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UMIDIGI S3 Pro - 48MPカメラを搭載する6.3インチスマホ、クラウドファンディング開始!かなりお買い得な価格設定になっています

UMIDIGI S3 Pro
中国メーカーのUMIDIGIから、48MPという超高精細なアウトカメラを装備する「S3 Pro」が近日発売、という記事を掲載しましたが、このS3 ProがINDIEGOGOでクラウドファンディングを開始しました。最近のUMIDIGIは「Oneシリーズ」や「F1」など、低価格ながら高性能なニューモデルを続々とリリースしていますが、S3 Proに至り、「いよいよここまで来たか…」という感じです。

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1.スペック

UMIDIGI S3 Pro
依然として一部のスペックは不明ながら、「あらかた」詳細がわかりました。OSはAndroid 9.0、CPUはAI対応で高性能なMediaTek Helio P70を搭載します。Helioシリーズは昨年後半からP60を投入していて、Antutu(Ver.7)スコアが14万点以上をマークするようになりました。Snapdragon 845とか855には及ばないものの、このくらいのスコアが出るのであれば重量級のゲームも含め、ひと通りの操作が快適にこなせると思います。

RAMは6GB、ストレージは128GBと強力で、一部のハイエンド製品ではRAM8GBというものもありますが、経験上RAM6GBで不自由する場面はない、と感じていますし、ストレージの128GBというのは私のメインノートPCと同じ容量ですw

ディスプレイは水滴型ノッチを採用し、サイズも6.3インチ、解像度も2,340 × 1,080と申し分ありません。ただし、筐体画像(後述します)を見ると背面に指紋センサーがありますので、流行しつつあるディスプレイ埋込み型指紋センサーは装備されていないようです。

UMIDIGI S3 Pro
で、カメラです。この製品の最大のセールスポイントですね。アウト側が48MP+12MPのデュアルレンズ構成になっています。センサーはSony IMX586(ソニーの最新ハイエンド)で、HUAWEI Nova 4などにも搭載されているものです。また、インカメラも20MPと高精細で、セルフィーにも最適です。まさに「インスタ映え(ちょっと古いか…)」兼「最強の飯テロ」スマホと言えるでしょう。

通信バンドは、最近のUMIDIGI製品のほとんどがそうであるように、グローバル対応します。日本の通信バンドもしっかりカバーされています。

また、この製品のセールスポイントがもうひとつ。バッテリー容量です。5,150mAhと大容量なので、おそらく(よっぽど長時間ゲームをしなければ)終日バッテリー切れを心配しなくてよさそうです。

サイズについては肝心の重量が開示されていません。ただ、この製品は先行して販売されているUMIDIGI F1に基本スペックがよく似ていて、F1もバッテリー容量が5,150mAhになっていますので、ちょっとサイズ比較してみましょう。

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S3 Pro:157 × 74.65 × 8.5 mm / 重量不明
F1:156.9 × 74.3 × 8.8 mm / 186 g

ご覧のようにサイズはほぼ一緒くらいです。カメラユニットが異なりますが、重量に大きな影響のあるバッテリーが同容量であることを考慮すると、「重くても200 gは越えない」と予想します。

2.筐体

UMIDIGI S3 Pro
筐体画像については、残念ながらあまり新しいものがありません。前面は水滴型ノッチを採用した、「ほぼ全部ディスプレイ」で、背面には上に書いたとおり指紋センサーとカメラが配置されています。

UMIDIGI S3 Pro
これは前回の記事でも掲載した、側面と底面の様子がわかる画像です。ポートはType-Cで、オーディオジャックが温存されています。筐体素材は「フレームが航空用のアルミ、背面がセラミック」との説明になっていました。

UMIDIGI S3 Pro
昨年発売された「Z2シリーズ」「Oneシリーズ」もそうでしたが、複雑な光沢のある、非常に美しい筐体デザインになっているようです。昨年モデルのレビュー経験上、S3 Proの筐体の質感も非常に高いと判断していいでしょう。

3.価格など

UMIDIGI S3 ProはINDIEGOGOにてクラウドファンディングがスタートしており、2月4日現在の価格は269ドル(29,454円)です。UMIDIGIがあちこちにばらまいている資料によると、この製品の定価は299.99ドル、プレオーダー価格は279.99ドル(おそらく中国の通販サイトではこの価格でプレオーダーが開始されると思います)となっていますので、もはや「クラウドファンディングって何なの?」と若干シラケてしまうものの、INDIEGOGOで注文するのがお得なのかもしれません。ただし、以前中国の通販サイトで「クラウドファンディングより安い」プレオーダー価格の製品というのを見たことがあるので、このへんはなんとも言えないですね。

とはいえ、UMIDIGIは日本向け製品(ヤマダ電機のEveryPhone)のベースになったこともありますし、中国メーカーとしては実績もある方だと思いますし、実際ウインタブのレビュー経験上、製品の品質もいいと思いますので、これだけのスペックの製品が3万円を切る価格で購入できるというのはすごい、と思います。

4.関連リンク

UMIDIGI S3 Pro: Most Powerful 48MP Smartphone:INDIEGOGO

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コメント

  1. UMIDIGI最悪 より:

    UMIDIGIはカメラや画面綺麗だがステータスバーに受信マークが付かないからいちいちバーを下にさげて受信確認するのがダルい。そのせいでリマインダーなんてしといても通知マークが付かないからすっかり忘れた入札したいヤフオクが終了してたりオンタイムの観たい番組始まってたり通信端末なのにそこが使えない

    • wintab より:

      こんにちは。なるほど、使い込むと欠点も見えてくるものですね。最悪とまでは思わないですけど…。

  2. 白くま より:

    今はZ2 PROを使っていますが、カメラ位置が中央なので
    横向きに撮影したときに不便でした。

    カメラが新しくなると苦手な撮影が改善されることを期待します。
    Z2 PROは車のメーターを撮影すると外側の透明プラスチックに
    ピントが合ってしまいボケた写真になるのでレビューいただけると助かります。

    • wintab より:

      白くまさん、こんにちは。いやあ、レビューはしたいですねえ。最近ウインタブではスマホのレビューが減少傾向ですし。この製品はなんと言ってもカメラですもんね。

  3. 匿名 より:

    UMIDIGIを昔使ってた感想だと次の2点が不安。個体差かも知れないけど。
    GPSとジャイロの精度が低く自分がどこにいるかわからない
    耐久性に問題があり3ヶ月でタッチパネルが動かなくなった

    • wintab より:

      こんにちは。GPSは(UMIDIGIじゃないですけど)私が使っているスマホもいまいち精度が悪いですが、Googleマップでナビしているときに困ります。それよりもタッチパネルが動かないというのは極めて深刻かと。個体不良だと思いますが、あたってしまったらたまったものじゃない。

  4. 匿名 より:

    同じ目標金額を定めた他のスマホが開始1時間で達成してるのに、これは目標のわずか数パーセントしか資金が集まってない。
    それが全て語っている。

    • wintab より:

      こんにちは。この製品に限らず、クラウドファンディングの趣旨をはき違えているものが増えました。個人的にもこの製品のように発売が決まり、プレオーダーの日程まで決まっている製品をPR目的でクラウドファンディングするのはいかがなものかと思います。でないと本当にクラウドファンディングが必要なベンチャービジネスが割りを食っちゃいますよね。

  5. H.B より:

    スペックは魅力的なので出資してみました。ペットを飼うとつい色々写真を撮ってしまいます。

    が、カメラはアプリその他の部分も大きいですから、どんな感じになるのは楽しみ半分不安半分ですね。

    • wintab より:

      H.Bさん、ご購入されたんですね。おめでとうございます。私はカメラと言えば飯テロ画像専門ですが、やっぱり画質がいいほうが効果が高まると思うので、いいカメラ欲しいです。

  6. 匿名 より:

    技適は取れているのですか?