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HTC U12+ - SIMフリー専用で登場したHTCのフラッグシップモデル!最強スペックだが価格も最高クラスに(かのあゆ)

HTC U12+ 日本国内SIMフリー版
こんにちは。かのあゆです。HTCは2018年6月27日に最新フラッグシップモデル「HTC U12+」の日本仕様をSIMフリーモデルとして投入することを正式に発表しました。昨年のHTC U11まではau向けキャリアモデルとしてフラッグシップモデルを投入してきましたが、今回は最初からSIMフリー専用モデルとして日本に投入される形になります。日本投入にあたり、グローバルモデルをそのまま投入するのではなく、おサイフケータイ機能にも対応するなど、かなり力を入れたモデルとなっています。日本国内で発売されているSIMフリーモデルとしては高価な部類となる端末ですが、その分長い間使っていける最強のフラッグシップモデルだと言えます。

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1.スペック

HTC U12+ 日本仕様 スペック
搭載OSはAndroid 8.0で、HTC独自UIの「HTC Sense UI」の最新バージョンとなる「Sense UI 10」が搭載されています。独自UIであるものの、近年のHTC端末のOSカスタマイズは「素のAndroid」寄りのものに変化してきているので他メーカーのAndroidスマートフォンからの買い替えでも違和感なくスムーズに乗り換えることができるでしょう。

もちろん今回はSIMフリー専用モデルであるため、キャリア向けの余計なアプリケーションは一切プリインストールされていない、クリーンな環境なのはうれしい限りです。CPUは最新のハイエンドCPU、Qualcomm Snapdragon 845(SDM845)を搭載。内蔵GPUも2018年現在最高クラスのものを搭載しているため、重量級の3Dゲームも快適にプレイすることができます。基本性能がかなり高いため、メイン端末として長い間活用していけるのではないでしょうか。

メインRAMは6GBで、ストレージに関してはグローバルモデルでは64GBモデルと128GBモデルが存在しますが、日本国内向けSIMフリー版では128GBモデルのみの投入となります。microSDカードスロットも搭載されているため、より多くの音楽データや動画を持ち歩きたいというニーズにもしっかり答えてくれます。

前モデルのHTC U11から搭載された、スマホ本体を握って様々な操作することができる「エッジセンス」は今回からバージョン2.0に更新され、スマホ本体を「持つ」「側面をダブルタップする」というジェスチャーが新たに追加されています。

18:9縦横比の液晶を採用
液晶は近年のトレンドに倣い、アスペクト比18:9の液晶を採用。解像度も2,880×1,440とフラッグシップモデルにふさわしい高精細なものです。

カメラに関してはインカメラ、アウトカメラともにデュアルレンズ仕様で、インカメラが8MP+8MP、アウトカメラが16MP+12MPという構成になっています。スマートフォン向けカメラのベンチマークサイト「DxOMark Mobile」では103点というスコアをたたき出しており、カメラ性能もかなり強力なものとなっています。

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今回日本国内向けに投入されるHTC U12+はシングルSIMモデルとなりますが、通信面では国内3大キャリアの主要バンドをフルカバーしています。

さらにグローバルモデルには搭載されていなかったおサイフケータイ(Felica)もしっかり搭載。IPX68レベルの防水・防塵機能にも対応するなど、日本国内で正規流通しているSIMフリースマートフォンとしてまさに「最強」といっていいスペックを誇っています。

2.デザイン

HTC U12+
前モデルのHTC U11やミッドレンジモデルHTC U11 lifeから採用されている「リキッドサーフェス」デザインを継続採用しています。また、この製品では前面から物理ボタンを排除しており、よりスタイリッシュなデザインに進化しています。

HTC U12+ カラーリング
カラーリングは先に発表されているグローバルモデル同様「トランスルーセントブルー」「フレームレッド」「セラミックブラック」の3色が用意されます。特に特徴的なのは背面パネルにクリアパーツを採用した「トランスルーセントブルー」で、内部基盤が透けて見える「カッコいい」デザインとなっています。

このカラーリングを選ぶのであればデザインを生かすためにケースなしか、あるいはクリアケースを装着して運用したいところです。

3.まとめ

HTC U12+ 日本国内SIMフリー版は7月20日発売で、販売価格は税込102,600円に設定されています。すでにHTC Japanの公式ストアで予約の受付が開始されているほか、Amazon.co.jpや家電量販店、MVNOキャリア各社でも取り扱われる予定となっています。

日本国内で正式に流通しているSIMフリーAndroidスマートフォンとしては最も高価なスマートフォンで、同じSnapdragon 845を搭載したASUSのZenfone 5Zの国内版や、HuaweiのフラッグシップモデルP20の国内版と比較してしまうとどうしてもその価格の高さが気になってしまうところではあります。

ただ今回国内キャリア向けモデルを投入せず、SIMフリー専用で投入するにあたり、日本国内独自機能であるFelicaにしっかり対応させたうえで投入するなど、HTCが日本のSIMフリースマートフォン市場にかなり力を入れているのがはっきりとわかる仕様になっています。

同じくフラッグシップモデルであるP20を日本国内で投入したHuaweiもSIMフリーモデルに関してはFelica搭載を見送っており、そういう意味では日本独自機能にしっかり対応させたうえで今回SIMフリー仕様として投入してきたHTCは評価されていいのではないかと思います。

高価な端末ですが、スペック的には2018年最強クラスといっていいものになっており、2年間ガッツリメイン端末として運用できるだけの実力があると思いますので、「高くても長く使っていける一台が欲しい!」という方であれば検討に入れたい製品だと言えるでしょう。

4.関連リンク(HTC Shop)

HTC U12+ 日本国内版
 トランスルーセントブルー
 フレームレッド
 セラミックブラック

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コメント

  1. 何となく予想はしてましたが、予想以上の価格でした。Huaweiとの差を詰めるいい機会だと思うのですが、ちょっと残念です。