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Microsoftストアアプリ - Dropbox リニューアルして劇的に使いやすくなったよ!

新しいDropbox
ストレージ容量が小さいことが多いWindows タブレットの強い味方は「クラウドストレージ」ですね。ほとんどのタブレットユーザーはMicrosoftのOneDriveを愛用されているんじゃないでしょうか?実際Windows環境からはOneDriveが一番使いやすいのは間違いありません。GoogleDriveやDropboxといった大手のクラウドストレージサービスについてはストアアプリがなかったり、あっても機能があまり充実していなかったりして、ちょっと使いにくいなあ、というのがありました。また、肝心のOneDriveもWindows 10になってからストアアプリがなくなってしまい、個人的にはかなり不満でした。

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Dropboxというのは非常に優れたクラウドストレージサービスだと思うのですが、ストアアプリがめっちゃシンプルで、本当に必要最低限の機能しかなく、ちゃんと使いこなそうと思えばデスクトップ用のアプリをインストールする必要がありました。しかし、1月21日にストアアプリのDropboxがリニューアルされ、かなり出来が良くなっていました。PCやタブレットでも、Windowsスマホ(WindowsPhone)でも使えるユニバーサルアプリ(UWPです)で、無料、アプリサイズは4.11 MB ~ 27.46 MBとなっています。ただ、このアプリの真価はPCやタブレットのほうが生かせると思います。

新しいDropbox 初期画面
すみません、私しばらくストアアプリのDropboxを使っていなかったので、ひょっとしたらすでに実装されている機能を「新機能」として紹介しちゃうかもしれません。アプリを起動し、サインインするとこんな画面になります。左側にメニュー類が集中していて、左上から「最近使ったファイル(時計アイコンですね)」「Dropbox(エクスプローラーのようなもの)」「写真フォルダ」そして「オフラインファイル」です。「オフラインファイル」については後述します。そして、一番左下にあるのが「設定(歯車のアイコン)」ですが、これを押すと…

新しいDropbox 設定
おお、Windows 10の設定アプリに使われているアイコンによく似たイメージ!設定メニューの操作は全然難しくありませんが、これを見ると、このアプリのデキの良さがわかったりもします。というのは

新しいDropbox Windows Hello
「セキュリティ」のところを開いてみると、「パスコードのロック」という項目があり、デフォルトではオフになっているのですが、これを「オン」にしてパスコードを設定すると、「Windows Helloでアカウントを保護する」という項目が現れます。つまり、このアプリは「Windows Hello(Windows 10の生体認証システム。対応するハードウェアでしか使えない)」に対応しているんです。残念ながら私はWindows Helloに対応するデバイスを持っていないので、動作確認未済であります!

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新しいDropbox パスコード
一応パスコードは設定してみました。でも、このアプリのウインドウをアクティブにするたびにパスコードを聞かれてしまう(つまり、Dropboxアプリを開いたままにして、ブラウザーを使い、またDropboxに戻るとパスコードを聞かれる)ので、結構うざいです。

新しいDropbox キャッシュ
それともうひとつ、「キャッシュ」についてです。Dropboxに保存したファイルを、このアプリを使ってPCやタブレットから開くとその都度ダウンロードが発生します。そして、いったんダウンロードしたファイルは一時ファイルとして内蔵ストレージに残るので、次回同じファイルを開いてもダウンロードは発生しませんし、オフラインでも開けます。しかし、それは同時にストレージ容量を圧迫することを意味します。なので、このアプリはこのような一時ファイルの容量上限を設定することができるんです。設定した上限を超えてしまうと、一時ファイルから消えてしまうので、再度ダウンロードが必要になりますが、この機能はストレージ容量の小さいWindowsタブレットにはうれしい機能です。

また、OneDriveと同じようにデスクトップアプリをインストールすることによってPCやタブレットのデータとDropboxのデータを同期させることもできますが、OneDriveと同様、これをやるとストレージ容量が圧迫される要因になるので注意が必要です。もちろん便利なんですけどね。

新しいDropboxアプリ メニュー
それと、このアプリではあらかじめオフラインでも使えるファイルを指定することができます。該当するファイルを選んで右上のメニューの左から3番目のアイコンをクリックもしくはタップすると、そのファイルがダウンロードされ、オフラインで使えるようになります。

新しいDropbox ドロップしてファイル追加
Dropboxのいいところは文字通り「ドロップして保存」(デスクトップ用のアプリが必要)なのですが、このアプリでもそれができるようになりました。エクスプローラーから保存したいファイルを選択して、Dropboxアプリにドロップ(ドラッグ)するだけです。なので、もうタブレットにデスクトップ用のアプリは必要ないですね。

記事の冒頭に書いた通り、Windows 10になってからOneDriveをタブレットで使うのがちょっと面倒になりました。ストアアプリがなくなっちゃいましたからね。私はストレージが圧迫されたり、無駄な通信が発生するのが嫌なので、一切データの同期はせずに必要に応じてブラウザーからOneDriveにアクセスしています。一方Dropboxのほうは今回のリニューアルで非常に便利になったので、しばらくOneDriveから浮気してみようと思います。皆さんもこの機会にぜひ試してみてください。

関連リンク

Dropbox:Microsoftストア

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