BMAXのAndroidタブレット「MaxPad I11 Plus」をご紹介します。中国メーカーのBMAXの製品は、少し前までウインタブでもよくご紹介をしたり、レビューをしていました。当時は主にBanggoodやAliExpressといった中国通販で販売されていたのですが、ここ最近BMAXは日本のAmazonでの販売に非常に力を入れていて、このMaxPad I11 Plusについても「ちょうど日本のAmazonで格安セールを開催中である」というのが記事を書いている理由だったりします。
実は「MaxPad I11」という製品は、2021年にウインタブでも紹介記事を掲載しています。基本的な仕様は2021年にご紹介したものとあまり変わっていませんが、結構重要な変更点があり、日本のユーザーからも人気が出そうに思います。
1.MaxPad I11 Plus スペック
スペック表
BMAX MaxPad I11 Plus(2023) | |
OS | Android 12 |
CPU | UNISOC T616 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.4インチIPS(2,000 × 1,200) |
LTEバンド | FDD-LTE:B1/3/5/7/8/20/34 TDD-LTE:B34/38/39/40/41 |
SIM | Nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン5MP/アウト13MP |
バッテリー | 25.08Wh(6600mAh/3.8V) |
サイズ | 247 × 156 × 7.7 mm |
重量 | 466 g |
コメント
システムスペックは「典型的な中国メーカーの上位クラスのタブレット」です。UNISOC T616/RAM8GB/ストレージ128GB/10.4インチ2,000 × 1,200解像度のディスプレイ、というのはTeclast T40 Proなど、多くの中国メーカー製品と同じ構成です。UNISOC T616のAntutuスコアはメーカー公表値で255,000点ということなので、そんなに重くない(原神などではない)ゲームも楽しめると思います。また、OSがAndroid 12と新しいのもうれしいところです。
で、この製品はWidevine L1です。タブレット製品ではWidevineがL1というのはかなり重要なポイントで、Amazonプライムビデオなどの動画サブスクリプションサービスでHD(720p)以上の画質で動画視聴ができます(ただし、すべての動画サブスクリプションサービスでHD画質視聴が可能であるという保証はありません。例えばTeclast製品はWidevine L1のモデルでもNetflixでHD画質の視聴ができない、という報告もあります)。
また、日本のAmazonで販売されているだけあって、技適マークもついています。「OSがAndroid 12、Widevine L1、技適マークあり」という点が、冒頭に書いた「日本のユーザーからも人気が出そう」なポイントだと思います。
カメラもタブレット製品としては悪くありません。イン側5MP、アウト側13MPで、インカメラを使ってのWebミーティングでは鮮明な映像を相手に送ることができますし、アウトカメラも13MPありますので、そこそこキレイな写真撮影ができそうです。
2.MaxPad I11 Plus 筐体
前面と背面です。前面については(確証はありませんが)少し盛られているような(ベゼル幅が細く見えるように画像加工しているような)気がしますね。おそらく実機はもう少しベゼルが太いと考えておくほうが安全でしょう。
背面は金属製で、ツートンカラーになっています。質感も悪くなさそうです。
側面とポート配置です。充電とデータ伝送はUSB Type-Cポートで行い、SIMスロットはnanoSIM × 2もしくはnanoSIM + microSDカードが使えます。イヤホンジャックも省略されずに残っています。
なお、画像ではスピーカーグリルが4つあるように見えますが、この製品は2スピーカー搭載で、横持ち時の下側面の2つが本物のスピーカーです。
サイズ感もいいですね。厚さ7.7 mmで重量が約466 gというのは、この価格帯のAndroidタブレットとしては立派だと思います。
3.MaxPad I11 Plus 価格など
BMAX MaxPad I11 PlusはAmazonで販売中で、2月22日現在の価格は税込み29,990円ですが、製品ページに4,000円OFFクーポンがあり、さらにカート画面でクーポンコード「QFMDUQX8」を使えば2,000円OFFとなりますので、これらの特典を併用すれば税込み23,990円で購入ができます(3月1日まで)。
(XiaomiやOPPOなどの世界的大手メーカーを除く)中国メーカーのタブレットとしては高いスペックになっており、WidevineもL1、技適マークもついてこの価格、というのは非常にお買い得と言えるでしょう。動画視聴がはかどりそうな製品です。
4.関連リンク
BMAX MaxPad I11 Plus:Amazon
コメント
Amazonのレビューには動画のものもあってイメージしやすいです。
ベゼルも厚みの画像も手を加えてるのがよくわかります。
ただ、ものは2.3万で買えるなら良さそうですね。