TeclastがAndroidタブレット「M50 Pro」を発売しました。従来の「M40 Pro」の後継と思われますが、筐体の雰囲気がかなり大きく変わり、さらに「薄く・軽く」なりました!
1.Teclast M50 Pro スペック
スペック表
Teclast M50 Pro | |
OS | Android 13 |
SoC | UNISOC T616 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド |
FDD:B1/3/5/7/8/20 TDD:B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM ×2(うち1つはmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C、SIMカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン5MP/アウト13MP |
バッテリー | 6,000mAh |
サイズ | 厚さ7.8 mm(タテ・ヨコサイズ不明) |
重量 | 435 g |
コメント
OSはAndroid 13です。Android 13では大画面デバイス向けの新機能が追加されており、ウインタブでもつい先日「Teclast T50 Pro」の実機レビューで新機能を体感しています。おそらくこのM40 Proでも大画面デバイス向けの新機能が有効になっていると思います。
CPUはUNISOC T616で、Antutu Ver.9のスコアは25万点弱くらいです。動画視聴やWebブラウジング、SNS、比較的軽量なゲームであればストレスなく動きます。RAMは8GB、拡張機能により最大16GBとして使えますが、基本的には8GBあれば十分でしょう。ストレージは256GBと、低価格なタブレット製品としては大容量です。
ディスプレイは10.1インチで解像度は1,920 × 1,200と標準的な仕様です。またWidevineはL1なので、動画サブスクリプションサービスでHD以上の画質で視聴ができます(ただし、Netflixなど一部の動画サブスクではHD画質視聴に対応しません)。
カメラはイン側5MP、アウト側13MP+補助カメラ(おそらく0.3 MP程度と思われます)という構成です。先日レビューしたTeclast T50 Proでは「そのまま撮影するとやや暗い」と感じましたので、画素数から受ける印象ほど高画質での撮影は厳しいと思います。ただし、イン側の5MPというのはWebミーティングなどで使う際には十分キレイに映せるでしょう。
M50 Proは厚さが7.8 mm、重量が435 gと、M40 Pro(厚さ10 mm、重量570 g)から大幅に薄型・軽量化しました。一方でバッテリー容量はM40 Proの7,000 mAhから6,000 mAhに変更されています。
2.Teclast M50 Pro 筐体
M50 Proのタテ・ヨコが不明なので断定はできませんが、前面のベゼル幅はこの画像よりも「太い」と考えてください(Teclastは見栄えを良くするために製品画像を加工することが多いです)。
ただし、Teclast製品は全般に筐体の質感は高いです。M50 Proでは背面が金属製で筐体色も「レイクブルー」という爽やかな色になっています。
側面と入出力ポートの構成です。上の2つが左右側面、下の2つが上下側面ですが、スピーカーは4つ、イヤホンジャックも装備されているのがわかります。
スピーカーシステムは「Momentum Ⅲ」と名付けられ、臨場感あふれるサウンドを実現しているとのこと。T50 Proのレビューでもスピーカー品質は高く評価しています。
3.Teclast M50 Pro 価格など
Teclast T50 ProはAmazonで販売中、通常価格は29,900円ですが、この記事執筆時点ではセール中で20,720円で購入できます。TeclastはAmazonで頻繁にセールをしていますので、実売価格は2万円台前半と考えていいでしょう。
CPU性能はあまり高くないものの、筐体が薄く、軽くなり、WidevineもL1なので、動画視聴メインの普段使いタブレットとしては非常に魅力的だと思います。
4.関連リンク
[PR]TECLAST M50 Pro:Amazon