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CHUWI Hi 9 - 8.4インチ「ゲーミングタブレット」が登場!中華の小型Androidタブレットが盛り上がってきた!?

CHUWI Hi 9
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。以前もちらっと書いたことがあるんですけど「CHUWI Hi〇」という製品名ならWindowsにしてほしかったと思います。というのは置いといて、CHUWIが最新のAndroidタブレットをリリースしています。この製品は9月のIFA(ベルリンで開催された家電見本市)に出品されていたのですが、ここにきて中国通販「Banggood」に製品ページができ、CHUWIが世界の情報サイトやブロガーなどに不定期に発信している情報メールも届きました。12月中には発売される、ということのなのですが、製品概要がわかりましたので、紹介したいと思います。

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1.スペック

CHUWI Hi 9 スペック表
この製品のスペック表を作っていて、やはり思い浮かぶのは「Teclast T8」ですね。個人的には今年の「ベスト中華タブ」と思っているハイスペックなタブレットです。

この製品、CHUWI Hi 9とTeclast T8はOS、RAM、ストレージ、ディスプレイ解像度が共通です。もはや最新とはいえないまでも、十分に「旬」なOS、Android 7.0を搭載し、4GBのRAM/64GBのストレージと十分な容量を確保し、2,560 × 1,600という高精細なディスプレイを備えるところまで、全く互角です。

ただしCPUは異なります。TeclastがMT8176、CHUWIがMT8173です。MT8173はクワッドコア(4コア)、MT8176はヘキサコア(6コア)で、クロックスピードも8176のほうが上なので、素直に考えて処理性能はMT8176のほうが上だと思います。ただ、MediaTekの公式サイトによればMT8173はディスプレイについてFHD解像度(1,920 × 1,080)までしかサポートしないようなので、「本当に8173なの?」という質問をCHUWIのご担当者に投げておきました。とりあえずこの記事では「MT8173」と考えることにします。ということはスペックだけ見る限りTeclast T8よりも若干処理性能が劣る、ということになるのかもしれません。ただ、Web検索やYouTube動画などを見ていると、MT8173のAntutuスコアは7万点程度になっているものもありましたので、実際の性能差がどのくらいなのかは、ここでは何とも言えません。

MT8173:MediaTek公式サイト
MT8176:MediaTek公式サイト

次にカメラ性能を見てみます。実はCHUWIはまだカメラ性能について公表しておらず、Banggoodの製品ページを頼りにスペック表を作成したのですが、正直「もっといいんじゃね?」と思います。Teclast T8がイン8MP/ アウト13MPですから。ただ、スマホの場合と違って、タブレットの場合はカメラ性能に強いこだわりのある人はそんなに多くないでしょうね。

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あと、サイズに関してもCHUWIではまだ公表していないので、Banggoodにあったものを記載しています。なので、まだ正確性は十分ではないと思います。CHUWIが作ったと思われるPR画像がBanggoodの製品ページに貼られているのですが、これを見ると「厚さ7.9 mm」という記載があるので、実際には8.8 mmではなく7.9 mmの可能性が高いと思われます(Teclast T8は7.8 mm)。ただ、重量が一番重要だと思いますが、Banggoodの製品ページにも記載がなかったので、現時点では何とも言えませんね。

2.筐体

CHUWI Hi 9 筐体
筐体に関しては、エッジ部分がスマホでおなじみの2.5D曲面処理が施されているとのこと。また、最近のCHUWI製品はメタル素材の筐体が多いですし、デザイン性も非常に優れているため、この製品の質感もかなり期待していいと思います。

この画像を見ると前面には物理ボタンやセンサーボタンはないようです。そして指紋センサーらしきものも見当たりませんね。

CHUWI Hi 9 ゲーミングタブレット
この製品は通販サイトのセールス文句ではなく、CHUWIが自ら「Gaming Tablet」と称しています。タブレットとしてはハイスペックですし、ディスプレイはJDI(ジャパンディスプレイ)製のOGS(One Glass Solution、前面ガラスとタッチパネルが一体化している)スクリーンを採用した高精細なものである、というのがその根拠になっています。

3.価格など

CHUWI Hi 9は12月下旬に発売(CHUWIのメールにそう記載されていました)となる予定で、価格は未定です。しかし、Banggood(Alert Me On Arrivalというステイタス)での表示価格は189.99ドル(21,938円)でした。

この製品はどう考えてもTeclast T8とガチ競合すると思います。T8のほうは実機レビューをさせてもらっていますが、筐体の質感は非常に高く、また処理性能も期待以上のものがありました。ただし、T8はディスプレイの発色にややクセがあると感じていまして、もしCHUWI Hi 9のディスプレイ性能が額面通りであれば、本当にいい勝負になると思います。中華の世界では、なぜかここにきて「8インチのAndroidタブレット」が盛り上がってきちゃいましたね!

4.関連リンク

CHUWI Hi9:Banggood

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コメント

  1. くまねこ より:

    ちょいちょい8インチクラスのタブレットも復調の兆しがありますね.家電量販店でも結構な数の製品を見かけます.恐らくiPad Proの影響で復調している感じを受けますね.

    しかし残念なことにWinタブは全くと言った状況が続き寂しい限り.ここ暫くはGPD Pocketばかり使ってますがこの製品はあくまでラップトップなのでタブレットとは使い勝手が異なってきます.Win2の噂もちらほら流れてきてますがそれ以外は・・・.

    やはりスマホユーザーが本格的に使うための製品に需要が偏ってるのかと思います.Windowsに未来はないなと思わざるをえない感じですね.
    とは言え来年はARM版Windows機がでてきますし少しは盛り返すのではと.ラップトップに興味はないのでタブレットが欲しいところです.2製品が予定されてますが価格が・・・.

    個人的にはモバイルラップトップは9インチがベストサイズかなと思います.たった1製品しか無いですけども・・・.9インチで5列70キー程度,10時間稼働くらいの製品が欲しいです.フルロードで4時間は欲しい.

    話がそれましたがWinタブの弱点は軽量で薄い事と引き換えに特に中華製品はバッテリーがもたないのが最大の泣き所.製品によってはフルロードで1時間位しかもたないと言う.映画視聴でギリギリ1本観れるかどうか.
    そこが改善されればまだ希望は見えてきそうです.と言っても性能面ではAtomのちょっと上程度らしいですが・・・.

    来年も面白いマシンが出てくることを願います.

  2. 匿名 より:

    Androidはまだ元気でしょうがWinは・・・上でコメントされているようにGPDWin2などタブレット以外でしょうね・・・。

    GPDWin2,スペック等明らかになりましたがM2SSD入れるなど中華らしいスペックでしたね

  3. より:

    Atomの出荷がもう終わった感と発熱が酷いからMTに移行時期なんでしょうな
    これもお得意のDuelOSになるんかな

  4. 匿名 より:

    中華系的には、やはりMSのライセンス料がきついんじゃないですかね
    その分価格に上乗せできないから、同スペック版の泥タブも出さないといけないし

  5. 匿名 より:

    すみませんでしたが、こちらはbanggoodからのSEO関連事務担当者でございます。本文に入ったbanggoodリンクは「英語」で、「日本語」のリンクに変わりしてくれば喜びます。詳しいリンクはこちらになり、ご参考してくればありがたい。リンク:https://www.banggood.com/ja/Original-Box-CHUWI-Hi9-64GB-MTK8173-Quad-Core-8_4-Inch-Android-7_0-Tablet-PC-p-1238867.html
    最後、本社のグッズをご紹介してくれるのを誠に感謝いたします。