Galaxy Buds Live の実機レビュー - 装着感良し!バッテリー良し!音質良し!「豆の形」の左右分離型イヤホン

アイキャッチ画像
こんにちは、ゆないとです。今回はGalaxy Budsシリーズの最新モデル「Galaxy Buds Live」の実機レビューをお届けします。豆に似た特徴的な形状をした左右分離型Bluetoothイヤホンです。

スポンサーリンク

今回は、今まで愛用していたHuawei Freebuds3に代わる家用快適イヤホンとしてExpansysで購入しました。Freebuds3は、耳を塞がず開放感のあるつけ心地なイントラコンカ型(インイヤー型)として、初めてANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載した左右分離型Bluetoothイヤホンでした。「Galaxy Buds Live」も同じ開放型でANCを搭載したモデルになります。

この製品を選んだ理由の1つがつけ心地です。Freebuds3では、耳から飛び出る部分がどうしても煩わしいと感じることが多かったのですが、この製品は飛び出る部分がなく耳の中に収まるサイズと形状で、この悩みは一切なくなりました。

家にいる時は快適なつけ心地でストレスを感じること無くイヤホンを使いたいという人にピッタリとはまる製品と感じていて、個人的に今年のベストバイの1つに入る素晴らしい左右分離型Bluetoothイヤホンとしておすすめしたい製品になります。

1. スペック

  Samsung Galaxy Buds Live
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.0
対応Bluetoothプロファイル HFP、A2DP、AVRCP
コーデック SBC、AAC、Scalable Codec(Samsung独自)
バッテリー イヤホン:60mAh、充電ケース:472mAh
連続再生:最長6時間(ANC ON時)、最長21時間(充電ケース併用時)
充電5分間 → 連続再生約1時間、ワイヤレス充電対応
ドライバー 12mmドライバー (AKGによるサウンドテクノロジー)
コントロール タッチ式(シングル・ダブル・トリプル・長押し)(長押しのみ3種類のコマンドからプログラム可能)
※長押しのみ3種類のコマンドからプログラム可能
サイズ イヤホン:約27.3 x 16.5 x 14.9mm
充電ケース:約50.2 x 50.0 x 27.8mm
重量 イヤホン:約5.6g
充電ケース:約42.2g
ANC 有無 ANC 有
カラー ミスティックブロンズ、ミスティックホワイト、ミスティックブラック

Bluetoothバージョンは”5.0”で、コーデックはSBCとAAC、Galaxyスマホとの接続で有効になるScalable Codecの3つに対応しています。今回のレビューでは、Galaxyスマホを持っていないためScalable Codecの使用感はありませんのでご了承ください。

バッテリーは、イヤホン単体でANC有効時に最長6時間、充電ケースと併用すると最大21時間の持続時間があります。また、5分間の充電で約1時間の連続再生が可能になっています。最近の左右分離型イヤホンは一度の連続使用が6時間くらいまでの製品が増えてきており、充電を気にする必要がなくなってきたのが嬉しいですね。

イヤホン内部の画像
ドライバーは、左右分離型イヤホンとしては比較的大型な12mmのドライバーを搭載しています。これはオーディオメーカー”AKG”のサウンドテクノロジーを使ったドライバーであることと、AKGが監修したサウンドで、開放型ながら驚くほど迫力のある重低音を発揮します。使用感の部分で後述しますが、開放型とは全く思えないほどの重低音です。

イヤホン本体外側にはタッチセンサーが搭載されており、タップや長押しで再生やスキップ、音声アシスタントの有効化などのコントロールが可能です。

重量は、イヤホンで約5.6g、充電ケースは約42.2gと軽量です。

ANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載していて、外側の2つのマイクと内側のマイクを駆使して低周波帯のバックグラウンドノイズに対して効果を発揮します。ただし、開放型なので全てのノイズを抑制するのは難しいです。

2. 外観

付属品
付属品は、ガイド類と充電用ケーブル、専用のウイングチップです。ウイングチップは標準サイズが装着済みで、こちらに入っているものはより大きなサイズのウイングチップになります。

ケースの画像1
私が購入したのは、今世代のメインカラーであるミスティックブロンズです。ケースは丸みを帯びた形状でコンパクトです。左右分離型イヤホンでよくある黒や白ではなく、おしゃれなカラーでとてもきれいな見た目をしています。また、置いてもしっかりと自立するので便利です。

ケースの画像2
底面には、モデル名などが印字されています。特に滑り止めなどは付いていないため、うっかり滑って落とさないようにしたいですね。

ケースの画像3
正面には充電ケースのバッテリーを示すLEDインジケーターがあります。指を引っ掛けやすいように蓋には隙間があります。小さなサイズのケースのため隙間以外を持って開けようとすると少し開けにくいですが、隙間に指をかければ簡単です。

ケースの画像4
背面側にはUSB Type-Cポートがあります。

収納時の画像
蓋を開けるとイヤホンはこのように収納されています。ケース内部にイヤホン全体が沈むものも多いですが、この製品は浮かぶように収納されるので取り出しやすくなっています。この画像では、サードパーティ製の保護ケースを装着しています。

ケース内部の画像
ケース内部はこのようになっています。LRの記載もあり、その間にはイヤホンが充電中であることを示すLEDインジケーターがあります。

イヤホン本体外側の画像
イヤホンの外側は光沢感があり周りのものが映り込むほどです。ただし、映り込みに関してはそんなに気にならず、むしろおしゃれで高級感のある見た目です。また、そら豆と言われるだけあり、大きさも含めて本当に豆に見えます。

スポンサーリンク

イヤホン本体外側の画像2
映り込んでしまうので表面の状態が撮りにくいですが、マイク穴が2箇所とメッシュ状のベースダクトがあります。この外側のマイク穴はノイズキャンセリング用でしょう。ベースダクトは重低音をパワーアップするためのものです。

イヤホン本体内側の画像
こちらは耳に接する内側の部分です。小さな方のメッシュ状部分がマイク、黒い丸部分があごの動きを感知するボイスピックアップ装置が搭載されています。大きな方のメッシュ状部分がスピーカーです。上部のL/Rと記載された部分がウイングチップになります。簡単に取り外せて、付属のもう1つの大きさのものに変更することが可能です。2つの丸い部分が充電端子となっていてケースと接点することで充電するようになっています。画像では、左が大きいサイズのもので右が標準サイズのものを装着しています。

3. 使用感

つけ心地

つけ心地
つけ心地は非常に快適です。耳の中にピッタリと収まり、頭を振っても動くことはありません。画像のように、スピーカーがついている先端のほうが耳の奥へ入り込む形で装着します。Freebuds3のようにアンテナ部分が飛び出ることが無く、そういった意味でも開放感があります。さらに、布団で寝転がりながらでも耳が痛くならないのも気に入る方は多いでしょう。また、ずっと着けていると耳に馴染んできて着けていることが気にならないようになってきます。

開放型とは言え、やはり耳をある程度は塞ぐので異物感があるかもしれません。それを解消するソリューションとして、外部の音をある程度取り込んで耳閉感や圧迫感を軽減する機能が搭載されています。

音質

音質は、AKG監修ということもあり満足できるものになっています。特徴として、重低音が非常に強い音質傾向にあります。開放型とは思えないほどの重低音で好みの人には刺さると思います。残念ながら私には標準の音は好みではありませんでした。

イコライザーの画像
しかし、安心してください。イコライザーがGalaxy Wearableアプリに備わっていて、プリセット6種類(標準+5種類)から選択できます。個人的な感想ですが、標準では重低音が非常に強くバランスが悪いと感じました。しかし、EDMやメタルなどは最高に楽しめるバランスになっていると思います。私は様々なジャンルそれぞれで好みの楽曲があり、それを楽しむには、クリアが丁度良いバランスと感じます。音の定位(音の位置)や分離感も良好で、音楽はもちろんのこと、映画などの動画でも満足度の高い体験ができます。

ANC(アクティブノイズキャンセリング)

この製品は、外側と内側のマイクを利用してアクティブなノイズキャンセリングが可能になっています。驚くのは、イントラコンカ型のイヤホンであるのにノイズキャンセリングできることです。

効き目としては最低限という評価になります。室内では、空調の音はほとんど消してくれるものの、掃除機などのそれなりに大きな音は”抑制”してくれるという印象です。そのため、家族の会話などは聞こえます。

また、電車・バスでANCを使用してみました。もちろんOFFの状態では、騒音で音楽はほとんど聴こえません。ONにすると確かに効果があるものの、室内で十分な音量レベルにしても聴き取りづらいと感じることが多かったです。アナウンスやブザーの音も聴き取れます。

今回電車・バスで試してわかったことは、この製品のANCが効果を発揮するのは、低音域の音に対してのみということです。どんな音も低音域の音だけではなく他の音域も混ざっていることが多いです。電車・バスで言えばモーターやエンジンの音でそれがよくわかりました。エンジンや排気音のゴーという音は抑制し、そこに混じる高い音域の音はある程度音量が下がるものの聴こえてしまいます。そのため、不自然に聴こえてしまうところが気になるポイントになるかと思います。

ただし、Freebuds3のようなANCの圧迫感はあまり感じません。Freebuds3のANCの効き目はアプリでパーソナライズすることができました。そして、ANCの効き目を周囲の音に合わせて逐一対応させているため、不自然な圧迫感がありました。この製品では、そのようなANCの効き目を設定する機能は無いものの、その分自然なANCで違和感はあまりありませんでした。

接続性

今回、私はGalaxyスマホを所持しておらず「Scalable Codec」を試すことはできませんでした。そのため、Xperia 1 IIとペアリングしての使用感となります。Xperia自体、Bluetooth周りの接続性が良くないことがあるため、他のスマートフォンでは今回の私のレビューのような評価にはならないかもしれないことをご了承ください。

SoCがQCCシリーズではないため、Qualcomm True Wireless Stereo Plusを使用することはできず、スマホと直接ペアリングするのは片側のみとなります。その影響か、接続性は普通の左右分離型イヤホンとそう変わらないと感じます。まず、住宅街のような場所で散歩しながら使用しました。スマホはボトムスのポケットにしまいつつ数日にわたり歩きましたが、時々プツプツと不安定になることがありました。さらに、商業施設が集まり人も多い大きな駅でも使用しましたが、こちらも、散歩のときよりは少ないものの不安定になることがありました。そのたびにスマホを取り出してイヤホンに近づけると戻るので、身体に近いところで電波が吸収されてしまった可能性もあるかもしれません。ただし、バスに乗っている間や電車に乗っている間は途切れること無く何の問題もありませんでした。

これがGalaxyスマホだと独自のコーデックが使用可能ですので、より接続は安定するように思います。

さらに、この製品はマルチペアリングが可能です。Galaxy Buds Live1つに対して複数のデバイスとペアリングすることができます。私の場合は、Xperia 1 II・iPad Pro・PCにペアリングしていて、少し面倒ではありますが、Bluetooth設定画面から指定することで即座に変更可能です。

Buds Together
接続に関する面白い機能としては、1つのスマホで2つのBuds Liveへ接続可能な「Buds Together」があります。私はの場合はこの機能を使うような機会というのは全く有りませんが、例えばカップルで同じ動画を見たり、ダンス仲間と同じ曲を聞きながら練習したりなど、それなりに使えそうなシチュエーションは想像できますね。

タッチコントロール

タッチコントロール設定
プログラム可能なタッチコントロールは”長押し”のみです。左は「ANC ON/OFF、音声コマンド、音量ダウン」の中から、右は「ANC ON/OF、音声コマンド、音量アップ」の中から選択可能です。私の場合は、左にANCで右に音声コマンドを指定しています。

その他、シングルタップで再生/停止、ダブルタップで次の曲または動画、トリプルタップで前の曲または動画、といった操作ができます。

タッチはイヤホン本体外側にすることで反応しますが、本体サイズも相まって装着時にタッチに反応してしまうのが少し面倒です。タッチをブロックできますが、物理ボタンを持たないこの製品では有用な操作方法なのでオフにするのはナンセンスです。タッチ操作か面倒を無くすかのどちらか、自分のスタイルに合わせて設定すると良いでしょう。

バッテリー

バッテリーの画像
バッテリーの持続時間は公称値どおりに思います。家では動画を垂れ流す際にBluetoothイヤホンを使用することが多いのですが、ANCは使わないので6時間は問題なく保ちます。6時間連続で再生するというのも珍しいと思いますので、ほとんどの人がバッテリーを気にせず使うことが出来るように感じます。

ワイヤレス充電もでき、スピードはそんなに速くないですが夜寝る前に置いておけば、朝にはフル充電ができています。USB Type-Cケーブル経由での充電であれば、2時間もあれば十分にケースもイヤホンもまとめて完了できます。

4. 価格など

Galaxy Buds Liveは、家電量販店やECサイトで販売中です。日本での販売価格は2万円前後となっています。例えば、2020年9月24日現在のAmazonでのMystic Bronzeの価格は税込20,673円です。私は保証などのリスクを承知でExpansysより購入しました。送料が高い方の発送方法で9月初旬当初18,000円ほどでした。現在だと送料含めても17,000円以内で購入できると思われます。

今回は、自宅で快適に長時間使えて音質の良い左右分離型イヤホンとして、飛び出る棒が気になるようになってきたFreebuds3に代わるイヤホンを…ということで購入を決めましたが、このGalaxy Buds Liveは見事にそれら全てを満たす条件のイヤホンとなりました。もし同じような考えの方がいたら絶対に購入するべきです。ただし、小さな耳のサイズでも収まる大きさのイヤホンですが、つけ心地はお店で試してみると良いかもしれません。

5. 関連リンク

Galaxy Buds Live:製品ページ
Galaxy Buds Live:Amazon

スポンサーリンク