MSI S100 － 日本発売決定！Amazon限定モデルもありの格安10インチWindowsタブレット

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。先日紹介したMSI S100ですが、やっぱり日本での発売が決定しました。発売開始は9月5日となっています。

MSI S100 － これは日本発売あるでしょ！の3 in 1 Windows タブレット

製品の内容についてはリンク先の記事で詳しく書いています。日本版のスペックはこの記事の内容とほとんど変わらないのですが、日本語のスペック表も出ましたし、Amazon限定モデルも登場しているので、改めて紹介したいと思います。

1.スペック

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前回の記事で載せたスペック表からの変更点はOSがWindows8.1 with Bingになったことくらいです。ちょっと残念なのがカメラがイン/アウトとも200万画素という、Webカメラ程度の性能でしかないことですね。店頭予想価格は49,800円（税込み）となっています。この価格でOffice Home&Business2013がバンドルされているのはうれしい限りです。

2.Amazon専用モデル

ASUS Vivotab Note 8のように、この機種にはAmazon限定のモデルが用意されています。Amazon限定モデルの相違点はCPUがAtom Z3735Dに変更され、内蔵ストレージも32GBになっていることです。その分価格は安くなっており、44,799円（税込み、送料無料、2014年8月30日現在）です。内蔵ストレージ32GBというのは多くを語る必要はないと思いますが、Atom Z3735Dについてはピンと来ないですよね。Z3740Dとの相違点は、グラフィック系が簡略化され、クイックシンクビデオなどの機能が取り去られているということです。もともとAtomのスペックだと動画編集などは結構厳しいものがあるので、動画視聴をする程度なら実用上大きな問題はないと思われます。

3.お買い得？

10インチタブレットで最安なのはEPSON DIRECT Endeavor TB20Sで、キーボードをつけて42,660円（税込み、送料込み）です。ついでドスパラ Diginnos DG-D10IWが43,178円（税込み、送料込み）となります。ただし、この2機種はOfficeがバンドルされていないため、Office Home&Business付きのS100とは単純比較できないというか、Officeありきなら明らかにS100の方が割安です。

Office付きでの最安値はIIYAMA 10P1000-C-VGMで50,739円（税込み、送料込み）となります。S100の予想実売価格が49,800円、ストレージ32GBでよいのならAmazon専用モデルが44,799円ですから、最安値更新と言えます。

IIYAMA 10P1000とのスペック上の相違点は、

・10P1000のOSは64ビット、S100のOSは32ビット（推定）
・10P1000のCPUはCeleron N2806、S100がAtom Z3740D（Z3735D）
・10P1000の液晶はIPSでないがS100はIPS（IPS液晶のほうが視野角が広い）
・10P1000のアウトカメラは500万画素、S100は200万画素
・10P1000のインカメラは100万画素、S100は200万画素

ことなどがあり、用途によって一長一短があります。ストレージ32GBでよいならS100のAmazonモデルでいいと思いますが、64GBで比較すると本当に難しいところです。強いて言えばS100のキーボードが非常に軽く、キーボード込みでの重量がわずか890gとなっている（10P1000はキーボード込みで1,065g）ことは実用上高く評価されるべきところで、キーボードを常に持ち歩くような人なら重要な判断要素になるかもしれませんね。

なお、主要な10インチタブレットについて価格面も含めて比較記事を書いていますので、興味のある方は読んでみてください。

おすすめはこれ！　Windows タブレット 機種比較（2014年8月　10インチ版）

4.関連リンク

MSI S100製品情報：MSI公式サイト
Amazon限定モデル：Amazon