BlackviewがOSCALブランドのタフネススマートフォン「OSCAL MARINE 2」を発売しました。モバイル5G通信には対応しないエントリーモデルですが、タフネススマホとしては「必要十分、そして手頃な価格」と感じられる製品だと思います。キャンプなどのアウトドアレジャーのお供として魅力的ですね。
1.スペック
スペック表
OSCAL MARINE 2 | |
OS | DokeOS 4.1(Android 15ベース) |
SoC | UNISOC T615 |
RAM | 4GB/8GB(拡張機能あり) |
ストレージ | 64GB/256GB |
ディスプレイ | 6.56インチ(1,612 × 720)90Hz |
バンド | FDD:B1/3/7/8/19/20/28A/28B TDD: B40/41 |
SIM | nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP/アウト16MP |
バッテリー | 11,000 mAh |
サイズ | 179.8 × 83.1 × 18.3 mm |
重量 | 395 g |
コメント
OSはAndroid 15ベースの独自UI「Doke OS 4.1」です。独自機能を多数搭載するUIで、Android 15ベースとなったことにより、Gemini 2.0への適応など、AI機能の向上が謳われています。
SoCはUNISOC T615です。5Gには対応しない型番ながら、ウインタブではおなじみのUNISOC T606よりもパフォーマンスが上がっており、メーカー公称値ではAntutuスコアが約35万点をマークするとのこと。
RAM/ストレージ構成はちょっと特殊です。4GB/64GBと8GB/256GBの2パターン。RAMについては拡張機能が使え、8GBモデルに関しては最大24GBとして使えますが、4GBモデルの拡張後の数値は不明です。というか、4GB/64GBだと特にストレージ容量が「不足すぎ」なので購入の選択肢にはなり得ないように思われます。
ディスプレイは6.56インチで解像度はHD+にとどまります。またこの画像を見ると前面のノッチはパンチホールではなく水滴型であることがわかりますね。しかし、リフレッシュレートは90Hzを確保しています。
カメラのスペックは低めです。イン8MP/アウト16MP。この画素数でもキレイに撮影できる製品もありますが、中国メーカー製品の場合は画質にはあまり期待できないですね。
バッテリーは11,000 mAhとタフネススマホらしく大容量です。また、18Wの急速充電とリバースチャージ(5W)にも対応しますので、アウトドアでモバイルバッテリー代わりにも使えます。
筐体色はオレンジとブラックがあります。もちろんIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)の堅牢性を備えています。
2.価格など
OSCAL MARINE 2はAliExpress内のBlackview Official Storeに製品ページがあり、3月26日現在4GB/64GB版のみ販売中、価格は19,267円です。私がこの製品の販売ページを確認できたのが3月26日のことなので、おそらく近日中に8GB/256GB版も含めた発売記念セールが開催されるのではないか、と予想しています。これも「おそらく」の話ですが、8GB/256GB版でも2万円前後で購入できそうに思います(と、勝手に言ってみます)。
3.関連リンク
Blackview OSCAL Marine 2:Blackview Official Store(AliExpress)

コメント
安いけど重いな
中華タフネスではそんなに重くないほうかと。普通のスマホ2台分だけど…。