TENKU MOBILE S10 － 10インチサイズのコンバーチブル2 in 1 PC、Intel N100搭載です

天空がコンパクトサイズのコンバーチブル2 in 1「TENKU MOBILE S100」を発売しました。ディスプレイサイズが10.51インチと小さく、ウインタブとしてはUMPCジャンルではないと思いますが、天空ではUMPCと称しています。…まあ、それはどうでもいいですけどね…。

1.スペック

スペック表

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CPUはIntel N100です。ウインタブではこの型番を搭載するミニPC「MINIX NEO Z100-0db」の実機レビューをしています。レビューでは各種ベンチマークテストも実施しており、スコアだけ見ればIntel CoreやAMD Ryzenには遠く及ばないものの、実際の使用感としては「仕事用なら全然普通に使える」くらいの性能と感じています。グラフィック系の処理はさすがに厳しいと感じましたが、Office系のソフトを使う分には全くストレスは感じないくらいの実力はありますね。ガンダムのランバ・ラル、あるいはガンダムSEED Destinyのハイネ風に言うと「Celeronとは違うのだよ、Celeronとは！」ということです。

天空はゲーミングUMPCの販売代理店もしているからでしょうか、RAMとSSDは16GB/1TBと大きめです。ディスプレイは10.51インチのIPS液晶で解像度はWUXGA（1,920 × 1,200、アスペクト比16:10）です。コンバーチブル2 in 1筐体なのでタッチ対応もします。

2.筐体

筐体は「航空機にも使われる6000シリーズのアルミニウム合金」で、表面にはサンドブラスト加工も施されているとのことなので、高級感もありそうです。

ヒンジが360度回転するコンバーチブル2 in 1筐体のため、タブレットモードやスタンドモード、テントモードにして使うこともできます。

キーボードは日本語配列です。

こちらの画像がわかりやすいですね。日本語配列ではあるのですが、筐体サイズが小さいこともあり、Enterキーは縦長の形状ではないなど、若干変則的ではあります。また、キーピッチも17.8 mmとやや狭くなっています（一般的なノートPCのキーピッチは18.5～19 mmくらいのことが多いです）。

側面とポート構成です。USB Type-Cポートが2つのみ、しかも電源供給兼用になっていますので、ポート構成としてはミニマムですね。あとType-Aポートが1つでもあればかなり使いやすくなると思うのですが…。

3.価格など

TENKU MOBILE S10はGPDダイレクト、ハイビーム、Amazon、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどで販売され、通常価格は88,000円です。3月24日までの期間、GPDダイレクト、ハイビーム、Amazonでは発売記念セールとして15%OFFの74,800円で購入できます。

すでにお気づきの方もおられると思いますが、この製品は現在ウインタブとは提携関係にない某中国メーカーのOEMと思われます。しかし、あくまでメーカーは天空ですし、天空による国内1年間の保証がつきますので、安心して購入できます。

いいですよね、10インチ級で重さ1キロを切るコンバーチブル2 in 1。

4.関連リンク

TENKU MOBILE S100：ハイビーム
TENKU MOBILE S10：GPDダイレクト
TENKU MOBILE S10