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Microsoft Surface Go - 10インチの低価格なSurfaceが爆誕!小型タブレット市場活性化の呼び水となるか?

Microsoft Surface Go
Microsoftは現地時間の7月9日、Surfaceシリーズでは最小となる10インチサイズの「Surface Go」の発売をアナウンスしました。現地時間の7月10日から予約販売をスタートさせ、その数週間後には日本でも予約販売がスタートします。もはや青息吐息といった状況の小型タブレット市場で、Microsoftが新製品をリリースするというのはとてもうれしい話だと思います。

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なお、Surface Goについては北米で予約販売がスタートする、日本時間の7月11日には製品の詳細が判明すると思いますが、この記事ではMicrosoftのアナウンス、および海外ニュースサイト「THE VERGE」「Neowin」の記事を引用しながら、現時点で判明していることについて説明します。

OS: Windows 10(Sモード、Pro版に変更可)
CPU: Intel Pentium Gold 4415Y
RAM: 4GB/8GB
ストレージ: 64GB SSD/128GB SSD
ディスプレイ: 10インチPixelSense(1,800 × 1,200)
入出力:  USB 3.1 Gen 1 Type-C、Surface Connect、microSDスロット、オーディオジャック
バッテリー: 最大9時間
サイズ: 約521 g

これがスペック表です。OSはWindows 10のSモードが適用された状態で出荷されるとのこと。Sモードは従来の「Windows 10 S」とよく似たもので、ソフトウェアの導入に制約があり、Microsoftストア経由でしかソフトウェアをインストールできません。ただし、Sモードは無料で解除でき、通常のWindows 10 HomeもしくはPro(オプション)にすることができます。

CPUは第7世代(Kaby Lake)のPentium Gold 4415Yとなります。Core iプロセッサーよりも性能は落ちますが、その分低価格に抑えられバッテリー稼働時間も伸びてくれそうです。

Microsoft Surface Go
RAMとストレージですが、4GB/64GB、あるいは8GB/128GBという2種類の組み合わせがあります。ディスプレイは10インチのPixelSenseディスプレイが搭載され、解像度は1,800 × 1,200(アスペクト比3:2)と、Surface Proを一回り小さくした感じのものになります。

Microsoft Surface Go
また、Surface Penにも対応します。筆圧については説明がありませんが、この画像を見ていただければ筆圧対応であることは明らかですね。

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Surface Goは遠目で見ると「Surface Proと識別不可能なくらいにSurface」です。どこか安っぽいとかは全く感じられません。また、タイプカバーもアルカンターラ素材を使ったものが設定され、カラーも4色となります。私が見て、外観上気づくのはディスプレイのベゼルがやや太いことくらいなのですが、これはあえてサイズを若干大きめにすることにより、タイプカバーの面積を大きくしてキーボードを打鍵しやすくしているようにも感じられます。この点は海外ニュースサイトでも指摘されています。

で、注目の価格ですが、北米での価格は下記の通りとなっています。

Microsoft Surface Go
4GB/64GB: 399ドル(約44,500円)
8GB/128GB: 549ドル(約61,000円)
タイプカバー(キーボード): 99ドル~129ドル(約11,000円~14,500円)
Surfaceペン: 99ドル(約11,000円)
Surfaceモバイルマウス: 34.99ドル(約3,900円)

北米価格の場合、本体+タイプカバー+ペンで6万円台半ば(4GB/64GB)~8万円台半ばくらいになるようですね。日本仕様だと若干上乗せがあるでしょうが、4GB/64GBのほうは思ったよりも安く買えそうな印象です。しかし、「399ドル」って聞いたら「え、4万円でSurfaceが買えるの?」なんて反応をしてしまいがちですが、世の中そんなには甘くないようです。

また、LTEモデルの設定もあるようですが、初回のリリースはWi-Fiモデルのみとなり、2018年中にモデル追加されるようです。

Surface Goについては仕様詳細が判明しましたらもう一度記事を書きたいと思います。個人的にはMicrosoftが動いたことによって、小型タブレット市場の活性化につながってほしい、と期待しております。

最後に、Microsoftの紹介動画がYouTubeで公開されていましたので、リンクしておきます。

関連リンク

Meet Surface Go, starting at $399 MSRP, it’s the smallest and most affordable Surface yet:Windows Blog(Microsoft、英語)
Microsoft’s Surface Go tablet has a 10-inch screen and starts at $399:THE VERGE(英語)
Microsoft announces the Surface Go, a $399 tablet aimed at education:Neowin(英語)

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コメント

  1. 匿名 より:

    軽いのが良いですね

  2. 11L より:

    10インチのタブレット筐体にYシリーズのCPUを積んできたのが良いですね。
    もう少し情報が出てきたら、iPadと比較検討するのも楽しそうです。

    他メーカーが後に続いてくれれば、またWindowsタブレット市場が面白くなりますね。

  3. ZMK より:

    Core系Pentiumに加え、RAM8GとNVMe SSD選択可なのが嬉しいところですね。
    Surface3はAtom+eMMCとモッサリ決定の残念スペックだったので、良レスポンスは期待できそうです。
    キックスタンドありで500g台、流行に流されずに必要最低限のベゼルを残したのも評価できます。
    10インチ以上になるとベゼルが狭すぎるのは使いにくいのです。

  4. 匿名 より:

    いいね。スペックは全然OK。Office入ってて400ドル。実際はペンとキーボード必須だから600ドルからって所だね。

  5. 匿名 より:

    GPD Pocket2が9万くらいするので、こっちの方が魅力的ですね

  6. 匿名 より:

    iPodやChrome Book対抗だけどUMPCのGPD PocketやOne Netbook One Mixが大打撃受けるだろうね。

  7. 匿名 より:

    充電がUSB-PDだったら売れる

  8. 匿名 より:

    物凄く期待しているのですが、Microsoftが公式ページを開設したものの、Apple以上に直訳だし、誤字(Surface Lingo=リンゴ=最大のライバルApple?)と色々と酷い…
    https://www.microsoft.com/ja-jp/p/surface-go/8v9dp4lnknsz?activetab=pivot:overviewtab

    Microsoftって昔はもっとキッチリ日本市場に向き合っていた気がするのですが、最近はおなざりな感じで、日本法人も本社の出先機関に過ぎない雰囲気を受けるのですが(これはAppleやGoogleなど他のIT大手も少なからず)

  9. 匿名 より:

    企業向けにものすごく売れそう。営業が使うのに最適。企業で使う場合にはROM256GBがとてもいい。

  10. 匿名 より:

    8万円は出せないわな。LTEモデルが出たら10万円前後かな?