あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、2021年のウインタブ初記事では、月並みですが簡単に「今年の抱負」を述べさせていただきたいと思います。
1.昨年を振り返って
昨年は、と言いますかここ数年の反省としては「何も変えられなかった」の一言につきます。毎年のように年初には「今年はこの部分を改善しよう」「こんなことを試してみよう」などと決意するのですが、お正月が終わり、平常の運営に戻ると、記事を書くことばかりに時間を取られ、新しいことに取り組むことができず、気がついたら翌年のお正月、ということを繰り返しているように思います。
ウインタブはもともと「Windowsタブレットの情報サイト」でした。2014年の開設時は「艦これブーム」で、艦これというゲームは当時Flashが必須のブラウザゲームだったので、iOSやAndroidのスマホやタブレットではプレイできず、Flashが使え、コンパクトで低価格なAtom搭載のWindowsタブレットが脚光を浴びていました。
しかし、現在はどうでしょうか。もはや低価格なWindowsタブレットの新製品は年間に数えるほどしかリリースされておらず、新規に安価な8インチサイズ、10インチサイズのWindowsタブレットを購入しようと考えている人は非常に少なくなっていると思います。もしウインタブが頑迷にAtom搭載のWindowsタブレットにこだわっていたらと思うとゾッとします。
同じことは未来のウインタブにも言えます。タブレットやPC、スマホの情勢は目まぐるしく変化していて、読者も私も、日常の活動の中で「PCからスマホに置き換わったもの」はたくさんあると思います。もっと言うと、プライベートでPCを使う時間は減っていますよね?じゃあ、スマホはこの先5年とか10年、安泰なんでしょうか?そんなこと誰にもわかりません。でも、優秀なオーナー経営者がそうであるように「これだ!」と思ったらそこにベットする(経営資源をシフトする)ような目利きができないとサイトの成長はないと思います。
変わることがすべて正しいわけではないですが、変わろうとしないことは悪なんじゃないか、と常々思っています。そう思いつつも、何もできなかった、というのがここ3年くらいのウインタブです。
2.2020年の抱負
チーム体制の強化
別記事でちらっと触れましたが、年末にライター有志6名と私でWeb忘年会を開催しました。Web会議サービスを使っての飲み会でしたが、ライターの顔を見ながらいろんな話(基本ろくでもない話です)をしつつ、4時間以上もやりました。
そして、2020年の反省ともつながる気づきがありましたね。要するに8名ものライターを起用していながら、そのリソースを全然活用できていなかったんです。
場当たり的に「なんか記事書いてよ!」と言うだけで、計画性とか方針説明とかを全然してこなかったなあ、と思います。「なにか新しいことをしたい」「こんなことを試してみたい」と思うとき、おっさんである私が一人で考えるのと、若手ライターを巻き込んで考えるのとでは全然違った結果になるはず。
昨年の新年挨拶記事で「年齢からくる作業能率の低下」に言及しました。「んなわけねえだろ、ボケが!」とは思っていますが、気合だけ入れても仕方ないですし、ライターの知恵をうまく使わせてもらうほうが賢いですね。
また「なんか記事書いてよ!」じゃなくて、ライター個々の得意な領域をうまく引き出せるような方向づけができるといいな、と思います。それを助けてくれるのがWeb会議サービスですね。すぐに結果が出るかどうかはわかりませんが、ライターとのコミュニケーション機会を増やすことによって、いい方向に進むのでは、と思います。
ということで、2021年はWeb会議を定例化し、自分もライターも「チーム意識」を持って役割分担し、記事の本数や品質を上げられるように取り組んでいきます。
情報収集と目利き
数年前に喧嘩別れし、最近少しだけ仲直りした中国の通販サイト「Gearbest」ですが、ご存知の通りこのサイトは非常に多くのブロガーに製品サンプルを提供しています(今はどうなのかよく知りません)。Gearbestいわく「日本で最初にGearbest提供製品をレビューしたのはウインタブ」だそうです。また、ちょくちょく引き合いに出していますが、ONE-NETBOOK社の製品(初代OneMix)の紹介記事を掲載したのもウインタブが日本初だったかも、と思います(ただし、この点は詳しく調査していません)。
様々な情報に当たり、目ざとく記事にする、というのが最近は全然できていません。また、国内メーカーがプレスリリースを出し、それを見て記事にするのであれば、おそらく大手の情報サイトには到底太刀打ちできないと思います。そして「最初でありさえすればいい」というわけでもありません。
例えばこれ。FLEXISPOTのデスクバイク V9。この製品は発売後2年を経過してからウインタブで実機レビューをしました。コロナで外出が制限されている中、記事のタイミングとしては悪くなかったと思います。ただし、この製品は4万円くらいしますので、気軽に「よし買おう!」と思った読者は必ずしも多くないと思います。
で、今私がこの製品のことをどう思っているかと言うと「非常に有益な製品なので、読者に強くおすすめしたい」です。いまでも毎日家族が順番で使っているという状態ですから。ではレビュー記事でこの製品の良さをどこまで訴求できたか、というと、「たいしてできていない」と思います。
FLEXISPOTの製品はデスクバイクの他、スタンディングデスクも複数レビューしていますが、すべてこのご時勢にハマるものだと思います。ただウインタブとして十分に展開ができなかった、ライターが実機レビューをしておしまいだった、ということです。どんな展開方法が良かったのか、ということはわかりませんが、上にご説明したライターとのWeb会議などをしていれば、読者にもっと面白い訴求ができたように思います。
「これは面白い!読者にとって有益!」と思っても外すことはあります。いや、外すことのほうが多いです。しかし、大手サイトの後追いで記事を企画するだけでは新鮮味が出ません。なので、ライターと協力して「新しいもの」「有益なもの」「面白いもの」を先んじて読者にお伝えするような努力をしていきたいと思います。
3.Boys, be ambitious
札幌農学校の初代校長であるウイリアム・スミス・クラーク先生の名言です。「青年よ、大志を抱け」。この言葉をふと思い出しました。私はさすがにどうあがいても「青年」じゃありませんが、「ケンカも人生も、『まいった』をしない限り負けじゃない」と思っています。なので、いくつになっても「大志」を抱いていたいですね。じゃないと読者も、私を助けてくれているライターも面白くないはず。
2021年もライターたちと一緒に、ウインタブをさらに面白く、役に立つサイトにすべく一層努力していきます。皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
コメント
あけましておめでとうございます。
昨年から楽しく読ませて頂いております。
毎回更新を楽しみにしておりますので、今年も頑張ってください!
あけましておめでとうございます。ご愛読ありがとうございます!本年もよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。今年もヘンテコなグッズのレビューに期待しています。
皆にとって実り多い年になりますように。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。ヘンテコグッズのレビューとか、ライターの趣味のグッズのレビューなども増やしていきたいと思います。