FRONTIER LNシリーズ - 15.6インチ、ライトゲーマー向けの低価格ゲーミングノート。バランスの取れたスペックだと思います

FRONTIER LN
BTOパソコンメーカーのFRONTIERが15.6インチのゲーミングノート「LNシリーズ」を発売しました。メーカー自ら「ライトゲーマー向け」と称している通り、価格を抑えた、しかし、いかにもFRONTIERらしい良心的なスペックを備えていて、個人的にはライトゲーマーだけでなく、幅広い層のゲーマーやビジネスマン、クリエイターに向く製品だと思います。

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1.スペック

FRONTIER LN
FRONTIERはBTOメーカーなので、注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。LNシリーズは主要構成だとOSのバージョン、そしてRAMとストレージの容量を変更することができます。

CPUは第9世代のCore i7-9750Hで、これ以降発売されるゲーミングノートには標準採用される型番だと思います。RAMは標準で8GB、カスタマイズにより最大で32GBまで搭載可能です。ストレージはM.2スロットが2つ、2.5インチSATAドライブベイが1つ装備されていて、カスタマイズにより最大3つのストレージを搭載可能です。また、標準搭載されるのはすべてのベースモデルで「SSDのみ」となり、OSがHDDにインストールされることはありません。

外部GPUはGeForce GTX1650(VRAM4GB)です。Turingアーキテクチャ世代のゲーミング用としてはローエンドですが、他社のエントリー・ゲーミングノートではニューモデルであっても最下位構成にGTX1050を使っているケースが多いので、2019年のGeForce GTXシリーズということでは必ずしもローエンドとは言えないですね。GTX1650は「最大でGeForce GTX950Mの2倍のパフォーマンスを備え、GTX1050より最大70% 高速」というのがNVIDIAの説明です(ウインタブではまだテストできていないので実際のところはわからないです…)。

ディスプレイは15.6インチのIPS液晶、FHD解像度なので、スペックとしては十分ですが、リフレッシュレートは開示されていません。入出力ポートはゲーミングノートらしく十分な種類と数になっています。なお、この製品に装備されるUSB Type-Cポートは映像出力には対応しません。

サイズは…、小さくなりましたねー。この製品の前身モデルはおそらく「NZシリーズ」になると思います(筐体も変わり、型番も変わってしまったので、断言はできませんけど…)が、サイズ比較してみると、

LNシリーズ:361 x 258 x 27.9 mm / 2.1 kg
NZシリーズ:378 x 267 x 26.9 mm / 2.3 kg

こんな感じで、全体的に一回り小さくなったと言えます。2年くらい前までは、15.6インチサイズのノートPCは横幅380 mmくらいが普通でしたが、もはや360 mmくらいが標準になった、と考えてよさそうです。とはいえ、LNシリーズに限らず、最近のゲーミングノートは横幅だけは小さくなりましたが、厚みとか重量はそんなに変わっていません。基本的にベゼル幅を細くして、ゲームプレイ時に画面への没入感を高めるのが目的と言えます。

2.筐体

FRONTIER LN
サイズ、特に横幅が小さくなったことにより、ベゼル幅がかなり細くなり、デザイン性も向上したと思います。

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FRONTIER LN
天板です。筐体素材は不明ですが、天板にはグリーンのアクセントが入りました。しかし、これは単なる模様なのか、あるいはイルミネーションなのかは判然としません。たぶん模様なんじゃないか、と思います。

FRONTIER LN
底面です。上部の左右にある穴がスピーカーだと思います。それと、この製品はバッテリーが着脱式ですね。15.6インチのゲーミングノートということで、バッテリーはそれほど重視されない(UPS、無停電電源装置の代わりか)と思いますが、最近はバッテリーが着脱できる製品(イコール、バッテリーがへたってきたら自分で交換できる製品)が非常に少なくなりましたので、この点はありがたいと思います。

FRONTIER LN
キーボードです。15.6インチサイズらしくテンキーがつくもので、「107キー日本語、キーピッチ約18.22mm、キーストローク約3.95 mm」という説明がありました。キーストローク3.95 mmというのはノートPCとしては異様に深いので、ちょっと首を傾げてしまいますが、おそらくアクチュエーションポイント(PCが入力を認識する深さ)はずっと浅いと思います。

FRONTIER LN
キーボードのバックライトはソフトウェアを使ってカラフルな色(15色)に変更することができます。しかし、セグメント別(右側とか左側とか中央とか、キーボードの一部分ごと)に色を変えたり、個別キーの色を変えたりはできないようです。

FRONTIER LN
側面と入出力ポートの配置です。画像の一番下が背面です。このように、この製品は3つの側面に入出力ポートが配置されます。ただ、背面にあるのはMiniDP、HDMI、有線LAN、DC-INなので、使い勝手はよさそうに思います。

3.価格など

FRONTIER LNシリーズはFRONTIER公式サイトで販売中で、6月13日現在の価格は114,800円(税込み123,984円)から、となっています。最も低価格な構成でもCore i7/GTX1650/RAM8GB/240GB SSDなので、カスタマイズなしでも問題なく使えるかと思います。RAMを16GBに、ストレージをもう1つ追加すればさらに安心でしょう。

メーカー自ら「ライトゲーマー向け」と言っているように、この製品はゲーミングノートとしてはエントリースペックですが、価格の割にGPUの型番や、RAM、ストレージの構成もよくバランスが取れていると思います。ゲームの腕前が上がるまでは十分楽しめるんじゃないでしょうか。

4.関連リンク

LNシリーズ(HM370):FRONTIER

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