ASUSが14インチサイズのノートPC「ASUS R417YA」を発売しました。ASUS Storeでの通常価格が35,273円(税込み38,800円)とエントリークラスで、14インチ版のASUS E203あるいはHP Stream 11という感じの、ある意味ウインタブが大好きなジャンルの製品です。
1.スペック
ASUS R417YA | |
OS | Windows 10 Home(Sモード) |
CPU | AMD E2-7015 |
外部GPU | なし |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB eMMC |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチ(1,366 × 768) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1 |
入出力 | USB3.1 Gen1 Type-C、USB3.0、USB2.0、HDMISDカードリーダー、オーディオジャック、LAN(RJ45) |
カメラ | Webカメラ(30万画素) |
バッテリー | 稼働時間 6.0時間 |
サイズ | 339 × 235 × 21.9 mm |
重量 | 1.68 kg |
OSはWindows 10 HomeのSモードです。Sモードの場合、導入できるアプリに制約があり、Windowsストア(Microsoftストア)にあるものしかインストールができません。うっかり怪しいアプリをインストールしてしまうというリスクがなくなりますので、お子さん用などに使う場合は安心できますが、ウインタブ読者だとかなり不自由に感じられると思います。しかし、Sモードは無料で簡単に解除でき、解除してしまうと普通のWindows 10 Homeと同じになりますので、購入にあたって特に問題とはならないでしょう。
CPU(APU)はAMDのE2-7015という型番で、残念ながらベンチマークスコア情報は取れませんでした。おそらくCeleron N4000クラスの性能になるのではないか、と思われます。まあ、エントリークラスの性能と考えていいんじゃないでしょうか。また、RAMは4GB、ストレージは64GB eMMCと、こちらもミニマムな容量です。
ディスプレイは14インチでHD(1,366 × 768)解像度、IPSかTNかの説明はありませんでしたが、価格から見てTN液晶なんだろうな、と思います。また、入出力ポートは結構充実していて、USBポートが合計で3つ、HDMIに有線LANポートもありますし、フル規格(microでない)SDカードリーダーもついています。周辺機器接続では困らないでしょう。
サイズは14インチの割に大きく、少しばかり重いですね。1.68 kgだと、たまに外に持ち出すくらいなら問題ないと思いますが、モバイルノートとして毎日持ち歩くのは少々つらいと言えます。
2.筐体
最近の14インチノートは横幅が32センチ台です。話題の「ASUS ExpertBook B9(いやあ、これ欲しいですねえ…)」だと320 mmしかありません。また、新製品で330 mmを越える製品はあんまり見かけません。で、このASUS R417YAは339 mmあります。正面からの画像を見てもベゼルの太さは一目瞭然。14インチながらどっしりとした印象です。個人的にはこういうのは嫌いじゃないですけどね。
ASUS R417YAは公表されている筐体画像が少ないです。これは天板。見た感じプラスティック製と思われますが、シンプルで悪くないかと思います。
3.価格など
ASUS R417YAはASUS Storeで販売中で、6月25日現在の価格は35,273円(税込み38,800円)です。冒頭に書かせていただいたとおり、エントリークラスのスタンダードノート(ときどきモバイルノート)という感じの製品ですね。ウインタブ読者のメインPCとしては力不足でしょうが、サブPCあるいは家族用PCとして自宅のリビングルームなんかに置くと便利かも、と思います。
ただ、このクラスの14インチノートだと、LenovoやHPもかなり健闘していますので、購入の際はじっくり比較検討してみるのがいいでしょう。
4.関連リンク
ASUS R417YA (R417YA-GA044T):ASUS Store