DOOGEE S61/S61 Pro － 背面デザインが個性的でカメラの性能が高いエントリー・タフネススマホ

DOOGEEがタフネススマホ「S61/S61 Pro」を発売します。スペックはエントリー寄りですが、デザイン面でかなり力が入っていると感じられ、「タフネススマホっぽいような、タフネススマホっぽくないような…」という、ちょっと面白い製品だと思いました。

1.DOOGEE S61/S61 Pro スペック

スペック表

バリエーションモデル

・S61：ストレージ64GB/20MPカメラ
・S61 Pro：ストレージ128GB/48MPカメラ

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S61とS61 Proはストレージ容量とカメラの仕様、そして筐体色が異なります。

OSは最新のAndroid 12、CPUはHelio G35です。Helio G35はAntutuスコアが12万点程度なので、Android OSの基本操作は普通にこなせると思いますが、ゲーム向きの性能ではありません。CPUの型番だけで判断すると、このS61/S61 Proはエントリークラス、ということになると思います。

RAMは6GBでストレージはS61が64GB、S61 Proが128GBです。また、ディスプレイは6インチで解像度はHD+にとどまります。

カメラはS61とS61 Proで画素数が異なり、イン側はS61が8MPでS61 Proが16MP、アウト側はS61が20MPでS61 Proが48MP、ともに20MPのナイトビジョンカメラも搭載します。特にS61 Proはカメラの画素数に関してはミッドレンジクラスの構成になっていると思います。また、暗闇でも鮮明な写真（ただしモノクロ）撮影ができるナイトビジョンカメラはなにかと役に立ちますよ。

2.DOOGEE S61/S61 Pro 筐体

前面は割とクラシカルといいますか、タフネススマホらしいといいますか、ノッチがなく上下に太いベゼルが残ります。また、ディスプレイガラスにはゴリラガラスが使われています。

上の画像がS61、下がS61 Proです。ご覧のように背面デザインは個性的で、カメラのレンズが強調されたものになっています。冒頭に書いた通り、タフネススマホっぽいような、タフネススマホっぽくないような…。

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カラーバリエーションです。上の画像がS61、下がS61 Proですが、どちらも個性的ですよね？特にProのほうは「木目調」と「スケルトン」というのが目を引きます。

ともにIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の耐久性能を備えています。このあたりはDOOGEEのタフネススマホらしいところです。

3.DOOGEE S61/S61 Pro 筐体

DOOGEE S61/S61 Proは7月25日にプレオーダー（先行予約販売）が開始される予定です。

これ、DOOGEEの公式サイトにあったものですが、「ちょっと微妙」な気がします。例えばS61は「179ドルで70ドルの早期割引」と記載されていて、実際の予約価格が109ドルになるのか、それとも割引後の価格が179ドルなのか、よくわかりません。もし109ドルになるのなら非常にお買い得だと思いますし、179ドルなのであれば「悪くはないけれど、ちょっとデザインにコストがかかってしまったのかな？」と感じます。

CPU性能から見て、ウインタブ読者のメインスマホとしては少し厳しいと思います。しかし、カメラ性能がよく、背面デザインも個性的なので、サブ機としてタフネススマホが欲しい、という人には面白い製品と言えるんじゃないでしょうか。現時点ではまだ詳細なスペック（サイズなど）が判明しておらず、セール価格についても不透明なので、この先の追加情報に注目したいと思います。

4.関連リンク

DOOGEE S61/S61 Pro：DOOGEE 公式サイト
DOOGEE S61/S61 Pro：DOOGEE Official Store（AliExpress）
※AliExpressの製品ページはまだ購入に必要な情報が十分に掲載されていませんので「参考」程度とお考え下さい。