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ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102) - 11.6インチ、コンバーチブル2 in 1タイプのChromebook、耐久性にも優れています

ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102)
ASUSが「Chromebook Flip CX1 (CX1102)」を発売しました。エントリースペックのコンパクトなコンバーチブル2 in 1で堅牢な筐体になっていますので、いつでもどこでも軽快に使えそうです。また、価格も手頃なので、はじめて購入するChromebookとしても向くと思います。

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1.Chromebook Flip CX1 スペック

スペック表

   Chromebook Flip CX1
OS Chrome OS
CPU Intel Celeron N4500
RAM 4GB
ストレージ 32GB eMMC
ディスプレイ 11.6インチ(1,366 × 768)
バンド
SIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
入出力 USB 3.2 Gen1 Type-C × 2、USB 3.2 Gen1 Type-A、オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ Webカメラ(92万画素)
バッテリー 駆動時間約10.1時間
サイズ 292 × 205.3 × 18.8 mm
重量 1.32 kg

コメント

CPUはJasper Lake世代のCeleron N4500です。かつてのCeleron N3350、N4000の後継型番なので、ウインタブとしては「WindowsPC向けとしてはあまりおすすめできない」のですが、とりあえずPassmarkが公表しているベンチマークスコアを見てみましょう。

Celeron N4500のPassmarkスコア
表にあるCeleron N4100はJasper Lakeの一つ前、Gemini Lake世代の4コア4スレッドCPUで、ウインタブとしては「ライトな作業であればまあ使える」と評価している型番です。また、Celeron N4000も同じくGemini Lake世代の2コア2スレッドCPUで、N4500の「前身」です。こうして見るとN4100よりは劣るものの、前世代のN4000よりもかなりの性能アップを果たしていると言えます。

実は私、ASUSのエントリークラスのChromebook「C223NA」を所有していまして、C223NAのCPUはCeleron N3350という、表にあるN4000の前身です。なので、パフォーマンスはN4000よりもさらに劣るのですが、Chrome OSを動かす上では「サクサクとは言えないけれど、まあ許せる」くらいの挙動になっています。これを踏まえると、N4500を搭載するChromebook Flip CX1であれば十分とまでは言えないものの、そこそこ快適には動作すると思います。

RAMは4GB、ストレージは32GB eMMCとミニマムな構成です。特にストレージが32GBというのは、Chrome OS本来の使い方(個人データはクラウド上に保存される)であれば特に問題はありませんが、Google Playのアプリをたくさんインストールするような使い方だと厳しいです。一応microSDカードは使えますけどね。

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ディスプレイは11.6インチでHD(1,366 × 768)と解像度は高くありません。しかし、2 in 1筐体なのでタッチ対応します(ただし、USIペンには非対応)。Chrome OSはAndroidっぽさを残す操作感ですし、Google Playのアプリはタッチ操作を前提とするものが多いので、個人的にはChromebookではタッチ対応ディスプレイが望ましい、と思っています。

2.Chromebook Flip CX1 筐体

ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102)
正面から見ると、「ああ、エントリークラスだなあ」と感じますね。ベゼル幅がかなり太くなっています。11.6インチサイズの場合、ベゼル幅をあまり細くしてしまうとキーボード面の面積も小さくなってしまいますので、あると程度ベゼル幅が太くなるのはわかるのですが、それにしても2022年のPCとしては珍しいくらいの太さです。

ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102)
天板です。筐体素材は不明ですが、MIL規格(MIL-STD-810H)準拠のテストを複数クリアする堅牢なものになっています。

ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102)
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「78キー日本語キーボード (JIS配列)」です。キーピッチは開示されておらず、キーストロークは1.5 mmです。

ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102)
側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で3つあり、うち1つ(USB Type-C)は電源供給用も兼ねています。製品サイズ、およびChrome OS機であることを考慮すれば十分なポート構成かと思います。

ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102)
コンバーチブル2 in 1筐体なので、普通のノートPC形態のほか、スタンドモード(画像右上)、テントモード(画像左下)、タブレットモード(画像右下)にして使うこともできます。

ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102)
それと、この製品は2 in 1筐体にも関わらず「エルゴリフトヒンジ構造」になっています。ヒンジ開口時に天板の後部が底面に接地し、キーボード面に適度な角度がつくため、タイピングがしやすくなります。

3.Chromebook Flip CX1 価格など

ASUS Chromebook Flip CX1はASUS Storeで販売中で、12月15日現在「発売記念キャンペーン」で通常価格45,800円の10%OFF、41,220円で購入ができます。また、2023年1月9日まで「30日返品保証キャンペーン」が適用され、初期不良などの理由がなくとも返品が可能になっています。特にはじめてChromebookを購入するという人にとって、返品保証がつくのは安心ですよね。

システムスペックはエントリークラスですが、コンバーチブル2 in 1筐体でタッチ対応し、頑丈に仕上がっていますので、これからChrome OSを試してみたい、学んでみたい、という人には良い製品だと思います。

4.関連リンク

ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102FKA-MK0056)icon:ASUS Store

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