DOOGEEがスマートフォン「S118 Pro」を発表しました。2025年1月1日から発売記念セールが予定されています。DOOGEEらしいタフネススマホで5G通信にも対応し、カメラも108MPと高性能・高画素数な製品です。2025年に「アウトドアデビュー」を考えている人にいいんじゃないか、と思います。
1.スペック表
DOOGEE S118 Pro |
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OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Dimensity 7050 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大24GB) |
ストレージ | 512GB |
ディスプレイ | 6.58インチIPS(2,408 × 1,080)120Hz |
バンド | 5G:n1/3/7/28/38/41/77/78 FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18 B19/20/25/26/28a/28b/66 TDD:34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 ac/a/b/g/n/ax、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト108MP+20MP+8MP |
バッテリー | 10,800 mAh |
サイズ | 178.5 × 83.1 × 17.9 mm |
重量 | 不明 |
2.コメント
OSはAndroid 14でSoCはDimensity 7050です。Antutuスコアは約58万点(出所:Nanoreview)とミッドレンジクラスの性能で、中国メーカーのタフネススマホとしては高性能な部類です。
RAMは8GBで拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージは512GBと大容量です。
ディスプレイは6.6インチ(正確には6.58インチ)でFHD+解像度、リフレッシュレートも120Hzと、タフネススマホとしては高品質ですね。
カメラは最近のDOOGEE製品によく見られる「morphoチューニング」で画素数もイン側32MP、アウト側108MPと高いです。また、アウト側には20MPのナイトビジョンカメラ(モノクロになりますが、暗闇でも鮮明な写真撮影ができます。いわゆる「ナイトモード」とは全く違います)と8MPの広角カメラもついています。画質にも期待できそうですよね。
バッテリーは10,800 mAhと、タフネススマホらしく大容量です。33Wの急速充電に対応し、リバースチャージ(この製品をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる機能)も可能です。
筐体色は「コーネリアンレッド」と「ルナシルバー」の2色。DOOGEE S118 Proは従来モデル「S118」と同サイズですが、SoCなど各所がスペックアップしただけでなく、筐体デザインも一新されました。個人的には「コーネリアンレッド」がすごくカッコいいと思います。
それと、言うまでもないと思いますが、この筐体はIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)の堅牢性を備えています。
ディテールの画像です。前面はパンチホールではなく水滴型ノッチですね。背面は複数の素材が組み合わされており、ちょっと高級な感じもします。
それと、この製品はステレオスピーカー搭載です。ただ、スマホでこの位置(下側に2つ)というのはちょっと珍しいかな、と思います。できれば上下に1つずつのほうが動画視聴ではステレオ感がしっかり出るんですけど。
3.価格など
DOOGEE S118 ProはAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、1月1日午後5時(日本時間)から発売記念セールが予定されています。この記事執筆時点でセール価格はわかっていませんが、「5万円前後かな」と勝手に予想しています。
システムスペック的にはメインスマホとして使える水準だと思いますが、筐体サイズ、特に(開示されていませんが)重量はかなりのものになりそうです(バッテリーが大きいですからねえ)。冒頭にも書きましたが、すでにキャンプなどのアウトドア趣味をお持ちの方、2025年からアウトドアレジャーをはじめてみたいと思っている方によさそうなタフネススマホだと思います。
4.関連リンク
DOOGEE S118 Pro:DOOGEE Official Store(AliExpress)
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。