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SONY Xperia 5 IV - 充実したオーディオ性能とカメラ性能が魅力のコンパクト・ハイエンドなXperia

Xperia 5 IV 紹介
ソニーが新型スマートフォン「Xperia 5 IV」を発表しました。Xperia 1 IVの性能をそのまま6.1インチサイズのコンパクトな筐体に収めたモデルになります。かつて販売されていたXperia Compactシリーズの流れをくんでいることもあり、「待ってました!」という方も多いのではないでしょうか?

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今回発表されたのは「グローバルモデル」ですが、日本国内でも今秋発売されることが発表されています。

1.Xperia 5 IVスペック

スペック表

   Xperia 5 IV
OS Android 12
CPU Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1
RAM 8GB
ストレージ 128GB/256GB
ディスプレイ 6.1インチ(2,520 x 1,080)120Hz
LTEバンド 対応バンド未公開(2022年9月2日現在)
SIM nanoSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック
カメラ イン12MP/アウト12MP + 12MP + 12MP
バッテリー 5,000 mAh
サイズ  152 x 67 x 8.2 mm
重量  172 g

コメント

OSはAndroid 12です。SamsungやOPPO、Xiaomi等とは異なり「素のAndroid」に準じたソフトウェアを搭載していますが、ゲーム支援機能の「ゲームエンハンサー」などの独自機能もあります。また、最新バージョンとなるAndroid 13へのアップデートはそう遠くないうちに実施されるものと思われます。

Xperia 1/5ではなぜかソフトバンク版のみOSアップデートが1回で打ちきりになっていたのですが、2020年に発売したXperia 5 II以降はようやくグローバルに準拠したようでAndroid 10からAndroid 11、Android 12へのアップデートが実施されているため、今回も最後までOSアップデートを受け取れることを期待したいところです。贅沢を言うのであれば他メーカーと同じようにOSアップデート保証期間を3年以上に延長してほしいところではあるのですが、今のところソニーから延長のアナウンスは出ていません。

CPUはSnapdragon 8 Gen 1です。既に後継となるSnapdragon 8+ Gen 1が登場しているものの、AnTuTu Benchmark v9での総合スコアは90~100万点程度を計測する高性能CPUで、重量級3Dゲームも快適にプレイできる性能を備えています。ただコンパクトな筐体を採用しているXperia 5 IVでどの程度まで発熱が抑えられているのか気になるところです。

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RAMは8GB、内蔵ストレージは128GB/256GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張に対応します。MicroSDカードに対応する高性能端末も近年少なくなってきた印象ですが、256GBだと近年大容量化が進んでいるゲームアプリなどをインストールしているとすぐ容量を使い切ってしまうこともあり、動画や写真、音楽データなどを大量に持ち運ぶのであればやはりストレージを気軽に追加できる方が安心できます。

ディスプレイは6.1インチサイズで、解像度はFHD+(2,520 × 1,080)です。Xperia 1 IVでは4K(3,840 × 1,644)というスペックになっていて、コンパクトモデルであるXperia 5 IVでは解像度は落とされているものの高品質なAMOLEDパネルを採用しており、ソニーが販売しているデジタルハイビジョンテレビのブラビアの技術をベースにした高画質化エンジン「X1 Mobile」を採用するなどXperiaならではの高品質なディスプレイはそのまま継承されています。リフレッシュレートは120Hz表示に対応し、強化ガラスとしてコーニング社の「ゴリラガラス・ヴィクタス」が採用されています。

Xperia 5 IV カメラ
カメラはイン12MP、アウト12MP(メイン) + 12MP(超広角) + 12MP(望遠)という構成です。画素数だけ見てしまうと他社50MPや108MPのメインカメラを採用している他社フラッグシップモデルと比較して控えめな印象を受けますが、Xperia 1 IVと同じく名門メーカー「Zeiss社」のレンズを採用しており、本格的な写真や動画を撮影できる「Photography Pro」「Videography Pro」「Cinema Pro」を搭載するなどカメラ性能にも力を入れています。今回すべてのレンズで120fps読み出しのほか、瞳AFやオブジェクトトラッキングにも対応しています。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.2に対応します。

Xperiaといえば「ウォークマン」の流れをくむオーディオ性能も売りになっていますが、Xperia 5 IVでは立体感のあるサウンドを楽しめる「360 Reality Audio」やプロレベルの録音を行える「Audio Pro」アプリを搭載するなどさらに強化されています。他社フラッグシップモデルでは省かれるケースが増えてきた3.5 mmイヤホンジャックも搭載しているため、お気に入りの有線ヘッドフォンで音楽を楽しむことも可能です。既存の圧縮音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「DSEE Ultimate」も利用可能です。

バッテリー容量は5,000 mAhです。Xperia 5 IIIでは非対応だったワイヤレス充電もサポートされています。

2.Xperia 5 IV 筐体

Xperia 5 IV 前面
前面です。2019年に発売した初代Xperia 5から基本的なデザインは変更されておらず、ゲーミングスマートフォンを除き逆に珍しくなってきた昔ながらのノッチレスデザインを採用しています。縦横比21:9と「細長い」ディスプレイは2019年当時ほかの端末と比較して目立っていましたが、今となっては見慣れてきた印象すらあります。

Xperia 5 IV 筐体色
背面です。Xperia Z5以降のモデルでおなじみの「フロスト加工」が施されています。Xperia 1 IVをそのままコンパクトにしたデザインで所有欲を満たしてくれると思います。筐体色は「ブラック」「エクリュホワイト」「グリーン」の3色展開です。

3.Xperia 5 IV 価格など

Xperia 5 IVはグローバルモデルが9月上旬に発売開始される予定で、価格は999ドル(約140,143円)から、です。まだ公式サイトは公開されていませんが、既に日本国内での販売も決定しており、例年通りであればまずドコモ、au、ソフトバンク版が先に発売される形になるかと思われます。またXperia 5シリーズは国内SIMフリー版も投入されているため、今回も期待できそうです。

円安の影響で前モデルのXperia 5 IIIと比較するとグローバル版の価格が高くなってしまったのは残念ではあるものの、コンパクトサイズのハイエンドXperiaを待ち望んでいた方にとっては「待望のニューモデル」と言えるのではないでしょうか。Snapdragon 8+ Gen 1を搭載していない点は少し残念ではあるものの、充実したカメラやオーディオ性能などはXperia 1 IV譲りとなっており、魅力的な一台に仕上がっていると思います。

4.関連リンク

高性能なAFと多彩な映像表現で日常の大切なシーンを”作品”にするプレミアムスマートフォン 『Xperia 5 IV』を商品化:ソニー

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コメント

  1. 匿名 より:

    ペリスコープ非搭載は目を瞑るとして、一番気になるのはパフォーマンスの安定性だ。