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はじめてのゲーミングノート(第2回)- RAMとストレージは経験上このくらい積んでおいたほうがいいと思うよ(読者投稿:takumiさん)

はじめてのゲーミングノート(第2回)
こんにちはtakumiです。前回の記事「はじめてのゲーミングノート(第1回)- 「ノート」を選ぶことのデメリットも紹介しつつ、まずは基本的なポイントから」ではグラフィックスチップセット(GPU)の選び方についてお話しました。今回はメモリや記憶媒体、またその他の要素のどこにお金をかけるべきかというお話をさせていただきます。

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1.製品を決めよう

搭載するGPUを決めたら、該当する製品を選びましょう(ゲーミングノートはBTOカスタマイズ出来ますが、CPUとGPUは変更できないものがほとんどです)。ここで、ドスパラやツクモ、マウスなどのショップ製ノートか、MSIやASUS、HPなどのメーカー製ノートを選ぶかでまた値段が変わってきます。

※ウインタブ注:現在ではドスパラやマウスなども「メーカー」ですが、この記事では便宜的に「昔はPCショップだった会社」の製品を「ショップ製ノート」と表記しています。

2.メーカー製はなぜ高い?

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一般的に同じ性能で比較した場合、ショップ製よりもメーカー製の方が価格が高いことが多いです。その理由としては、多くのメーカー製は専用のソフトウェアやハードウェアを搭載するからです。例えば、MSI製品であれば、冷却性能を特に重視しており、マシンが高温になりにくい工夫をしています。また、上位モデルでは、一般的なLANチップセット(realtek製)よりも遅延の低いKillerLanチップセットを搭載しています(Alienware、Acer製品も搭載)。そして、ASUSやMSIなどのメーカーは、持ち運び性を重視した薄型のハイエンドノートにも注力しています。

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ゲーミングPCはショップ製(MSI製品も、Arkさんで可能)ならBTOカスタマイズが出来ます。付属品やオフィスの有無、保証などの変更を行いますが、ここでメモリやHDD・SSDの増設・変更が出来ます。これらについて、自分がオススメするポイントをお話します。

3.メモリは16~32Gの間で

モデルによっては、搭載するメモリが初期状態だと8GBのものが多いです。このままの場合、例えば「Youtubeやアプリで音楽を流しながらゲームをする」とか、「1台だけでゲーム配信、録画をする」といったことをする場合、メモリの帯域が足りず、マシン(或いはゲーム)がフリーズを起こしてしまいます。個人的にはゲーム以外の作業も考えると、最低でも16GBは欲しいかなと思います。それ以上の容量が必要かどうかは、個人の環境次第です(私は少なくとも16GBで事足りています。)

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一応、購入後でもノート用のメモリを調達して換装は出来ますが、裏蓋を開けるとメーカー保証の対象外になることがほとんどなので、初心者の方にはあまりオススメはしません。多少お金を多く払ってでもショップで増設してもらうべきだと思います。

4.ゲームにHDDは時代遅れ!SSDとHDDを賢く載せよう

HDDだけを使っている人は現在ではもはや少数派ではあると思いますが、それでもHDDの大容量は捨てがたく、「ゲームはHDDに乗せる」という人も多いと思います。しかし、最近のゲームは大容量化が進み、HDDに入れたままでは読み込み時間が多くかかってしまい、結果的にストレスになってしまうことが多いです。更にマルチプレイベースのゲームの場合、HDDからのデータの読み込みが遅いと、ゲーム中にスタック(引っかかり)やプチフリーズを起こしてしまいます。

シュータータイトルであれば、接敵して交戦になる・・・その瞬間ゲーム画面が固まってしまい、直ったら戦闘が終わって自分が負けている・・・そんな状況はイライラさせられますよね。ゲームは出来る限りSSD(マルチプレイベースのゲーム優先でいいと思います)に導入し、HDDにその他のファイルを導入するといった形がオススメです。ゲームを多く遊ぶなら、SSDも大容量化したほうが良いですね。

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もし予算に余裕があるならば、SSDはNVMeタイプを選ぶのが良いでしょう。通常のSSDは読み込み500MB/s、書き込み最大300MB/s ですが、NVMeタイプは平均読み込み2500MB/s、書き込み1000MB/sとかなりの差が出てきます。もちろん、ゲームをNVMeSSDに導入すれば、さらなるロード時間の短縮とゲームの挙動の安定化に繋がります。

補足:悲しいかな、掛けられるお金は高ければ高いほど良い

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「安いものが悪い」ということはありませんが、ことゲーミングPC に関しては、きちんと適正にお金を掛ければ性能が必ず上がります。クリエイターにとって、4Kディスプレイやタッチ式モニターは魅力的に見えるかもしれませんが、ゲーム用途に関して言えばそれはただの足枷にしかなりません。グラフィックチップ、メモリ、SSD、ディスプレイなどにしっかり投資すれば、ゲームプレイがすごく快適になります。

今回はこの辺りで区切りたいと思います。次回はオススメのゲーミングノート5選を紹介したいと思います。

5.関連リンク

はじめてのゲーミングノート(第1回)- 「ノート」を選ぶことのデメリットも紹介しつつ、まずは基本的なポイントから
はじめてのゲーミングノート(第3回)- ゲーマーによる「ゲーミングノート5選」を発表します!(読者投稿:takumiさん)

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