GEEKOMがJapan IT Weekに出展します。Japan IT Weekというのは「法人向け」「産業用途のIT」が主軸の展示会なので、ウインタブが主に扱っているジャンルとは異なりますが、無料で入場できる「ITの大規模なイベント」というのは魅力、というか面白そうではあります。この記事を執筆するのにあたり、私も入場登録をしてみましたが、「会社名あるいは個人事業(の屋号)」の記載が必要なものの、読者のみなさんも個人事業主と称すれば問題なく登録できます(サラリーマンが個人事業主を名乗ることに問題はありません)。
Japan IT Weekの開催案内および入場登録はこちらです
Japan IT Week公式サイト
※開催日時:2025年4月23日(水)~25日(金)
GEEKOMブースの情報はこちらです
ホール名:東展示棟
ブース番号:26-42
GEEKOMブースでは最新のミニPCが展示される予定です。

GEEKOM IT15(CES 2025の画像です)
まず「GEEKOM IT15」。
GEEKOM IT15 | |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Core Ultra 5 225H/Core Ultra 9 285H |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | デュアルチャネル DDR5 5600MHz(最大64GB) |
ストレージ | M.2 2280 NVMe Gen4×4 SSD (最大2TB) M.2 2242 SATAIII SSD (最大2TB) |
ネットワーク | Wi-Fi, Bluetooth, LAN |
入出力 | USB4 Type-C×2、USB3.2 Gen2 Type-A×3 USB2.0 Type-A、HDMI2.0×2、LAN(RJ45) SDカードリーダー、オーディオジャック |
サイズ | 135×115.5×34.5mm |
重量 | 不明 |
Core Ultraシリーズ2(Arrow Lake)搭載のニューモデルですね。最高でCore Ultra 9 285Hの搭載が可能。Arrow LakeはNPU性能はそこまで高くありませんがCPUとGPUの性能は非常に高いので、コンテンツクリエーションやPCゲームもこなせる実力があります。

GEEKOM A9 Max(CES 2025の画像です)
続いて「GEEKOM A9 Max」。
GEEKOM A9 Max | |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Ryzen AI 9 HX 370 |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | デュアルチャネル DDR5 5600MHz(最大64GB) |
ストレージ | M.2 2280 NVMe Gen4×4 SSD ×2 (最大2TB) |
ネットワーク | Wi-Fi, Bluetooth, LAN |
入出力 | USB4 Type-C×2、USB3.2 Gen2 Type-A×5 USB2.0 Type-A、HDMI2.0×2、LAN(RJ45)×2 SDカードリーダー、オーディオジャック |
サイズ | 135×132×46.9mm |
重量 | 不明 |
Ryzen AI 9 HX 370搭載機です。この型番はNPU性能も高く(最大50TOPS)、Copilot+ PCの性能要件を満たします(この製品がCopilot+ PCに認定されているかは不明)。「オンデバイスAI」を意識してPCを購入するのであれば上にご紹介したIT15よりもA9 Maxが向くと思います。
また、筐体サイズが以前レビューした「GEEKOM GT1 MEGA」と同サイズ(よって、ちょっと大きめです)で入出力ポートの数も多いので周辺機器の接続もしやすいと思います。
GEEKOMによれば、この他にも多数の製品を展示する予定で、来場者には特典も用意されるとのこと。また、日頃メーカーの中の人と直接交流できる機会はほとんどありませんが、このイベントはGEEKOMのご担当者にいろいろと質問できるチャンスでもあります。
冒頭に書いた通り、Japan IT Weekは「産業用途のIT」がメインの展示会なので、個人向けのPCやソフトウェアの展示は多くないと思われます。なので、当初は私も「ウインタブにはあまり関係ない」と思っていたのですが、世の中的には「AIを連呼」している状況なので、展示会に足を運んで「AIでどんなことが実現可能なのか」を知るいい機会かな、とも考えています。「平日の東京開催」なので、参加可能な人は限られると思いますが、都合がつくようなら行ってみてはいかがでしょうか。
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