Blackviewのスマートフォン「BV4800 SE」がAmazonでセール中です。トップ画像を見ていただくとわかる通り、Blackviewの「王道」とも言えるタフネススマホですね。最近は(タフネスでない)スマホやタブレットを幅広く手掛けているBlackviewですが、やはり「Blackviewと言えばタフネス」というイメージが強いです。
ウインタブは長年にわたってBlackviewとお付き合いがあり、2017年10月に「BV8000 Pro」という製品を実機レビューして以来、数多くのBlackview製品をレビューしています。そのため「タフネスガジェットでは間違いないメーカーである」と自信を持って言えます。
BV4800 SEはスマホとして「エントリークラス」です。モバイル5G通信には対応しておらず、SoC性能も高くはありません。しかし、そのぶん非常に手頃といいますか、「安い」ので、アウトドア用のサブ機、サブサブ機としてはとても魅力的です。
先にセール情報から。
販売ページ:
Blackview BV4800 SE(ブラック):Amazon
Blackview BV4800 SE(オレンジ):Amazon
割引前の価格:22,900円
割引後の価格:16,900円(製品ページのクーポンを使用)
セール期間:2025年5月27日(火)〜 2025年6月2日(月)
では、これから製品の概要をご紹介します。
1.概要
スペック表
Blackview BV4800 SE | |
OS | Android 15 |
SoC | UNISOC T615 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大12GB) |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6.56インチ(1,612 × 720)90Hz |
LTEバンド | FDD:B1/3/7/8/20/19/28A/28B TDD: B40/41 |
SIM | nanoSIM x 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP/アウト16MP+2MP |
バッテリー | 5,100 mAh |
サイズ | 174.7 × 81.5 × 13.5 mm |
重量 | 285 g |
コメント
OSは現時点で最新のAndroid 15、SoCはUNISOC T615です。Antutuスコアは約26万点(出所:Nanoreview)と低く、この時点でウインタブ読者のメインスマホとしては厳しいと思いますが、ウインタブはこのくらいのスコアの中国スマホ・中国タブを多数レビューしており、その経験上は「OSの基本操作やWeb閲覧、動画視聴、ニュースアプリやパズルアプリ」くらいであれば問題なく動作します。
RAMは4GBで拡張機能により最大12GBとして使えます(ただし、物理RAM12GBほどの快適性はありません)。ストレージは64GBです。…これはさすがに厳しいですね。(ゲームではない)アプリのインストールも憚られるレベル。ただし、microSDカードによるストレージ拡張はできますので、写真や動画の保存には困りません。
ディスプレイは6.58インチで解像度はHD+(1,612 × 720)にとどまりますが、リフレッシュレートは90Hzと、このクラスのタフネススマホとしては悪くありません。
通信周りでは5Gには非対応ですが、LTEに関しては日本の主要バンドに合わせてあります。au系には弱いかな…。また、SIMスロットはよくある「nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他)」ではなく、nanoSIM2枚とmicroSDカードを同時に使用できます。ストレージ容量が小さい製品なので、この点はありがたいですね。
カメラはイン側が8MP、アウト側が16MP+2MPです。この画素数でもキレイな写真が撮れる製品はありますが…、ウインタブの経験上、中国メーカーのスマホカメラはあまりほめられる画質ではありません。また、上位モデルに見られる「ナイトビジョンカメラ」は搭載していません。
バッテリーは5,100 mAhです。これはちょっと残念。タフネススマホとしてはかなり小さい容量です。普通のスマホとかわりませんね。一応リバースチャージ(BV4800 SEをモバイルバッテリー代わりにして、他のデバイスを充電できる)にも対応しています。
Blackviewのタフネスガジェットは「頑丈さでは心配いらない」です。最近は見かけませんが、以前は「歩道橋から落とす」とか「自動車に轢かせる」みたいな激しいテストをしていて、それをアピールしていました。BV4800 SEはIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)の堅牢性を備えています。
スキーやスノボなどのお供にタフネススマホは最適です。このように「手袋をしたままでもタッチスクリーンを操作可能」なグローブモードを備えています。
Blackviewのタフネスガジェットには「ツールボックス(この画像ではToolBagになっていますね)」というアプリ(正確にはアプリのパッケージ)がインストールされていますので、アウトドアシーンでは便利に使えると思います。
Amazonで販売されているのは「ブラック(画像左)」と「オレンジ(画像右)」の2色。アクセントカラーが異なります。個人的には「タフネススマホっぽいのはオレンジ」だと思いますが、このあたりはお好みで…。
2.価格など
Blackview BV4800 SEはAmazonで販売中です。冒頭に記載した通り、6月2日までセール中で、16,900円で購入できます。タフネススマホの場合、「いかついデザインで頑丈」なところに惹かれてしまいますが、そのぶんデカくて重いので、メインスマホとして街なかで使うのにはあまり向きません。なので、どうしても「アウトドア用のサブ機」的な使い方になると思いますが、そういうことならBV4800 SEくらいのスペックでも悪くないと思いますし、価格も手頃なので、この機会に検討してみてはいかがでしょう?
3.関連リンク
Blackview BV4800 SE(ブラック):Amazon
Blackview BV4800 SE(オレンジ):Amazon
6月2日までは16,900円(製品ページのクーポンを使用)
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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