こんにちは、natsukiです。まだまだ元通りの日常は戻ってきませんが、ようやく、ある程度行動の自由は得られるようになってきました。さて、今年もなにかと役立ってくれたお気に入りガジェットを紹介していきたいと思います。今回は、新しい製品もありますが、かなり前に購入して、その良さを再発見した製品も紹介します。
目次
1.旅行のお供に、充電アダプター&ケーブル&モバイルキーボード
行動制限が緩んできましたので、今年は春、夏と、家族旅行に行きました。旅行に持っていくガジェットは、目的などにも応じていろいろあるとは思いますが、これは汎用的に使える!というものを紹介します。持っておいて損無し。
UGREEN Nexode PD 充電器 65W高出力 4ポート
かなり前に実機レビュー記事を書いた製品です。UGREEN製のUSB PD対応、65W出力、4ポート充電器。家でも日常的に使っていますが、ともかくサイズ感がいい。手のひらサイズで、重量は200g以下。それでいて4ポート。旅先では、ポート数が多いって、重要なんですよね。もっとも、最大出力の65Wは合計出力でもあるため、あんまりたくさんつなぐと出力は落ちますが。それでも、18Wでスマホ3台同時充電できれば御の字でしょう。
UGREEN 4ポート PD充電器の実機レビュー - 安価で軽量で65Wの大出力、USB PDやスマホの急速充電用に1台は持っておきたい充電器:ウインタブ実機レビュー記事
RAVPower RP-PB122
家族旅行の際のモバイルバッテリーには、充電器としても使えるこれもあると便利。すでに3年前の製品で、出力18Wの5000mAhで200g越えと、出力とサイズ感は、現在となってはもう一声欲しいところですが、まだまだ十分に現役で使えます。こういう、充電器とモバイルバッテリーの一体型タイプは、日常的にも1台持ち歩いておくと便利です。
RAVPower「RP-PB122」レビュー - ついに出た出たやっと出た、信頼メーカーのPD対応でコンセントプラグつきのモバイルバッテリー:ウインタブ実機レビュー記事
充電ケーブル
いまだに充電ポートがmicroUSBの機器って、けっこうあるんですよね。と、いうことでこいつの出番。
旅行時には、絡まないことは良いことです。ちなみに、Type-Cケーブルについては、話がややこしくなるので割愛。とりあえず充電だけなら、65W対応を持っておけば汎用的に使えるとは思いますが、高スペックなパソコンを持って行ったり、映像やデータ出力の可能性があるなら、吟味が必要になります。
いろいろな形のポータブル用充電ケーブルを試してみました。それぞれの使い道に合ったものを探そう!:ウインタブ実機レビュー記事
3つ折りmini BTキーボード タッチパッド・スタンド付き
もう、ボロボロになりながらも使い続けている、モバイルキーボードの決定版です。200g強の軽量さと、折りたたみの省スペース。そして、それなりに打ちやすいキータッチに、タッチパッド、スタンド、マルチペアリングと、盛りだくさんの機能。もちろん、バッキバキに打ちまくるなら他の選択肢もありますが、ちょっとした利用なら、モバイル性と機能のバランスが非常によいこれで決まり!!
上海問屋 3つ折りmini BTキーボードタッチパッド付き - SFチックな多機能モバイルキーボード:ウインタブ実機レビュー記事
タッチパッド・スタンド付き折りたたみ式キーボード「iClever IC-BK08SE」- 絶対おすすめ!なモバイルキーボードの決定版:同等品の最新版紹介記事
2.生産性を上げるキーボード ― 薄型編
パソコン作業の生産性向上に、キーボードの質が大きく影響するのは言うまでもありません。もちろん、フルサイズの静電容量無接点方式やメカニカルキーボードなら文句なしですが、これらには、「厚み」という人や環境によってはネックとなる部分もあります。今年は、薄型で高度な機能性を備えたキーボードをレビューする機会に恵まれ、いずれも非常に優れた製品だったので、あらためてお勧めします。
Logicool「MX MECHANICAL」&「MX MASTER 3S」
天下のロジクールが放つ、薄型メカニカルキーボード「Logicool MX MECHANICAL」です。まあ、文句なしのファイナルアンサーですわ。薄型で精確な打鍵感を求めるなら、絶対間違いなし。難点をあげるとすれば、私がレビューしたのは「タクタイルクワイエット(茶軸)」なんですが、あんまり「クワイエット」じゃないというところくらいですかね。テンキーの有無を選べる他、軸も、より静音な赤軸や、逆にクリッキーな青軸を選択可能。
そしてもちろん、マウスの最高峰「Logicool MX MASTER 3S」との組み合わせは、もはや無敵。指先の勢いのみで切り替わるホイールの快感よ。慣れるまで存在を忘れがちな(笑)サイドホイールも、作業によっては非常に便利。最高の使用感が約束されています。ロジクール製品は、ソフト面でも隙無し。複数機器をシームレスに移行する「Logicool Flow」は驚異! ただこれは、使うか?と聞かれると、正直、かなりニッチかも。キーボード・マウスともに、お値段はかなりします。ただし、払うだけの価値も間違いなくあります。
Logicool MX MECHANICAL MINIの実機レビュー - デスクワークの最高の相棒!待望の日本語配列ロープロファイル(薄型)メカニカルキーボード:ウインタブ実機レビュー記事
Logicool MX MASTER 3Sの実機レビュー - ハイエンドなオフィスワーク/クリエイター向けマウスが、さらに高機能にバージョンアップ:ウインタブ実機レビュー記事
HP「970 Programmable キーボード」&「930 クリエイター ワイヤレス マウス」
ヒューレットパッカードの高級キーボード「HP 970 Programmable キーボード」です。地味ですが、実にいい仕事をするキーボードです。ロジクールのが、メカニカルキーボードである以上、「存在感に満足を感じる」性格も持つのに対し、こちらは「使っていることを感じさせない」方向性の製品です。タイプ音もかなり静か。徹底してオフィスワークに特化しているとも言えるでしょう。打鍵感が気持ちいいとかではないので、なかなかこの製品の良さを言語で伝えるのが難しいんですが、大量にストレス無く文章を打つというキーボードの本質を追究した製品です。
セットになるマウスは、こちら「HP 930 クリエイター ワイヤレス マウス」。キーボードの「HP 970 Programmable キーボード」は、「Logicool MX MECHANICAL」とはかなり性格の異なる製品ですが、「HP 930 クリエイター ワイヤレス マウス」は、見た目通り、使用感も「Logicool MX MASTER 3S」に近いです。こちらも摩擦フリーの高速スクロール可能なマウスホイールを備えるものの、摩擦フリー時の微妙な操作感と摩擦の切り替えがボタンという点ではMX MASTER 3Sに一歩遅れをとります。ただ、差はそのくらい。サイドホイールは無い代わりに、マウスホイールのチルトで左右スクロールに対応しているので、ここは機能面で同等。このどちらが操作しやすいかは、好みでしょう。細かな点ですが、USBレシーバーをマウス本体に収納できるというのは、持ち運ぶ機会があるならHP 930 クリエイター ワイヤレス マウスの利点です。これは、MX MASTER 3Sが収納できないのがよく分からんのですけどね。あとは、MX MASTER 3Sがシリコン素材なのに対して、HP 930 クリエイター ワイヤレス マウスは、サラサラ加工のプラスチック。クリック音は大きめ。実売価格は、MX MASTER 3Sよりかなり安価ながら、機能面では、マウスホイールの切り替え以外の点なら、決して劣ることのない優れたマウスです。先日のブラックフライデーで5,000円割っていたんですが、その価格なら文句なしに買いです。
HP 970 Programmable ワイヤレス キーボード(日本語配列)の実機レビュー -「道具」としての実用性を追求した、薄型高級キーボード:ウインタブ実機レビュー記事
HP 930 クリエイター ワイヤレス マウスの実機レビュー - オフィスワークに理想的な、超高速スクロールもできる高級マウス:ウインタブ実機レビュー記事
3.体調を崩したときに意外にも役立った、折りたたみノートパソコンスタンド
かなり前に、Aliexpressで買ったネタ製品です。今年は、ワクチン打つたびに体調崩すし、濃厚接触者になったり、自宅隔離などで、はからずも強制引きこもりな機会が何度かありました。そんなとき、意外にもかなり役立ったのが、この折りたたみスタンドです。
この形態は上体だけ起こして作業するのに良いし、
より安定性のある台としても、何かと便利。
ただしこいつ、固定がマグネット式のはずが、マグネットが弱すぎて安定感が無いので、DIYでマジックテープを貼りつけて改造してあります(笑)。Aliexpress内で、同等品の出品がたくさんあったはずなんですが、一時の流行だったのか、今検索しても、ぜんぜん引っかからないので、私が購入したもののリンクを以下に張っておきます。
薄型折りたたみ式ラップトップ・タブレットスタンド 実機レビュー - 極薄で収納しやすい、ミニテーブルにもなるラップトップスタンド:ウインタブ実機レビュー記事
ラップトップ用の折りたたみ式ラップトップスタンド:Aliexprss
4.高音質で、聴き疲れしないワイヤレスイヤホン「XROUND FORGE NC」
昨年のレビュー時に絶賛し、お気に入りガジェットにもあげたワイヤレスイヤホン「XROUND FORGE NC」ですが、やっぱりイイ。客観的に見て高品質なのもさることながら、ぶっちゃけ私の好みにジャストミートした音作りってことなんですけどね。音楽鑑賞もゲームも、ほぼ毎日、イヤホンはこれを使っています。高い解像度ながら、音源との距離感が感じられて、耳のそばで鋭く鳴る感じはしないので、聴き疲れせずにずーっと聴いていられるんですよ。他のイヤホンと聞こえ方が全く違うのが分かって面白いのが、ゲームのSEで、例えば、他のイヤホンだと、イヤホンの格によらず、重いものを引きずる効果音が「ガリガリッ」って聞こえるものが、XROUND FORGE NCだとちゃんと「ズズズズッ」って重量感を感じられる。破裂音・爆発音系も、音に密度がある。
弱点をあげるなら、ノイズキャンセリングは弱いです。低音は、しっかり鳴り、表現力もありますが、腹に響くようなパワーはないです。ただ、これらはハイレベルでの話。あと、なぜか長期間使用していると、だんだん接続のつかみが悪くなる。この原因は謎で、初期化(ケースのボタン長押しするだけ)すると復活します。
落ち着いた環境で、じっくり曲を聴きたい人には是非! 「KICKBACK」より「M87」というあなたにお勧めです。
XROUND FORGE NCの実機レビュー - 本体品質も専用アプリも素晴らしい!「衝撃的ハイクォリティ」のノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホン:ウインタブ実機レビュー記事
5.パソコンもスマホもメインを変えました
思っていたよりクセが強いぞ「Lenovo Yoga 770(AMD)」
夏に購入して以降、メインマシンとして、使い込んでいます。Lenovo Yoga 770のAMD版です。14インチコンバーチブル型パソコンで、2880×1800ピクセルの高解像度有機ELディスプレイが特徴。CPUにAMD Ryzen 7 6800Uを搭載(Intel版もあります)、RAMは16GB、ストレージ1TBと処理能力・容量ともに余裕のある構成です(ただし記事執筆現在、このRAMとストレージの構成は販売されていません)。ともかくスペックが贅沢なパソコンです。処理能力は期待通り素晴らしく、コンバーチブルなので、ノートパソコンとして使ってもよし、私のようにテントモードで周辺機器をつなぎまくってもよし、常識的な使い方であれば、あらゆる要求に応えます。
一方、クセが強いのが、ディスプレイ。高解像度で、有機ELならではの発色は良いので、基本的に、色が乗ると問題ないんですが、白など薄い色のときに、すごく細かいガラス粉末を敷き詰めたような粒子感があるんですよ。私はPDA工房の反射低減フィルムを貼り、これでずいぶん落ち着いた感じにはなっているものの、それでもある程度のキラキラ感はあります。あと、これは個体差かも知れませんが、システムが不安定な部分あり。いずれにしても、個人的な印象としては、オールマイティに使える一方、オフィスワークとはやや相性の悪い製品だと感じています。
余談ですが、PDA工房の「Perfect Shield 反射低減タイプ」保護フィルムは、マットな質感ながら、くっきり感の減少は最低限に抑えているので、パソコンスマホ問わず、グレアのツヤツヤ感を抑えたい場合には非常にお勧めです。
Lenovo Yoga 770(14型 AMD) の実機レビュー ― 14インチ高解像度ディスプレイを備えた、注目のオールインワンよくばりコンバーチブルPC:ウインタブ実機レビュー記事
ザ・オールマイティスマホ「Xiaomi 12T」
メインスマホを、Xiaomi 12Tに換えました。これは良いスマホです。文句なしに。今まで、ながらくXiaomi Mi9をメインに使っていてとても気に入っていたため、使用感があまり変わらなそうな機種ということでXiaomi 12Tを選んだので、良くも悪くも驚きはないんですが、それは完全に期待通り。ほとんど同じ感覚で使えて、あらゆる面が正統アップグレードといったところ。処理能力よし、カメラよし、デザインよし、容量よし。強いていえば、サイズ・重量ともに、ややデカいですかね。
Xunddの保護ケースを装着して、これである程度過酷な使い方をしても大丈夫でしょう。末永く使っていけそうです。
Xiaomi 12Tの実機レビュー - 普段使いもゲームも快適にこなせるXiaomiの新型スマートフォン。カメラ性能も力を入れています!:ウインタブ実機レビュー記事(かのあゆさんによるレビューです)
6.まとめ
こうして振り返ってみると、今年は、ようやくまっとうに旅行など足を伸ばせるようになってきました。私は旅行大好きなので、早く海外に気軽に行けるようになることを待ちかねています。一方、日常生活も、また仕事の面でも、コロナ禍の窮屈さはまだまだつらいですね。個人的に残念なのは、ドローン関係の制度が、それはもう規制から運用からぐちゃぐちゃで、何を言っても罵声しか出てこないこと。これには本当にウンザリで、ドローン関係の記事を書く気にもなれませんでした。
さて、今年後半には、パソコン・スマホと、使い込んだ主要ガジェットを相次いで新世代に買い換えました。そして、ちょい見せ。もはや欠かせない相棒である電子ペーパータブレットBOOXも、最新版「BOOX Nova Air2」を買いました。BOOXらしい挑戦的な製品という意味では、「BOOX Tab Ultra」は、まさに革命的なんですが、私の使い方だと、手帳や手軽な電子書籍リーダーとしての用途が大きいので、やはりサイズ的に7.8インチのBOOX Novaシリーズの方がしっくりくるんです。そのうち、記事にして紹介したいと思います。
こいつらをフル活用して、これからも新しいものへの好奇心を大切にしていきたいものです。それでは皆様、よいお年をお過ごしください。
7.関連リンク
2022年お気に入りのガジェット - 折りたたみ式ディスプレイ搭載のZenbook 17 Fold OLEDや中華の個性的なメカニカルキーボードなど(ウインタブ)
コメント
マイクロドローンはまだやってますか?
正直、モチベーションは非常に落ちています。
現行制度下では、ゆるーくやっていくのはなかなか厳しい。
夏にそれなりにガッツリ飛ばすチャンスがあってビルドもしていたんですが、コロナがらみでふいになってしまってからはまともに飛ばしていないですね。