こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。HUAWEIが新たに8インチのAndroidタブレット2機種を発表しました。「MediaPad M3 Lite」と「MediaPad T3」なのですが、HUAWIのAndroidタブレットは型番に「M」がつくものと「T」がつくものがあり、ざっくりいうと「M」のほうが高スペックのプレミアムライン、「T」がコスパ重視の低価格ライン、となります。同じメーカーの、同じサイズのAndroidタブレットですが、製品特性や筐体が全く別物になっているため、この記事ではまず「MediaPad M3 Lite」を紹介します。
「MediaPad M3」という名称の既存製品は「MediaPad M3(8.4インチ)」と「MediaPad M3 Lite(10.1インチ)」がありますが、今回紹介する「MediaPad M3 Lite(8インチ)」は先行して販売されている10.1インチ版と言える製品内容になっています。
1.スペック
この製品にはWi-FiモデルとLTEモデルがありますが、SIM通信機能の有無以外にスペックの差はありません。未確認ですが、Android機なので音声通話にも対応しているかもしれません。で、OSですがAndroid 7.0をベースにHUAWEIの独自UI「Emotion UI」を搭載します。
CPUはSnapdragon 435です。このCPUはスマホにも搭載製品があり、Webで検索するとAntutuスコアが4万点台前半のようです。スマホとして見ると中位レベルのスコアなんですけど、タブレットのCPUはスマホに比べ概して低性能なものが多く、これでも「いいほう」です。また、RAMは3GB、ストレージは32GBで、CPU、RAM、ストレージ構成は10インチ版のMeidiaPad M3 Liteと同じになっています。
続いてディスプレイですが、IPS液晶で解像度1,920 × 1,200と、8インチとしてはかなり高精細なものが使われています。このディスプレイにあわせ、スピーカーもハーマン・カードンのステレオスピーカーが装備されます。HUAWEIのいう「エンタメを楽しくする」というのはこのあたりに根拠があります。
サイズ感もかなりいいですね。特に厚さが7.5 mm、重量も310 gと、8インチのタブレットとしては薄型・軽量です。
2.筐体
最初に横向きの画像から。この製品はステレオスピーカーがついていますが、配置は横持ちの際に左右にスピーカーが来る、つまりこの画像を基準として、左右の側面(縦持ち時の上面と底面)に一つずつスピーカーがついています。
つまり、横向きにして動画を観たり、ゲームをしたりするとイヤフォンを使わなくとも高音質が楽しめます。
これは底面の画像です。microUSBポートとスピーカーが見えますが、このスピーカーは「左スピーカー」ということになりますね。なので、筐体上面にもスピーカーがあるはずです。
前面のホームボタンは指紋センサーがついているほか、この画像を見ると「戻るボタン」「メニューボタン」の機能も兼ねているようです。
残念ながら、筐体画像があまり公開されておらず、背面画像や筐体素材についてはよくわかっていません。しかし、最近のHUAWEIのデザインセンスは非常に高く、製品ページにも「精密に計算されたカーブで手に持ちやすく、どんなスタイルにもマッチするスペースグレイカラー」などという記載がありますので、期待してよし!だと思います。
3.価格など
HUAWEI MediaPad M3 Lite(8インチ)は8月25日発売予定で、NTT-Xストアでは予約販売が開始されており、Wi-Fiモデルが税込み24,273円、LTEモデルが税込み28,962円となっています。
Androidタブレットでもスペックが高いものが欲しい、という場合は「Lite」のつかない「MediaPad M3」を購入されたほうがいいと思います。一方、「M3 Lite」のほうは動画視聴や音楽鑑賞といったエンタメ用途に最適化され、高精細なディスプレイとハーマン・カードンのスピーカーを効果的に配置していますので、そこそこのスペックでいいから画質とか音質にこだわりたい、という人に向くと思います。
4.関連リンク
MediaPad M3 Lite:HUAWEI公式サイト
HUAWEI MediaPad M3 Lite 8/LTE:NTT-Xストア
HUAWEI MediaPad M3 Lite 8/Wi-Fi:NTT-Xストア
コメント
microUSBポートいい加減廃止しろって