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Xiaomi Mi 9T - Redmi K20のグローバル版。ポップアップ式インカメラやディスプレイ埋め込み指紋認証センサーを搭載!(かのあゆ)

Xiaomi Mi 9T
こんにちは、かのあゆです。中国の通販サイト「Banggood」にてXiaomiの最新ミッドハイスマートフォン「Mi 9T」のプレオーダーが始まっています。本製品は「Mi 9」名称ではあるものの、実はすでに中国など一部の国にて「Redmi」ブランドの最新モデル「K20」として展開中のモデルです。グローバルモデルということで搭載されているMIUI 10にはGoogle関連のアプリや日本語ロケールが最初から組み込み済みの製品です。

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実はこの記事を書いている6月7日時点ではまだ正式発表される前で、6月12日に発表される予定になっていますが、ベースモデルとなるK20がすでに販売中であることや、Banggoodのみならず他販売サイトでもすでに取り扱いが開始されているため、記事としてまとめておきたいと思います。

1.スペック

Xiaomi Mi 9T スペック
ここに掲載しているスペック表はBanggoodの製品ページから引用しています。そのため正式発表されるモデルと多少構成が異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

Android 9 PieベースのXiaomiのカスタムUI「MIUI 10」が搭載されています。中国向けRedmi K20にインストールされているMIUI 10ではGoogle PlayなどのGoogleサービスなどが標準では含まれておらず、また表示言語も限られたものしか対応していませんが、グローバルROMに関してはGoogle関連のアプリが含まれているほか、最初から日本語ロケールが含まれており、数年前のXiaomi端末と比較すると日本人ユーザーでも運用しやすくなっています。

CPUはQualcommの最新ミッドハイCPUにしてRedmi K20およびMi 9Tで初採用となるSnapdragon 730を採用します。

Redmiブランドで販売されているK20シリーズの最上位モデルK20 Proや、現時点ではまだ取り扱いが開始されておらず、6月12日の発表イベントで同時発表されるとうわさされているMi 9T Proではハイエンド向けのSnapdragon 855を搭載しますが、Snapdragon 730でもAntutuスコアは210,000~220,000点台と言われており、2年前のフラッグシップに採用されていたSnapdragon 835に迫る数値ですから、もはやこれをミッドハイといってもいいのか困るスペックです。

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RAMは6GBと十分な容量となっており、ストレージは64GBモデルと128GBモデルが用意されます。ほかのXiaomi端末同様、MicroSDによるストレージ拡張は行えないので、より大容量のデータを持ち歩くのであれば128GBモデルを選択しておいたほうが後悔することがないでしょう。

ディスプレイは6.39インチサイズで解像度は2,340×1,080、ミッドハイモデルのMi 9Tでも高品質なSuper AMOLEDを採用しており、写真などを美しく表示できます。また、ディスプレイ埋込み型の指紋センサーも装備しています。

Xiaomi Mi 9T カメラ

カメラはイン20MP、アウト43MP+8MP+13MPというスペックで、これは(事実上の)上位モデルであるRedmi K20 Proと同じ構成です。Redmi K20 Proと比較するとCMOSセンサー周りの仕様が異なるようですが、どちらにしてもミッドハイクラスとしては最高水準のカメラ性能と言えるでしょう。

バッテリーは4,000mAhで、18W出力の急速充電に対応します。

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2.デザイン

この記事を執筆している6月7日現在、Mi9TはBanggoodとgeekbuyingに製品ページがありますが、製品画像については「Redmi K20/K20 Pro」のものが流用されています。Mi9Tの外観について、K20/K20 Proとは「ロゴ違い」である可能性が高いと予想していますが、正式発表に際し、デザインに手が加えられる可能性もありますので、この点もあらかじめご了承ください。

Xiaomi Mi9T
近年ミッドレンジモデルでもサイズの小さいティアドロップデザインのノッチを採用した端末が多く、個人的には「紹介記事を書いていて端末のデザインの説明に困る」印象があったのですが、Redmi K20シリーズ、およびそのグローバル版であるMi 9Tではインカメラを使用していないときは本体に格納する構造になっていて、完全なノッチレスデザインを実現しています。これはミッドハイモデルのRedmi K20/Mi 9T、ハイエンドモデルのRedmi K20 Proともに共通の仕様です。

Xiaomi Mi9T
画面上部にはノッチすらないため、デザイン面でよりスタイリッシュになっているだけでなく映画やゲームなどのコンテンツをより大画面で楽しむことが可能です。また、Mi 9Tで採用される筐体色は現時点では確定しているわけではありませんが、Redmi K20では「ファイヤーレッド」「グレイシャーブルー」「カーボンブラック」の3色があり、これがMi9Tにそのまま使われると思われます。

背面デザインは「ファイヤーレッド」「グレイシャーブルー」に関しては大理石を思わせる特殊なデザイン加工が施されており、独特の雰囲気を醸し出しています。また「カーボンブラック」ではその名の通りカーボン調のデザインとなっており、こちらもなかなか渋い背面デザインです。

3.まとめ

Xiaomi Mi 9Tは中国の通販サイト「Banggood」および「geekbuying」にてプレオーダー中で、geekbuyingではこの製品の上位モデルである「Mi9T Pro」も製品ページができています(販売はスタートしていません)。6月7日現在、6GB/64GBモデルがBanggoodで449.99ドル(49,506円)から、geekbuyingでは409.99ドル(45,711円)から、となっています。また6GB/128GBモデルはBanggoodで499.99ドル(55,007円)から、geekbuyingで439.99ドル(49,056円)から、です。特にgeekbuyingのほうがかなり安くなっていますね。

また、Mi9T Proのgeekbuyingでの参考価格は6GB/64GBモデルが579.99ドル(64,665円)と表示されています。

6月7日現在、まだ発表会前であるにもかかわらず、なぜか中国通販で取り扱いがスタートしてしまっていますが、一部ではパッケージ開封動画なども公開されているため、このモデルの発売自体はほぼ確定かと思われます。

ミッドハイモデルとはいえ、CPUのパフォーマンスは2年前のハイエンドスマートフォンに採用されていたSnapdragon 835に近いスコアをマークできますし、格納式インカメラや指紋認証センサーなどの仕様に関してはほぼ上位モデルと同じ内容で、価格も4万円台からと、かなりお買い得な価格設定になっているため、場合によってはハイエンドモデルよりもこちらのほうが魅力的に映る人もいるかもしれません。

もともとRedmi K20シリーズ自体Snapdragon 845を搭載しながらミッドレンジスマートフォン並みの安価な価格設定で販売されていた「Pocophone F1」の後継モデルとして開発された経緯があり、安価ながらハイスペックCPUを搭載した高性能モデルというコンセプトは継承されているように思えます。そして、非常に重要なこととして、Mi9Tは「グローバルROM」になっていますので、日本から購入するのならRedmi K20ではなくこちら、と言えると思います。

4.関連リンク

Xiaomi Mi9T(6GB/64GB):Banggood
Xiaomi Mi9T(6GB/128GB):Banggood
Xiaomi Mi 9T:geekbuying
Xiaomi Mi9T Pro:geekbuying

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