することができます。

AURA Sync

AuraSync
このソフトウェアでは、この製品の正面のスリットの発光部分のパターンやカラーを設定できます。本体だけでなく、AURA Syncに対応した周辺機器を機器毎に設定することも可能です。

Game First

GameFirst
実行中のどの通信を優先するか設定できるソフトウェアです。例えば、速度重視なゲームをプレイする際はゲーム優先するなどができるようです。ゲームだけでなくファイル転送など、その他の用途にも設定が可能です。

このようにASUSのものだけでも豊富なソフトウェアがインストールされており、ユーザー独自に好みの設定をすることが強みだと感じました。

DTS Audio

DTS1
DTS2
主にサウンドを設定するソフトウェアになります。使用中のオーディオデバイスを選択し、楽しむコンテンツを設定することで最適化されたサウンドを楽しむことが出来ます。

GeForce Experience

GEFORCE EXPERIENCE
GeForce用のドライバをインストールしたり、ゲーム毎にGPUを最適化するなどの設定を行うことが可能なソフトです。

性能テスト

ドラクエベンチ
ドラクエ4k
参考:
Lenovo Legion T730(Core i9-9900K、RTX2080):24,360
Lenovo Legion C730(Core i9-9900K、RTX2080):24,090
ドスパラ GALLERIA ZF(Core i7-9700K、RTX2070):22,792
Lenovo Legion C750(Core i7-8700、GTX1060):22,407
ASUS ROG Strix GL10DH(Ryzen 7 3800X、RTX2070):21,612
ドスパラ GALLERIA DF(Core i5-8500、RTX2060): 19,274
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 18,061
ドスパラ GALLERIA RJ5(Ryzen5 2600、GTX1660): 14,204

ドラクエ程度であれば、余裕で最高設定で楽しむことができますね。スコアは下がりますが解像度が4Kでの設定でもメタルスライムが出てくれました。

DDON
参考:
Lenovo Legion T730(Core i9-9900K、RTX2080):16,125
Lenovo Legion C730(Core i9-9900K、RTX2080):15,737
Lenovo Legion C750(Core i7-8700、GTX1060):14,567
ドスパラ GALLERIA ZF(Core i7-9700K、RTX2070):13,230
ドスパラ GALLERIA DF(Core i5-8500、RTX2060): 12,958
ASUS ROG Strix GL10DH(Ryzen 7 3800X、RTX2070):12,090
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 10,491
ドスパラ GALLERIA RJ5(Ryzen5 2600、GTX1660): 8,617

ドラゴンズドグマオンラインのベンチマークソフトの結果です。参考値と比べると、少し高すぎるスコアのように感じます。11,000~12,000くらいが妥当だとは思いますが、Armoury Crateの「Turbo」設定で実行しているおかげか、3回計測をしても14,000は出るので、設定が反映されている結果なのかもしれません。

ASUS ROG Strix GL10CS 3D Mark
参考:
Lenovo Legion T730(Core i9-9900K、RTX2080):10,283、22,459、54,833
Lenovo Legion C730(Core i9-9900K、RTX2080):10,127、21,378、52,003
ドスパラ GALLERIA ZF(Core i7-9700K、RTX2070):8,665、19,807、45,030
ASUS ROG Strix GL10DH(Ryzen 7 3800X、RTX2070):8,459、18,958、44,420
ドスパラ GALLERIA DF(Core i5-8500、RTX2060): 7,072、16,142、34,912
ドスパラ GALLERIA RJ5(Ryzen5 2600、GTX1660): 5,381、11.954、31,285
Lenovo Legion C750(Core i7-8700、GTX1060):3,912、10,448、30,597
※左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diverのスコア

3DMarkのベンチマークスコアです。スペック的には妥当なスコアになっていると思います。

PCMark10
参考:
Lenovo Legion C730(Core i9-9900K、RTX2080)::7,540
Lenovo Legion T730(Core i9-9900K、RTX2080):7,302
ASUS ROG Strix GL10DH(Ryzen 7 3800X、RTX2070):6,512
ドスパラ GALLERIA ZF(Core i7-9700K、RTX2070)::6,337
ドスパラ GALLERIA DF(Core i5-8500、RTX2060): 5,769
ドスパラ GALLERIA RJ5(Ryzen5 2600、GTX1660):5,201
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906

PCMark10のスコアです。スペックとしては良い結果となりました。6,000を超える性能がありますので、重い処理でも問題なさそうです。

近頃はVRゲームのタイトルも増えてきました。せっかくなのでVRMarkでの計測も行ってみました。
OrangeRoom

このスコアであれば大半のタイトルで問題なくプレイ可能です。OrengeRoomの測定で5,000を超えれば十分にプレイが可能だと言われています。次世代規格を想定したBlueRoomでも、スコア1,800と当分は高い性能が期待できそうです。

まとめ

ROG Strix GL10CS(GL10CS-I7G1660T)はASUS Storeにて販売中で、CPUやGPUなどの構成が異なる複数のバリエーションモデルが存在します。レビュー機の価格は税別222,000円(税抜244,200円)です。

スタイリッシュなデザインと、GPU搭載による快適なゲームプレイを提供してくれるという安心感を実際に使用してみて感じました。確かに同等のスペックで安価な製品もあるでしょうし、GPUは上位のRTXシリーズを搭載したモデルもありますが、価格とスペック、ASUSならではの各種ソフトウェアなど、ユーザーファーストに感じる部分はR.O.Gブランドの良いところだと思います。

関連リンク

ROG Strix GL10CS (GL10CS-I7G1660T):ASUS Storeicon
ROG Strix GL10CSシリーズ:ASUS Storeicon

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