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ASUS ZenFone 4 シリーズ - あのZenFoneにニューモデル、ワイドバリエーションでカメラにも期待大よ!

ASUS ZenFone 4 Pro
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ASUSが8月17日、台北(台湾)でイベントを開催し、ニューモデル「ZenFone 4 シリーズ」を発表しました。ZenFoneと言えばおそらく日本で一番有名なSIMフリースマホだと思います。また、ひとくくりには出来ないくらいにバリエーションが豊富です。「ZenFone 4」と言っても全部で6モデルが存在するんですよね。用途別に「無印」「Selfie」「Max」があり、それぞれに「無印」「Pro」があるので、合計で6つとなります。本来だと6機種別々に紹介記事を書くべき製品だと思うのですが、そうすると最後の機種の紹介記事が来週の水曜日くらいになってしまいそうなので、「無印」「Selfie」「Max」と2機種ずつ紹介することにして、この記事では「無印」の「ZenFone 4」と「Zenfone 4 Pro」について書きます。

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なお、この記事はASUSのグローバルサイト(英語)を引用元としています。ZenFone 4シリーズは日本での発売が公表されておらず、日本モデルが発売される際にはこの記事の内容と異なるスペック、筐体となる可能性もありますので、あからじめご了承ください。

1.スペック

ZenFone 4

OS: ZenUI 4.0(Android 7.1)
CPU: Qualcomm Snapdragon 630 / 660
RAM: 4GB / 6GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 5.5インチIPS(1,920 × 1,080)
SIM: nanoSIM × 2
通信バンド: LTE B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/32
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0
入出力: USB Type-C、オーディオジャック
カメラ: イン8MP / アウト12MP + 8MP
バッテリー: 3,300 mAh
サイズ: 155.4 x 75.2 x 7.5 mm / 165 g

まずは「無印の無印」、シンプルな名称の「ZenFone 4」から。ZenFone 4シリーズのOSはすべてAndroid 7.1ベースの独自UIである「ZenUI4.0」が搭載されます。CPUはSnapdragon 630と660の2本立てで、RAMの容量も2種類から選べますので、ZenFone 4という型番の中に複数のグレードが存在するということだと思います。Snapdragon 630と660のベンチマークスコアは不明ですが、630は625・626の、660は652の後継モデルということなので、ともにミッドハイクラスの性能と思われます。特に660のほうは652がAntutuで8万点くらいのスコアになる「ハイスペック」といっていい性能だったので、かなり期待できそうです。

RAMは4GBと6GBですが、おそらくSnapdragon 660に6GBが、630に4GBが搭載されるのではないか、と思います。ディスプレイは5.5インチのFHDですね。こちらは通常のIPS液晶となります。

LTEの対応バンドは豊富です。ただし、日本向けモデルが発売される際、対応バンドは日本の通信環境にあわせてアレンジされると思います。カメラのほうはイン側8MP、アウト側がデュアルレンズとなっており、12MP + 8MPです。ZenFoneシリーズはカメラ性能にはこだわりがあり、ZenFone 4でもカメラ品質を強くアピールしています。

一方でZenFone 4シリーズには「Selfie」という自撮りに特化した高性能カメラ(イン側がデュアルレンズ)を搭載するモデルがあります。最近の動向を見ていると「CPUとかRAMなんかよりカメラ!」という人も多いと思いますので、ニーズによって機種選びをすることになりそうです。このZenFone 4は、カメラ性能も含め、平均的にスペックが高い、したがって誰にでも向く、という理解でいいでしょう。

ZenFone 4 Pro

OS: ZenUI 4.0(Android 7.1)
CPU: Qualcomm Snapdragon 835
RAM: 6GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 5.5インチ有機EL(1,920 × 1,080)
SIM: nanoSIM × 2
通信バンド: LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/29/30
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0
入出力: USB Type-C、オーディオジャック、microSD
カメラ: イン8MP / アウト12MP + 16MP
バッテリー: 3,600 mAh
サイズ: 156.9 x 75.6 x 7.6 mm / 175 g

こちらは無印(バランス型というべきでしょうか)のハイスペックモデル「ZenFone 4 Pro」のスペックです。CPUがSnapdragon 835と、現行世代で最高性能のものが搭載されます。RAMは6GB、ストレージが64GBなので、性能面では申し分のない、といいますか、Android機としてはハイエンドなものです。

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ディスプレイは解像度こそFHDですが、有機ELを採用しており、Pro版らしい構成といえますね。LTEバンドはZenFone 4と同様、日本での主要バンドはカバーされており(Proについては日本モデルの対応バンドが公表されています)、快適な通信が可能と思われます。

カメラについてもZenFone 4よりも高性能で、特にアウト側のデュアルカメラは高い画質が期待できそうです。実際ASUSもカメラ性能を強く推しています。ただし、インカメラが8MPということなので、「自撮り派はSelfieをどうぞ!」ということでしょうか。

2.筐体

ZenFone 4

ASUS ZenFone 4
筐体デザインはそれほど奇抜な感じがしない、といいますか、むしろ保守的と思われます。ASUSのZenブランドの特徴である「スピンメタル加工」が背面に施されています。保守的とはいいつつも、ベゼルも細いですし、デザインが悪い、ということではありません。むしろ洗練されていると思います。

筐体素材は「メタルのユニボディ」で、前面ガラスは2.5D曲面のゴリラガラスが採用されています。

ASUS ZenFone 4 カラバリ
カラーバリエーションは「ミントグリーン」「ムーンライトホワイト」「ミッドナイト・ブラック」の3色です。ミントグリーンってきれいな色だと思いますが、この色だけ背面の加工がどうなっているのかよくわかりません。

ZenFone 4 Pro

ASUS ZenFone 4 Pro
続いてZenFone 4 Proです。筐体デザインはZenFone 4に非常によく似ていて、カメラまわりのセンサーやフラッシュの形状が異なるくらいしか違いがわかりません。ただ、どうやら背面は「スピンメタル加工」にはなっていないようです。

筐体素材はZenFone 4と同様に「メタルのユニボディ」で、前面ガラスは2.5D曲面のゴリラガラスが採用されます。

ASUS ZenFone 4 Pro
カラーバリエーションは「ムーンライトホワイト」と「ピュアブラック」の2色展開で、ZenFone 4に使われているグリーンはありません。ま、Proですしね。

3.価格など

ASUS ZenFone 4とZenFone 4 Proはまだ日本での発売日が決まっていません。ただ、発売されるのは確実と思われます。北米における想定価格はZenFone 4 Proが599ドル(約65,000円)、ZenFone 4が399ドル(約44,000円)です。

記事中に「無印」と書きましたが、この2機種は価格だけで言えば6機種中で最も高価です(ただしZenFone 4 Max系は価格非公表)。他のZenFone 4が自撮り特化だったり大容量バッテリー搭載だったりと、「一芸に秀でる」特徴があり、それらとの比較で「無印」ということで、基本スペックはこの2機種が高いんですよね。

特にProのほうは「他社ハイエンド機と真っ向勝負」できる性能ですし、ZenFone 4のほうも最新CPUを搭載していて、カメラまわりも凝った内容になってますので、「さすがZenFone」という気がします。

4.関連リンク(ASUSグローバルサイト)

ZenFone 4 Pro (ZS551KL)
ZenFone 4 (ZE554KL)

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