Teclast T50 Pro － Helio G99搭載でストレージも256GBになったTeclastのタブレット最上位モデル

Teclastがタブレットのニューモデル「T50 Pro」を発売しました。TeclastのアンドロイドタブレットにはTシリーズ、Mシリーズ、Pシリーズがありますが、その中でTシリーズは最上位に位置づけられ、システムスペック、筐体品質ともTeclast製品の中で最も高水準です。

1.Teclast T50 Pro スペック

スペック表

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OSはAndroid 13、CPUはHelio G99です。従来モデルのT50はUNISOC T616搭載ですから、性能は大幅に上がりました（T50のAntutuスコアは25万点前後、T50 Proはメーカー開示によれば38万点です）。

RAMは8GB、中国メーカーの間で最近流行のRAM拡張機能も搭載しており、最大で16GBとして使えます。ストレージもT50の128GBから256GBに倍増しました。CPU性能の向上により、ゲームも楽しめるようになったと思いますので、ストレージが大きくなったというのは歓迎できます。また、microSDカードによるストレージ拡張も可能です。

ディスプレイは11インチで解像度は2,000 × 1,200です。ただし、WidevineはL3なので、動画サブスクではHD以上の画質で視聴ができません（YouTubeはHD画質視聴が可能です）。T50はWidevine L1だったので、この点は残念です。

カメラはイン側8MP、アウト側20MP+補助レンズのデュアル構成です。補助レンズの画素数や具体的な機能（役割）については不明です。

2.Teclast T50 Pro 筐体

Teclastによればディスプレイ面のベゼル幅は8 mmとのことです。具体的な数値が示されているので、それ自体は正しいと思いますが、画像は少し盛られている（画像加工されている）ように思います。

左側面にはUSB Type-Cポート、上面に電源ボタンと音量ボタン、そしてスピーカーは左右に2つずつ、4スピーカーとなっています。イヤホンジャックはありません。

背面です。デュアルカメラがちょっと新鮮。冒頭にも書きましたが、Tシリーズは筐体品質が高く、T50 Proも金属筐体になっています。

厚さは7.5 mm、重量も480 gと、11インチサイズの割には薄く、軽くなっていると思います。また、「ストレートエッジデザイン」を採用し、エッジ部分が角ばったデザインになっています。

3.Teclast T50 Pro 価格など

Teclast T50はAliExpress内のTeclast Official Storeに製品ページがあり、6月12日午後4時からワールドプレミアセールを開催中、セール価格は165.99ドル（23,722円）です（製品ページにある「39ドル以上の注文で2ドルOFF」クーポンを使用したもの。この他にカート画面で12ドルが自動割引となるので、最終的な価格は165.99ドルになります）。

Teclast製品は日本のAmazonでも購入でき、利便性を考慮すればAmazonでの購入が望ましいと思うのですが、このT50 Proについては現時点でAmazonでの販売がありません。また、23,722円という価格は日本のAmazonでのT50（従来モデル）の実売価格よりも安くなっているので、スペックが大幅に改善されたことを思えば非常にお買い得と言えます。…ただ、WidevineがL3になってしまった、というのが残念ですけど。

4.関連リンク

【PR】Teclast T50 Pro：Teclast Official Store（AliExpress）