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ASUS ExpertBook B9 レビュー ー 頑丈で使いやすくてカッコいい!毎日持ち歩きたくなる14インチ・モバイルノート(実機レビュー)

ASUS ExpertBook B9 レビュー
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。5月7日に発表されたばかりのニューモデル「ASUS ExpertBook B9」の実機レビューです。この製品は「ビジネスノート」で、抜群の堅牢性を備えつつ、1キロを切る軽さを実現した、非常に魅力的なモバイルノートで、ウインタブ読者のメインノートとしても最適と思われます。発売に先立ち、実機をお借りすることができましたので、いちはやくご案内ができます!

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1.スペック

ASUS ExpertBook B9 レビュー スペック表
ASUS ExpertBook B9(以下、ExpertBookと言います)には個人向けと法人向けのモデルがありますが、この記事では個人向けモデルについてご案内します。CPUは第10世代(Comet Lake)のCore i5とCore i7で、どちらのCPUを選ぶかによってRAMやストレージの選択肢が変わってきます。

●Core i5/RAM8GB/512GB SSD
●Core i5/RAM16GB/1TB SSD/Office H&B
●Core i7/RAM16GB/1TB SSD/Office H&B

また、後述しますがExpertBookは「超軽量」がセールスポイントの一つになっていますので、バッテリー容量(筐体重量に大きな影響があります)も2種類用意されています(後述します)。

ディスプレイは14インチのFHD解像度で、スペック表には記載がありませんがIPS(IPS相当)の液晶が使われています。タッチパネルの設定はなく、ノングレア(非光沢)タイプのみとなります。このあたり、ビジネスノートらしい仕様と言えます。

通信周りではもちろんWi-Fi6に対応します。それと、この製品ちょっと面白いというか、HDMIポートが2つ装備されています。2つのHDMIポートのうち、microHDMIのほうは「有線LAN用」なんです。PC本体にチップを内蔵し、HDMIポートを使うことによってMACアドレスが固定されます。この結果、法人などの組織でPC管理が容易になるというメリットがあります。また、microHDMI-LAN(RJ45)の変換アダプターも同梱されますので、事実上ExpertBookには有線LANポートが装備されている、ということになります。

HDMI以外のポートでは、Thunderbolt 3が2つとUSB Type-Aポートが1つあります。ExpertBookは同時に2つの外部ディスプレイに4K映像出力が可能です。また、Thunderbolt 3は充電/給電ポートとしても使用します(どちらのThunderboltポートでも充電できます)し、「39分で60%」の急速充電ができます(33Whrバッテリーの場合)。

カメラはWindows Helloの顔認証に対応し、プライバシーシャッターも標準装備されます。

で、バッテリーです。33Whrと66Whrを選べ、33Whrのほうにすると筐体重量が870 gという超軽量なものとなります。また66Whrのほうでも995 gと1キロ切りを実現しています。この製品、ディスプレイサイズが14インチですから、めちゃめちゃ軽いと言えます。もちろんサイズも14インチとしてはごく小さく、特に厚さが14.9 mmと、非常に薄くなっています。

なお、スペック表記載の稼働時間ですが、Core i5モデル、Core i7モデルそれぞれ若干稼働時間が異なりますので、「約16時間」「約30時間」というのは目安とお考えください。

ASUS ExpertBook B9 レビュー システム構成

ASUS ExpertBook B9 レビュー ストレージ構成
レビュー機のシステム構成です。Core i7/RAM16GB/1TB SSD(パーテーションで2つのドライブに分けられています)という、上位構成のモデルでした。なお、OSのみ個人向けモデルとは異なり、Pro版が搭載されていました。

2.筐体

ASUS ExpertBook B9 レビュー 同梱物
同梱物です。まず、左側にACアダプターと電源ケーブルがありますが、ACアダプターは超小型です。ただ、重量はモバイルノート用としてめちゃめちゃ軽いというほどではなく、電源ケーブル+ACアダプターで312 gでした。

次にペーパー類です。広告用のものは別として、ユーザーマニュアル(取扱説明書)、保証書、「はじめにお読みください」と書かれたサポートデスク用の案内の一枚ものがありました。ユーザーマニュアルは結構な厚みがあります。

それと、右上にあるのがスペック説明のところで触れた「microHDMI – LAN(RJ45)」のアダプターです。

ASUS ExpertBook B9 レビュー 天板
天板です。中央にASUSのロゴがありますが、ロゴの地色はブラックで、この画像では光を反射しているためシルバーに見えています。筐体色はブラックで、素材はリチウムマグネシウム合金です。この製品、天板と底面がリチウムマグネシウム合金、キーボード面がマグネシウム合金と、強度と軽さを両立させるための努力がうかがえる、かなり凝った素材になっています。

ASUS ExpertBook B9 レビュー 底面
底面です。画像下がヒンジ側です。左右にスピーカー穴があります。それ以外には通気口があるのみで、非常にシンプルな造形となっています。これも軽量化のためでしょう。

ASUS ExpertBook B9 レビュー 左側面
左側面です。画像左からUSB Type-C(Thunderbolt 3)× 2、HDMI、microHDMIです。

ASUS ExpertBook B9 レビュー 前面
前面にはポート類やボタン類はありません。中央にある白いものがLEDインジケーター(というか大きさ的には「ライト」)で、通電時、充電時に点灯します。中央がくぼんだ形状になっていて、ヒンジの開口はしやすいです。

ASUS ExpertBook B9 レビュー 右側面
右側面です。画像左からオーディオジャック、USB 3.1 Type-A、そしてセキュリティロックスロットです。この画像を見るとExpertBookの薄さがよく分かると思います。また、右端の造形にも注目です。天板が「くの字」になっていますが、この製品はASUSお得意の「エルゴリフトヒンジ」です(後述します)。

ASUS ExpertBook B9 レビュー 背面
背面にはポート類やボタン類はありません。

ASUS ExpertBook B9 レビュー
しかし、エルゴリフトヒンジ構造のため、このように保護材がつけられています。この部分が底面に潜り込む仕組みです。

ASUS ExpertBook B9 レビュー キーボード
キーボードです。上に書いたようにキーボード面はマグネシウム合金製です。見た目は普通、と言いますか、右端のキーがやや小さめになっている程度で、特にクセは感じられません。しかし、このキーボード、1000万回の打鍵テストをクリアし、さらに防滴仕様になっています。

ASUS ExpertBook B9 レビュー キーボード
もちろんバックライトも装備されていますが、それよりもタッチパッド部分ですね…。ZenBookシリーズのようなScreenPad(実質的にサブディスプレイ)ではないものの、このようにテンキー(NumberPad 2.0と言います)が表示される構造になっています。最近ASUSはこのギミックが気に入ってるみたいですね。

ASUS ExpertBook B9 レビュー キーボード
拡大してみました。左上と右上にアイコンがありますが、左上のアイコンはNumberPad 2.0の輝度を調整するもので、右上のアイコンはNumberPad 2.0のオン/オフに使います。また、左上のアイコンを右下にドラッグすると電卓アプリが起動します。

さらに、NumberPad 2.0を表示させたままでもタッチパッド機能が使えます。これ、かなり便利です。

ASUS ExpertBook B9 レビュー 正面
ヒンジを開口して正面から見たところです。左右のベゼル幅はわずかに4 mm幅しかありません。そして、それだけでなく「下部ベゼルが見えない」です。なので、全体的に横長に見えます。

ASUS ExpertBook B9 レビュー 横から
下部ベゼルが見えない理由がこれ、「エルゴリフトヒンジ」です。天板ががっつり底面に潜り込んでいるのがわかります。この構造によって(実際にはあるけど)下部ベゼルが見えなくなっているんですね。そして、キーボード面にも角度がつき、打鍵がしやすくなっています。キーボード面の最大角度は5度と、結構な傾斜になります。

ASUS ExpertBook B9 レビュー ヒンジ最大開口
また、ExpertBookのヒンジは180度開口可能です。この構造はレノボ製品では一般的ですが、小さなテーブルに向かい合わせに座って打ち合わせする際などには非常に便利です。

ASUS ExpertBook B9 レビュー プライバシーシャッター
ビジネスマシンということもあり、Webカメラにはシャッターがつきます。最近はHPやレノボの製品でこの構造がよく見られますが、なんでも「カメラがあると覗かれているようで気になる」という人が増えているんだとか。もちろん実際に不正アクセスでカメラを悪用されるというリスクもありえますので、(私はピンときませんけど)この構造を歓迎する人も多いでしょう。

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ASUS ExpertBook B9 レビュー
一通り筐体を確認してみました。実機レビューでは乱暴なことをしていませんが、ExpertBookはミルスペック(米国国防総省物資調達基準、MIL-STD 810G)準拠の堅牢性を備えています。それでこの薄さ、軽さです。ビジネスマシンとしてウインタブが最も評価している(というか好きなんですけどね)のはレノボのThinkPadシリーズですが、ExpertBookはそれに匹敵するというか、それ以上のパッケージングと言えるでしょう。また、NumberPad 2.0に代表されるように、ASUSならではの新規性とか独創性もしっかり纏っています。これもまた、ビジネスマシンでも他とは異なる個性が与えられているわけで、個人的には好感が持てました。

3.使用感

スピーカー

この製品は底面にステレオスピーカーを装備しています。また、エルゴリフトヒンジを採用していて、ヒンジ開口時に底面にかなり大きな隙間ができますので、この点も音質の向上に寄与していると思われます。

ASUS ExpertBook B9 レビュー AUdio Wizard

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音質設定用に「Audio Wizard」というアプリがインストールされていて、非常に細かく音質の調整が可能です。最近のASUSのPCにはこのアプリがインストールされていることが多いのですが、正直なところ「細かすぎてよくわからない」くらいです。画像のようにグラフィックイコライザーっぽい画面が出ますので、マウスを使って強調したい音域を引っ張り上げたり、弱めたい音域を引き下げたりして、直感的に操作できますが、おそらくほかにもいろいろと細かな調整項目があるものと思います。

肝心の音質ですが、非常に高く評価できます。一応ビジネスマシンなんで、ここまで音質にこだわらなくてもよかったんじゃない?と言いたいくらい。重低音はさすがに弱いですが、低音から高音まで非常にクリアに鳴らしてくれますし、音もかなり大きくできます。

薄型で超軽量のモバイルノートとしては文句なしの品質かと思います。

ディスプレイ

この製品のディスプレイは13.3インチのFHD解像度、ノングレアタイプで、メーカーの開示項目にはありませんが間違いなくIPS相当の液晶が使われています。TNではありませんし、VAとかでもありませんね。

ブラウザーのEdgeを開き、Bingで「花」を画像検索して手持ちのディスプレイ(23.8インチIPS液晶、FHD解像度、ノングレアタイプのものと14インチIPS液晶、FHD解像度、グレアタイプのもの)と比較してみました。

この製品、一応ノングレアタイプなんですけど、相当に明るく感じます。一般的なノートPCよりも輝度が高いと思われます。また、私の経験上、発色に関してはグレアタイプのほうがノングレアタイプよりも鮮やかに感じられますが、この製品ではグレアタイプの液晶に匹敵する鮮やかさです。手持ちのノングレア液晶よりも数段きれいですね。

「ほとんど白なんだけど、ほんのりピンクが入っている」ような花の画像もしっかり表示されますし、黒にも深みがあります。ビジネスマシンとしては申し分のない品質だと思います。また、クリエイターの人が使っても納得のいく水準なんじゃないでしょうか。

キーボード

アルファベットキーのキーピッチは18.75 mm、キーストロークは1.5 mm(ノートPCとしては標準的な深さだと思います)です。バックライトは明るさを3段階に調整でき、私の感覚では最も暗いバックライト輝度でも十分見やすいと感じました。

レビュー機を使ってしばらくタイピングをしてみましたが、キー配列などに癖は感じられず、気持ちよく打鍵できました。しいて気になったところを挙げると、右端のENTERキーおよび最下段のスペースキーの周囲のキーが小さめであることくらいですが、これも「慣れが必要」というほどではありませんでした。

打鍵音も小さく、静音といっていいくらいの水準なので、静かな場所でタイピングしても周囲にあまり気を使わなくていいと思います(ただし、ところかまわず強打するような人間はどんなPCを使おうと迷惑であることは間違いないです)。

また、タッチパッド部分のNumberPad 2.0はZenBookシリーズの上位モデルに採用されている「ScreenPad」とは異なり、サブディスプレイとしての機能はなく、数値入力のみが可能です。また、NumberPadに数字が表示されている状態でもタッチパッドとしての機能は生きていますので、基本的に常に数字を表示させていても問題ありません。

実際の数値入力ですが、「テキスト入力時にちょこっと数字を入力する」くらいの使い方だとそれほど便利には感じられませんが、Excelなどで大量の数字入力をする場合、使っているうちに体が慣れてくるせいか、結構調子よく入力ができます。試用期間中、この機能のおかげで助かった!ということはありませんでしたが、あって便利な機能だと思います。

MyASUS

ASUS ExpertBook B9 レビュー MyASUS

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この製品に限らず、ASUSのノートPCには「MyASUS」という管理用のアプリが入っています。ブルースクリーンが出たとか挙動がひどく遅いなどのトラブル時にテストができる機能やバッテリーの充電設定(満充電にするか、バッテリー保護のために80%の充電で止めるかなど)、ファン風量の設定、またディスプレイの画質設定などが可能です。「バッテリーを満充電させない」というのはモバイルノートでは非常に重宝する機能と言えますし、ディスプレイの画質も「通常」「ビビッド」「手動での色温度設定」などが可能なので、私達一般ユーザーには必要十分な機能になっていると思います。

ASUS ExpertBook B9 レビュー

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また、この製品はビジネス向けということで「ASUS Business Manager」というアプリもあり、デバイスのロック(USBメモリーに書き込みをさせない、PCの日付設定をロックするなど)やストレージの暗号化などができるようになっています。さらに画像にあるようにPCをブートする際に表示されるメーカーロゴを「好きなロゴに変更できる」という、法人が喜びそうな機能もありました。

バッテリー

レビュー機のバッテリーは容量の小さい33Whrのものでした。輝度75%、キーボードバックライトOFFでwebブラウジング、YouTubeで音楽(V30%)を流しながら、画像加工、テキストライティングを1時間ほどやって、バッテリー消費は22%でした。音楽を流さず、ディスプレイ輝度をもう少し落としてやれば5、6時間くらいの稼働になると思います。超軽量ノートということもあり、多少やむを得ないとは思いますが、非常に出来のいいビジネスマシンだけに、もう少し稼働時間が長ければなおよかったかな、と思います。

ASUSに限らず、メーカー公称のバッテリー稼働時間はあまり信用ができません。メーカーが悪いと言うよりはJEITA 2.0という規格が実勢にあっていないんだろうと思います。ExpertBookでは容量2倍の66Whrバッテリーも選べ、価格も変わりません。重量は少し重くなりますが、私なら66Whrのほうを選ぶと思います。

4.性能テスト

ASUS ExpertBook B9 レビュー 3D Mark
参考:
HP ENVY x360 15(Ryzen 3500U) : 2,269、7,922
Lenovo ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U): 2,259、7,741
マウス X5-B(Ryzen 5 3500U): 1,746、6,564
マウス X400B(Ryzen 5 3500U): 1,528、4,659
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 1,513、6,808
HP ENVY 13 X360(Ryzen 3 2300U): 1,513、5,396
ASUS VivoBook S15 S531FA(Core i7-10510U): 1,241、4,733
Lenovo ThinkPad X1 Yoga(2019)(Core i7-8665U):1,211、4,946
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 1,211、4,871
Lenovo ThinkPad T490s(Core i7-8565U): 1,181、4,845
DELL XPS 13(9380)(Core i7-8565U): 1,189、4,586
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 1,178、4,574
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 1,161、4,719
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 1,157、4,652
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 1,136、4,524
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8250U): 1,126、4,746
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 1,116、4,367
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 1,114、4,389
富士通 LIFEBOOK WU2/C3(Core i7-8565U): 1,111、4,325
※左からFire Strike、Sky Diverのスコア

まずはオンラインゲームのベンチマークソフト、3D Markです。ウインタブではまだ第10世代Core iプロセッサーの実績値が多くはありません。また、グラフィック性能が最重視されるテストということもあり、全般にAMD Ryzenプロセッサーの成績が高くなっています。

レビュー機は第10世代のCore i7を搭載していますので、このスコアは「Core i7としてはやや高め」ということはできると思います。ExpertBookはビジネスPCなので、グラフィック性能に関してはこのくらいで十分なのではないか、と思います。

ASUS ExpertBook B9 レビュー PC Mark

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参考:
Lenovo Legion Y740(15)(Core i7-9750H、RTX2070 Max-Q): 5,830
ASUS ZenBook Pro Duo UX581GV(Core i9-9980HK、RTX2060): 5,727
Lenovo Legion Y7000(Core i7-9750H、GTX1650): 5,618
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G(Core i7-9750H、GTX1660Ti): 5,573
ASUS ROG Zephyrus S GX502GV(Core i7-9750H、RTX2060): 5,506
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(Core i7-9750H、RTX2070): 5,505
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 5,401
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 5,328
MSI GP65 Leopard(Core i7-9750H、RTX2060): 5,299
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,122
MSI GF75 Thin(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 5,009
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 4,976
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E(Core i7-8750H、RTX2070): 4,893
ASUS ZenBook 15 UX534FT(Core i7-8565U、GTX1650): 4,709
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 4,545
ASUS ROG Zephyrus G GA502DU(Ryzen 7 3750H、GTX1660Ti): 4,365
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
iiyama STYLE-17FH054-i7(Core i7-8750H) : 4,281
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,223
Lenovo ThinkPad T490(Core i7-8565U、MX250): 4,158
ASUS VivoBook S15 S531FA(Core i7-10510U): 4,155
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-8665U): 4,132
ASUS TUF Gaming FX505DT(Ryzen 5 3550H、GTX1650): 4,124
Lenovo ThinkPad X1 Yoga(2019)(Core i7-8665U):4,120
ASUS X545FA(Core i7-10510U): 4,114
ASUS ZenBook 14 UX434FL(Core i5-8265U、MX250):3,933
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 3,909
ドスパラ raytrek VF-HEW(Core i7-8565U、MX150):3,861
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8350U): 3,778
HP Spectre 13(Core i5-8265U): 3,766
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 3,728
Lenovo ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U): 3,714
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
マウス X5-B(Ryzen 5 3500U): 3,673
マウス m-Book X400B(Ryzen 5 3500U): 3,659
HP ENVY x360 15(Ryzen 3500U): 3,617
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,546
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,491
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,399
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 3,353
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,341
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 3,199
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,108

続いてはグラフィック性能だけでなく、表計算ソフトやビデオチャット、画像加工などビジネスシーンで多用する操作もシミュレートするPCの総合性能テスト、PC Markのスコアです。Core i7であれば3,500~4,000くらいのスコアとなることが多く、第10世代CPUなら4,000点くらいは欲しかったところではありますが、それよりは低めの結果となりました。ただし、相対的に低いというほどではなく、ビジネスマシンとして一定水準以上の性能を安定して長時間持続させる必要があることを考慮すれば妥当な結果と言えるでしょう。

ASUS ExpertBook B9 レビュー CDM
ストレージの読み書き速度をみるCrystal Disk Markのスコアです。これは非常に良好、というかめちゃめちゃ速いですね。このSSDはPCIe 3.0 x4接続ということもあり、ビジネスPCとしてはオーバースペックとも言える水準です。

5.まとめ

ASUS ExpertBook B9は5月中旬の発売予定で、ASUS Storeでは予約販売がスタートしています。5月7日現在の価格は下記のとおりです。現在「10%OFF&送料無料キャンペーン中」です。

・Core i5(RAM8GB/512GB SSD):125,820円(定価から10%OFF)
・Core i5(RAM16GB/1TB SSD)+ Office:175,320円(定価から10%OFF)
・Core i7(RAM16GB/1TB SSD)+ Office:197,820円(定価から10%OFF)
※税込み価格
※10%OFFになるのは5月13日まで
※Officeは「Office Home & Business 2019」
※バッテリー33Whr/66Whrとも同価格(容量による価格差なし)

実機を手にとって、しばらく作業につかせてもらいましたが、堅牢かつ薄型の筐体デザインはビジネスユーザーに大歓迎されるくらいにカッコいいです。もちろん日常のビジネス系作業を快適にこなせる実力がありますし、音響アプリとかMyASUSとかASUS Business Managerといった付属アプリは奥が深く、多彩な設定が可能なので、購入してしばらくは「いじる楽しみ」もあります。

ウインタブが好きなレノボのThinkPadはビジネスノートとして非常に高い評価を得ています。その理由はいろいろだと思いますが、「乱暴に扱っても壊れない」「無骨な外観なのでキズつきも気にならない」「キーボードをはじめとして、使い勝手が抜群」などが挙げられるでしょう。

ExpertBookは、ビジネスノートとして高い評価を得るための要素をすべて備えていると思います。堅牢さもThinkPadに引けを取りません(ただ、実機レビューの性質上、ぶん投げたり蹴飛ばしたりはできませんでしたけど)し、それに加えて「薄くて軽くてカッコいい」というのもあります。ビジネスシーンで映える、ウインタブ読者がめちゃめちゃ欲しくなるモバイルノートであることは間違いないです。

6.関連リンク

ASUS ExpertBook B9icon:ASUS
ExpertBook B9 10%OFF&送料無料キャンペーンicon:ASUS

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