UMIDIGIがエントリークラスのスマホ「G2 / C2」を発売します。G2 / C2については昨年12月に製品の概要をご紹介する記事を掲載していますが、その後一部のスペックを変更して、いよいよ3月20日から発売記念セール開催となりました。「そこそこ使えるスペックで、とにかく激安」という感じの製品です。
1.UMIDIGI G2 / C2 スペック
スペック表
UMIDIGI G2 / C2 | |
OS | Android 13 |
CPU | MediaTek Helio A22 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 6.52インチ(1,600 x 720) |
LTEバンド | FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17 20/28A/28B/66 TDD: B38/40/41 |
SIM | nanoSIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカード、イヤホンジャック |
カメラ | イン5MP/アウト13MP + 2MP |
バッテリー | 5,150 mAh |
サイズ | 164 x 75.89 x 8.75 mm |
重量 | 192 g |
UMIDIGI G2とC2は筐体の外観がわずかに異なるのみで、スペック表の上では「全く同じ」です(外観の違いについては後述します)。
OSはAndroid 13です。12月に掲載した記事では「Android 13 Go Edition」とご紹介していましたので、変更された、ということです。(XiaomiやOPPOなど、世界的大手メーカーではない)中華のスマホ、しかもエントリーモデルでAndroid 13搭載、というのはこの製品が初めてじゃないかと思います。
CPUはHelio A22です。Antutu(Ver.9)のスコアが10万点前後となるエントリークラスの型番で、さすがにAndroid 13の時代では少々力不足という感がありますね。まあ、Android OSの基本操作とかニュースアプリを見るとかなら問題はないと思います。
RAMとストレージは3GB/32GBです。RAMは12月の記事では2GBとなっていましたので、容量がアップしました。ディスプレイはHD+解像度、カメラはイン5MP/アウト13MP+2MPですが、カメラに関しては「画素数通りの画質」なら、そこそこは使えるんじゃないかと思います。
UMIDIGI製品は日本のAmazonでも販売されており、技適マークがついていることも多く、前身機のG1/C1もAmazonで「技適認証済」となっていましたので、G2/C2も技適マークがついている可能性は高いと思われます。しかし、日本で重要となるバンド18とバンド26(auのプラチナバンド)やバンド19(ドコモのプラチナバンド)はカバーされていません。
エントリークラスの製品ながら、バッテリーは5,150 mAhと大容量です。個人的にこの点はポイントが高いと感じますが、一部のタフネススマホやハイスペックスマホに搭載されている「リバースチャージ機能(この製品をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる機能)」はないと思われます。
2.UMIDIGI G2 / C2 筐体
この画像は「G2」のほうです。G2とC2は外観が非常によく似ていて、設定される筐体色もG2/C2とも「Graphite Black」と「Dawn Gold」の2色です。前面には水滴型ノッチが配されます。
G2とC2の外観の相違点はこの画像でわかると思います。G2(画像左)はエッジ部分が角ばっており、C2(画像右)はエッジ部分がラウンドしたデザインになっています。少なくとも私の認識では「違いはこれだけ」ですね…。
各部名称です。本当にベーシック、という感じですが、もちろん必要なものは揃っていますし、イヤホンジャックも省略されていません。
3.UMIDIGI G2 / C2 価格など
UMIDIGI G2/C2はAliExpress内のUMIDIGI Official Storeに製品ページがあり、3月20日から発売記念セールが開催され、セール価格は79.99ドル(11,115円)になる予定です。
ウインタブ読者のメインスマホとしては厳しい製品ながら、大容量のバッテリーと、そこそこ使えそうなカメラを搭載しており、なにしろ激安なので、サブ機・予備機としては悪くないのでは?と思います。個人的には「カーナビ兼予備機」という感じで使ってみたいです。
4.関連リンク
UMIDIGI G2 & C2:UMIDIGI Official Store(AliExpress)