TeclastがAndroidタブレット「T65Max」を発売しました。13インチ(正確には12.95インチ)でSoCにはHelio G99を搭載、Teclastとしては最高性能、最大サイズのタブレットです。製品仕様の割に価格も手頃なので、日本でも人気となりそうです。
販売ページはこちらです。
2024初登場 Android14 タブレット 13インチ TECLAST T65 Max:Amazon
※製品ページの6,000円OFFクーポンとクーポンコード「T65MAX01」を併用すれば32,520円(4月28日まで)。
1.スペック
スペック表
Teclast T65 Max | |
OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Helio G99 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大20GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 12.95インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | FDD:B1/3/5/7/8/20 TDD:B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン8MP/アウト13MP+0.1MP |
バッテリー | 10,000 mAh |
サイズ | 305 × 199 × 7.8 mm |
重量 | 710 g |
コメント
OSは現時点で最新のAndroid 14、SoCは冒頭記載の通りHelio G99です。Antutuスコアが約40万点と、スマホでいえばミッドレンジクラスの性能ですが、(XiaomiやOPPOなど世界的大手メーカーではない)中国メーカーのAndroidタブレットの上位モデルに搭載例の多い型番です。Teclastがタブレットに採用するSoCの中では最上位の型番ですね。
RAMは8GBで拡張機能により最大20GBとして使え、ストレージは256GBと余裕のある容量です。
ディスプレイは12.95インチで解像度は1,920 × 1,200、WidevineはL1、NetflixでもHD画質視聴が可能です。しかし、12.95インチというと、モバイルノートの人気サイズである13.3インチとそんなに違わないですよね?なので、キーボードを接続して文書作成などの事務仕事にも使いたくなります。
カメラはイン8MP/アウト13MP+0.1MPと、中国タブレットの上位モデルとしては「普通」くらいです。最近は48MPとか50MPといった高い画素数のカメラを搭載する中国タブレットが増えていますが、そもそもタブレットで凝った写真撮影をしたいという人はそんなに多くはないと思いますので、「これくらいで十分かな」とは思います。
バッテリーも10,000 mAhと、タフネスタブレットほどではありませんが、タブレット製品としては大容量です。
2.筐体
まず前面ベゼル幅ですが、Teclastは製品画像を加工して実際よりもベゼルを細く見せていることがほとんどなので、実機のベゼル幅はこの画像よりも太いはずです。
背面は先日レビューした「Teclast T50HD」にそっくりです。Teclastとしては最新のデザインです。カメラバンプ部分は「オーラリング」と名付けられ、デザインアクセントになっています。Teclast製品はこれまでウインタブでも数え切れないくらいに実機レビューをしていますが、ほぼすべて筐体の質感は高いです。このT65 Maxについても価格の割に高級感のある筐体になっていると思います。
各部名称です。ここで一つ苦言を。この製品、電源ボタンと音量ボタンが右上にあります。T50HDもそうだったのですが、これ「珍しい配置」です。普通は左上、あるいは左側面の上部にボタンが配置されているんですよね。初めてタブレットを購入する人の場合は「こんなもんか」と思えばいいだけの話ですが、これまでにタブレット製品を使ったことがある人ならかなり違和感があると思います(私もそうです)。この配置、なにか意味があるんでしょうか…。
スピーカーは左右側面に2つずつ、合計で4つ搭載しています。4スピーカーだから必ず音質がいい、とまでは言えませんが、期待はしてもいいと思います。
あと、Teclastのほとんどのタブレットにはイヤホンジャックがついています。有線イヤホンを愛用している人にはこの点もありがたいでしょうね。
3.価格など
Teclast T65MaxはAmazonで販売中で、通常価格41,900円のところ、製品ページに6,000円OFFクーポンがあり、さらにクーポンコード「T65MAX01」を併用すると32,520円で購入ができます。これまでご説明してきた通り、またこの画像にまとめられている(w)通り、見どころの多い製品ですし、個人的には「安い」と思います。