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FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)レビュー(第2回)- 3週間使ってみました。これからもがんばって使い続けます!(実機レビュー)

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。7月28日に「FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)レビュー - なめらかで安定した動きでデスク面が昇降、本格的なスタンディングデスクを試す!(実機レビュー第1回)」という記事を掲載していまして、今回はその続編となります。製品の概要説明などは前回のレビュー記事でほぼ完結したと思っているのですが、スタンディングデスクという製品の特性上、実際にしばらく使ってみた感想というのもお伝えしたほうがいいと思い、当初から第2回レビューを書くことにしていました。

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だいたい3週間くらい使ってみた素直な感想を書くつもりなのですが、この種の製品は人によって体感差が大きくなると思いますので、あくまでも私の個人的な評価となりますことをあらかじめご了承ください。なお、この製品はLoctek社にサンプル提供していただきました。Loctek社にはこの場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

1.作業ミス発見!

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)
この製品は「組み立て」が必要です。サイズも大きく、そして重量もめちゃめちゃ重いのですが、組み立て作業はそれほど難しいものではなく、落ち着いて作業すれば日曜大工が苦手なお父さんでも一人で組み立てることができます。ただ、なにぶん重いので、要所でご家族とかお友達の力を借りたほうがスムーズに作業ができるので、「補助の人」を一人スカウトしておくと一層安心です。なお、組み立ての様子は第1回のレビュー記事をご覧ください。

ということで、不器用な私でも無事に組み立てることができたのですが、一点作業ミスがありました。上の画像です。これは「コントロールパネル」なのですが、当初これを取り付けるにあたり、ねじ穴が見つからなかったので、自分で天板の裏に穴を開け、上の画像のように少し奥まったところに取り付けをしました。さすがの私でもねじ穴を1つ2つ開けるのはそれほどの苦労でもなかったのですが、実はここにミスがありました。

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)
天板の裏にちゃんとねじ穴が開いていました!私がコントロールパネルを取り付けた場所の対角線の位置です。この製品は前後と左右が「対称」なので、配置する際に「手前側」と「奥側」というのが決まっていないと思っていたんですね。実際「対称」な形状なのは正しいんですが、このねじ穴だけは場所が決まっていたんです。

また、私がコントロールパネルを取り付けた位置は少し奥まったところだったので、デスクに向かっているとコントロールパネルが見えません。そして、実用開始後にすぐに気づいたのですが、このコントロールパネルは頻繁に操作する機会がありますので、見やすい位置にないと使いにくくなってしまうんです。

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)
ということで、デスクの手前側と奥側を入れ替えて(回転させて)コントロールパネルをつけなおしました。最初にもうちょっと慎重に作業すべきでした…。

2.使用感

あっというまの30分

この製品にはタイマーがついていて、任意の時間になるとアラームが鳴ります(強制ではありません。オフにすることもできます)。具体的には、

●アラームを30分にセットする(一度セットしたら記憶されるので、設定時間を変更しない限り、以降の再セットは不要)

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)
●タイマーをスタートさせ、座った状態で作業開始
●30分経過した時点でアラームが鳴る。デスク面の高さを変えない限りスヌーズで5分ごとに再度アラームが鳴る

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)
●仕方ないのでデスク面を上げ(高さはプリセットできるので、ボタン一つで設定した高さに変更可能)、立った状態で作業する。そうすると、アラームは鳴り止み、再び30分のカウントダウンが始まる
●頑張って30分立った状態で作業をすると、またアラームが鳴るので、救われた気持ちでデスク面を下降させる(やはりボタン一つで変更可能)

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この繰り返しです。アラームは最大99分間隔まで伸ばすことができますが、私はスタンディングデスク初心者のため、とりあえず30分に設定しました。

結論から言うと「つらい」です。座った状態での30分は「あっという間」で、立った状態での30分は「めちゃめちゃ長い」です。ここは本当に個人差が大きい部分で、例えば小売店などで立ちっぱなしで接客をしているような人であれば、30分くらい立って仕事をするというのは楽勝でしょう。また、10代とか20代のスポーツマンでも30分なんてどうってことのない長さに感じられるかもしれません。

私の場合は中年であることと、日頃から運動不足ということで、3週間使っても「30分がいいところ」ですね。できればこの先、これが40分、50分と伸びていけるようにしたいです。

体調の変化は特になし

ではこのデスクを3週間使って、体調面でいい変化があったのか、と言われれば、「特に感じない」です、はい。3週間だと健康診断の数値が改善したとか、そういう明確な変化も出ないだろうと思います。

ただし、精神的な免罪符という点では効果が大きいです。このデスクを使い始める前は、「少しは体を動かさなきゃ!」と思って忙しいのに散歩をしたりとか、「運動不足だよなあ。成人病とかが怖いなあ」なんて思うこともしばしばでしたから。スタンディングデスクを使って成人病を予防できるという明確なデータでもあるのなら、5万円どころか10万円でも20万円でも払う、という人もいると思いますが、残念ながらそういうデータはありません。

ただ、どんな人でもこのデスクを使っているうちに、長時間立ちっぱなしで仕事ができるようになると思いますので、明確なデータはなくとも、最低限「体を鍛える」という効果はあるものと思います。

姿勢がよくなった!

立ったままでPCに向かっていると、足が疲れるというのはいいとして、腰もだるく感じます。また、私の家族によれば、「立って仕事をしているのを見ると、背筋が伸びている」という指摘を受けました。デスク面の高さ調整が適切な場合、立って作業する際の姿勢改善にも役立つように思われます。

私は腰痛持ちではないので、実際のところはわかりませんが、おそらく腰痛防止とか、背中が丸まってしまう姿勢の改善とかには役立つと思います。

デスク幅140 cmは正義!

私の自宅は狭く、なかなか作業場所を確保できませんでした。ただ、このデスクが来るのにあたり、「スタンディングデスクの評判」を耳にしたことのある私の奥さんが、「なんとかしてあげなきゃ」と思ってくれたらしく、少し模様替えをしてこのデスクの置き場所を捻りだしてくれました。

当初は「横幅120 cmくらいになるように天板をカットしなくちゃ(この製品は天板をカットするか取り換えれば横幅110 cm~180 cmまで調整可能です)」と思っていたのですが、家族の協力もあり、140 cmのまま使い続けることができています。

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)
この画像に写っているノートPCは、この記事の執筆現在、ドスパラからレビュー用にお借りしている「Altair F-13KR」です。デスク幅が140 cmになったことで、自分で使っているPCと一緒にレビュー機も(余裕をもって)置くことができ、作業効率が大きく改善しました。立ちっぱなしで仕事をするのはつらいですが、無駄な動線がなくなりまして、この点ではストレスも減りました。

3.まとめ

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)はLocteck社の直販サイトで販売中で、8月19日現在「夏祭りセール」開催中のため、税込み53,350円(天板セット)で販売されています。

デスクの価格というのはピンキリなので、この製品よりもずっと高価なものもあれば、ずっと安価なものもあります。ただ、5万円というのは誰でも気軽に払えるお金だとも思いません。

それでも、特におすすめしたいのは、私のように中年で運動不足が気になる人、それも職場で事務作業がメイン、という人ですね。肉体的にも精神的にも大きなメリットを感じられると思います。逆に立ちっぱなしでの仕事が全然苦にならないような人はあえて購入する必要はないかもしれません。

本当は「明らかに体調が改善しました!」というレビューにしたかったのですが、そういう評価になるためには3週間でも少し足りないですね。1年後くらいには「1時間半くらい立ちっぱなしで仕事をしても全然平気」というくらいにはなりたいです。そうなれば健康面でも変化が出てくると信じています。

4.関連リンク

FLEXISPOT 電動昇降デスク(スタンディングデスク)レビュー - なめらかで安定した動きでデスク面が昇降、本格的なスタンディングデスクを試す!(実機レビュー第1回)
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コメント

  1. jack より:

    everyone should have a ergonomic height adjustable desk, you can get benefit from it and work better!