FOSSiBOT F112 Proがスマートフォン「F112 Pro 5G」を発表しました。FOSSiBOTいわく「業界初となる環境に配慮した頑丈なスマートフォン(タフネススマホ)」でモバイル5G通信に対応するミッドレンジクラスの製品です。また、発売記念セールの価格は159.99ドル(1ドル145円として約23,200円)と手頃です。
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FOSSiBOT F112 Pro 5G:FOSSiBOT Official Store(AliExpress)
1.概要
スペック表
FOSSiBOT F112 Pro | |
OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Dimensity 6300 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大24GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.88インチ(1,640 × 720)120Hz |
バンド | 5G:n1/3/5/8/20/28/38/41/77/78 FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 B18/19/20/25/26/28A/28B/66 TDD-LTE: B38/40/41 |
SIM | nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン16MP/アウト50MP+5MP |
バッテリー | 7,150 mAh |
サイズ | 181.89 × 83.57 × 13.3 mm |
重量 | 325 g |
コメント
搭載SoCはDimensity 6300です。5G対応のSoCとしては性能が低めで、Antutuスコアは約42万点(出所:Nanoreview)と、Helio G99(5G非対応型番)とそれほど変わりません。
RAMは8GBで拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージは256GBです。
ディスプレイは6.88インチで解像度はHD+(1,640 × 720)と低めです。150ドル程度で発売されるタフネススマホの場合、HD+解像度の製品が多いですね。ちょっと残念ですが、そこまで粗いとは感じないと思います。また、リフレッシュレートは120Hzと高速です。
カメラはイン16MP/アウト50MP(メイン)+ 5MPです。タフネススマホでよくある「ナイトビジョンカメラ(モノクロになるが、暗闇でも鮮明な写真・動画撮影ができる)」はついていません。50MPというのは画素数的には悪くありませんが、撮影品質についてはなんとも言えません。
バッテリーは7,150 mAhと、一般的なスマホよりは大容量ですが、10,000 mAh越えが当たり前の中華タフネススマホとしては小さいほうです。そのせいもあり、筐体は(タフネススマホの割には)薄型・軽量です。
メーカーの説明によれば、F112 Proは「業界初の液体シリコン素材を採用したスマートフォン」です。手触りは柔らかく、肌に優しく、非常に環境に優しいのが特徴とのこと。
前面は水滴型ノッチでベゼル幅は「太い」です。また、背面は上で説明した通り液体シリコンを採用し、鮮やかな色になっています。…いいですねー、オレンジ(Flame Orange)。
オレンジ以外にもブラック(Obsidian Black)、グリーン(Forest Green)、ブルー(Sapphire Blue)、レッド(Velvet Rose Red)の4色を選べます。タフネススマホとしては珍しい、とても多彩なカラーバリエーションです。
2.価格など
FOSSiBOT F112 Pro 5GはAliExpress内のFOSSiBOT Official Storeに製品ページがあり、5月12日から発売記念セールが開催されます。発売記念セールの価格は159.99ドル(1ドル145円として約23,200円)です。
5G対応のタフネススマホとしては手頃な価格だと思います。また、バッテリー容量は小さめですが、筐体は薄型で軽く、カラフルなカラーバリエーションをラインナップしているので、アウトドア用のサブ機としては魅力的だと思います。
3.関連リンク
FOSSiBOT F112 Pro 5G:FOSSiBOT Official Store(AliExpress)

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