こんにちは。かのあゆです。先日Oppoがフラッグシップモデル「R11s」で日本に正式参入することを記事にしましたが、1月31日に日本国内向けR11sの仕様と販売価格などが発表されました。
1.日本国内版の仕様について
日本版R11sでは通信バンドが日本の通信事情に合わせたものに変更されており、ドコモのみならずソフトバンク、auの通信バンドをフルカバーしており、さらにDSDSやVoLTEもしっかりサポートされています
それ以外の仕様に関してはグローバル版から変更はなく、CPUにミッドハイクラスながら2016年のフラッグシップモデルに採用されていたSnapdragon 820と同レベルの性能をただき出すSnapdragon 660に4GB RAM、ストレージ容量64GBという構成で、Oppo独自の急速充電技術であるVOOCもそのまま搭載されています。
筐体カラーリングに関してはグローバル版と同様「ブラック」「シャンパーニュ(シャンパンゴールド)」「レッド」の3色が投入されます。
OSはAndroid 7.1をベースにOppoの独自UIを採用した「Color OS 3.2」を採用。HuaweiのEMUIやXiaomiのMIUIなどと同様、iPhoneに採用されているiOSからの影響が多い独自UIとなっており、本来の「素のAndroid」から大きく手が加えられているため、iOS端末ユーザーであればすんなりと移行できるものと思われますが、Android端末からの乗り換えの場合、最初は戸惑うかもしれません。
2.販売店舗と価格について
発売は2月9日から開始となり、販売価格は税抜57,980円に設定されています。R11sに関してはgeekbuyingでもグローバルモデルが取り扱われていますが、そちらの価格はブラックとシャンパーニュが494.99ドル(約55,471円)、レッドが542,99ドル(約60.850円)に設定されており、日本国内版はグローバルモデルに準じた価格設定に抑えられていて、かなり良心的に感じられました。
もちろん日本国内で正式に販売されるモデルであるため、メーカーによる修理などのサポートもしっかり受けることができます。
販売に関してはビックカメラ、ヨドバシカメラでの取り扱いとなり、現時点ではMVNOキャリア経由での販売はないようです。
3.まとめ
1月21日に投入される端末が発表された時点では販売価格が公表されていなかったこともあり、「日本版だけ価格設定を間違えて割高に設定されるのではないか」という不安はありましたが、最終的にはグローバル版と同価格という良心的な価格設定に抑えられていて一安心しました。
Oppoのスマートフォンは数年前から秋葉原のショップにグローバル版「Oppo Find 5」や「Oppo N1」などの端末が中古で流れており、ガジェットファンからは知る人ぞ知るような存在でしたが、そのOppo製スマートフォンが正式に日本に登場することになるのはいろいろと感慨深いものがあります。
TwitterやFacebookなどのSNSでのプロモーションや最近ではテレビCMも放送するなど、本気で日本市場に取り組もうとしている姿勢も個人的には評価していたりします。
今回はフラッグシップモデルの「R11s」から販売開始となりますが、Oppoのグローバルモデルは低価格帯のエントリーモデルから程よい性能のミッドレンジモデルなども用意されており、今後の展開次第ではこれらの端末も日本に投入されるかもしれません。
R11s自体もかなり魅力的な端末で、個人的に一目ぼれしてしまったので早く実機を触りたいと思っています。
4.関連リンク
Oppo R11s : Oppo Japan (注:スペックのバンド表記が日本仕様のものと異なっています。)
コメント
band19対応してないじゃん
>>匿名さん
関連リンクにも記載しましたがOppo公式サイトのスペック表の対応バンド一覧表気が今回発表された日本仕様とは異なってるようで、実際にはB19もしっかり対応していますよー!
通信方式
GSM: 850/900/1800/1900MHz
WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
TD-LTE: Bands 38/39/40/41
これか。確かに全対応でいい感じですね。
良心的どころか技適取得コストとか考えたらバーゲンプライスなんでは…?
今更microBの端末買おうとは思わないけど、本気度は分かる