Lenovo Legion 570 Pro (16, AMD) － Ryzen 7 6800HとGeForce RTX3050Tiを搭載するLegionシリーズのニューモデル

レノボがゲーミングノート「Legion 570 Pro (16, AMD)」を発売しました。ウインタブでは「Legionの型番700番台が上位クラス、型番500番台がエントリー～中位クラス」と認識していますが、570シリーズは15.6インチサイズの570i（販売中、Intel CPU）/570（8月5日直販開始、AMD CPU）、16インチサイズの570i Pro（7月15日直販開始、Intel CPU）/570 Pro（販売中、AMD CPU）があり、結構なワイドバリエーション？という感じです。要はディスプレイサイズが15.6インチと16インチの2種類あり、それぞれにIntel版とAMD版がある、ということですね。また、発売時期がバラバラ、というのもちょっとややこしいです。

今回は「16インチのAMD版」であるLegion 570 Proをご紹介します。

1.Legion 570 Pro スペック

スペック表

バリエーションモデル

7月11日現在、固定構成モデル（Ryzen 7/RAM16GB/512GB SSD/2,560 × 1,600ディスプレイ）とカスタマイズモデル（注文時にシステム構成をカスタマイズできる）があります。

コメント

Legionシリーズにはカスタマイズモデルが用意されていますが、7月11日現在だとカスタマイズモデルの方は割引ゼロ、固定構成モデルが26%OFFとなっています。

CPUは最新型番のRyzen 7 6800H、GPUは今のところGeForce RTX3050Tiのみが設定されています。この製品よりもひと足早く販売がスタートした15.6インチのLegion 570iでは少し遅れてRTX3060/RTX3070モデルが追加されていますので、この製品にも上位型番のGPUが搭載される可能性はありますね。

RAMは16GBで最大32GBまで搭載可能、SSDは固定構成モデルが512GB、カスタマイズモデルでは1TBも選択可能です。また、ディスプレイは固定構成モデルでは2,560 × 1,600解像度、リフレッシュレート165Hzという高品質なものが搭載され、カスタマイズモデルでは1,920 × 1,200解像度、リフレッシュレート165Hzも選べます。

入出力ポートは「かなり充実」しています。USBポートが合計で6つもあり、さらにHDMI、有線LANポートを備えています。ただし、CPUがAMD製ということもあり、Thunderbolt 4はなく、SD（microSD）カードリーダーもありません。

2.Legion 570 Pro 筐体

正面から見たところです。左右のベゼル幅は細く、またヒンジ位置の関係で下部ベゼルもかなり細めです。

天板です。筐体素材は「Anodizing（陽極酸化、アルマイト処理）」という記載がありましたのでアルミ製だと思われます。この画像だとわかりにくいですが、ヒンジがやや前方に取り付けられ、Legionシリーズらしいデザインになっています。

すみません、キーボードの拡大画像が入手できませんでした。日本仕様は「84キーJIS配列、4ゾーンRGBバックライト・キーボード、テンキー付き」と開示されています（84キーにテンキーは含まれません）。また、カスタマイズモデルでは4ゾーンRGBバックライトではなく、ホワイトバックライトも選べます（ホワイトバックライトが初期構成です）。

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側面、背面と入出力ポート構成です。16インチノートとしてはポートの数はかなり多めです。

3.Legion 570 Pro 価格など

Lenovo Legion 570 Proはレノボ公式サイトで販売中で、7月11日現在の価格は税込み156,858円（固定構成モデル）です。また、カスタマイズモデルも購入可能ですが、7月11日現在だとまだ割引販売はされていません。

15.6インチと16インチと、2種類のディスプレイサイズを選べ、CPUも第12世代IntelとRyzen 6000番台を選べるようになったLegion 570シリーズ、この記事執筆時点では「15.6インチのIntel」と、この「16インチのAMD」しか選べませんが、4タイプが出揃ったらどれにするか悩んでしまいそうですね。

4.関連リンク

Legion 570 Pro(16型 AMD)：Lenovo